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みなさんこんにちは!
今回ご紹介するのは、大学卒業後、大手子ども写真館の店長業務を経て2022年にリジョブに入社し、関東エリアの営業メンバーとして活躍する太田 小百合(おおた さゆり)さんです。写真という「有形商材」から雇用支援サービスという「無形商材」へと扱うサービスが変化した今も、「目の前のお客様の為にできる限り最良な提案をする」ことを積み重ね、該当期間内の目標を全達成(!!!)。2023年度社員表彰では見事「メンバー賞」を受賞されました。
「もともと児童福祉に関心があり、大学で幼児教育や福祉を学んだ後に子ども写真館へ入社して、店長職をやり切りました!」と語る太田さんがなぜ、リジョブへ営業職として入社したのか?また、接客経験をどのように活かして営業としてステップアップし活躍しているのか?話を聞いてみました。
太田 小百合(オオタ サユリ):大学卒業後、大手フォトスタジオに入社。「お客様と関わりながら、楽しい経験を共に創る」を実現するこども写真館店長職を経て、「接客経験を活かして貢献範囲を広げたい」と2022年リジョブ中途入社。リテール営業Div.にて関東エリアの美容サロンの採用課題を解決する、求人広告提案営業に従事する。2023年度社員表彰「メンバー賞」受賞。好きな言葉は『笑顔伝染!』
#「自分の存在価値を見出したかった」という太田さん。小学生の頃の夢はズバリ「保育士」だったのですね?
はじめまして、2022年入社の太田です。リジョブに入社して丸2年になりました。はいそうですね、自分から「なりたい」と考えた初めの職業が保育士でした。小学生の頃は週4日習い事・携帯電話は高校入学までNGといった三世帯同居の厳格な家庭で育ちました。親からは「褒められるよりも指摘された」記憶が多く、周りからは明るく見られても、案外自己肯定感を持ちづらかったんです。
ただ、勉強も運動も割と得意な方でしたし、委員長系もよくやり先生には可愛がられる、学校ではそんな立ち位置でした。当時を振り返ると「家以外で自分を認めてもらいたい!」と、肩に力が入っていたのかもしれません。
そんな子ども時代でしたが、7歳年下の弟やその友達をお世話をすることで「ありがとう!」と言ってもらえることがとても嬉しくて、沢山お世話していました(笑)。「相手のために自分が何かをして、喜んでもらえると自分も嬉しい」という、私の生き方の原点にもなっています。「もっと子どもと関わりたい」と思い、小学生ながら、子ども家庭センターでスタッフ側として子どもたちと関わる経験もさせていただきましたね。
高校生になると「育児放棄」「虐待」といったニュースが自然と目に留まるようになりました。そこから「福祉」の観点で困っている子どもを助けたい、元気にしたいという想いが大きくなり、大学では児童福祉や支援分野を学ぼうと社会福祉学科へ進みました。
「人は人と交わり、誰かのためになっていることで自分を認めていける」のだと、今の私は思っています。けれど、まだ力のない子どもが自己肯定感を持つためは「周りの誰かが相手の存在を認めてあげる」ことが大切なんじゃないか、そうすることで心豊かな子どもが増えていくんじゃないかとも感じています。
※小さな子どものお世話が大好きになった、私の原点の写真です。
#福祉系の大学進学へ進学。「自分にはケア(福祉)よりもチア(応援)だ!」と気づいたきっかけは何でしょう?
大学へ入学すると、問題を抱えた子どもや家庭の相談支援を行う「社会福祉士」を目指す友人も多く、私も再び「家庭支援センター」でボランティアに携わりました。ところが、いざ現場に入ると「心に傷を負った子どものケア」など社会福祉的な観点を一番に求められるのだと気づき、「少し自分の持ち味とは違うかな」と違和感を抱くように。
むしろ、ボランティアと並行して行った、子どもたちが職業疑似体験をするキッザニアのアルバイトがとても楽しかったんです。改めて「福祉相談職に就くよりも、楽しい空間を子どもと一緒に同じ目線で創る」方向が自分には向いていることを実感しました。そういった経験や周囲に社会福祉にぴったりだと感じる友人たちが存在したこともあり「福祉職ではなく、私は『太田さんと会うと元気になれる!』と言われる持ち味を活かした仕事に就こう」と思い至ったんです。
#新卒入社した「子ども写真館の店長職」を通して、なぜ「採用支援」に関心を抱いたのですか?
大学時代の気づきをきっかけに、「子どもと関わり、楽しい空間や体験をともに創れる仕事」を軸に就活を進め、行き着いたのが全国300店舗以上の展開をする大手子ども写真館でした。入社後に茨城の店舗に配属された後、広島へ異動し店長職を1年3カ月ほど務めました。
子どもと関わる仕事でやりがいがあり、ダイレクトにお客様の笑顔が見られ「ありがとう」がいただける写真館の仕事が大好きで、年末年始もGWも休みが無い環境が気にならないほど、精一杯取り組みました。店長になってからは、日々スタッフの採用~育成から売上目標の達成まで行うことは山積みでしたが、スタッフの皆さんにいつも支えられて、自分自身の大きな成長にもなりました。お客様にも恵まれ充実した職場だったのですが、店長としての仕事にも慣れた頃にふと、「ずっとこのまま、店長職として全国各地を転々として30代、40代と過ごしていくのかな?」と将来を考えるように。
とはいえ、私は「その時置かれた場所で、自分も関わる皆も満開に咲くまでやりきる」ことをずっと大事にしてきたので、自ら採用した新人全員がカメラマンとしてデビューするのを見届けること、売上が落ちていた店舗を売上ランキング上位に入るまで立て直すことなど、一つ一つの仕事を最後までやり抜きました。
※前職の店長時代、広島での写真です!スタッフの皆さんに本当に支えられ、自分自身の成長にもなりました。
改めて店長職を通してのやりがいや喜びを振り返ると、お客様対応とともに「自分が採用した方の悩みを聞きながら、ひとり立ちの成長をサポートできたこと」「アルバイトとして入社した方がやりがいを感じて社員になり、長く活躍していること」など、人の採用や成長に関わることが思いのほか多かったんです。「太田さんのような店長を目指したいです!」と、後に自分の採用したアルバイトスタッフさんが店長になられたことは、何より嬉しかったですね。そして、子どもの頃はあんなにこだわっていた「自己肯定感」が、仕事を通して人と向き合い、お客様やスタッフに喜んでもらえることの積み重ねで自然とついてきたことも実感しました。
そういった経緯があり、リジョブの扱う求人サービスへの知識は無かったものの、「美容・ヘルスケアといった人の手を介してサービスを提供する業界従事者の、採用支援に関わる仕事」と知り関心が深まり、接客経験を活かして成長したい、働きたいと営業職にエントリーしました。
#リジョブの「深く掘り下げる」面接で、心の奥底を見透かされてしまったと。実際どういった面接でしたか?
面接では、合計6名のマネージャーや人事責任者、代表とお会いしました。6回って、とても多いですよね。まず「中途入社の面接に、これほどの労力をかけるのか」と、採用にかけるエネルギーに驚きました。それまで「人当たりが良く、話をそつなく進められる」という自覚はありましたが、他社ではたった1度の面接で「ぜひ太田さんと働きたいです」と判断されることに「自分の何が分かるんだろう」と違和感もありました。それが、リジョブの面接では「表面的な考え方はすぐに見透かされるな」と感じたんです。
特に印象的だったのは、採用マネージャーKさんの「これまでは写真という『有形商材』を扱い、お客様から直接ありがとうの言葉や反応を感じられたと思います。リジョブのサービスは『無形商材』のため、直接的な反応が得られなくてもやりがいを感じられますか?」という質問と、人事責任者Kさんの「店長目線ではなく、その上のエリアマネージャーとしての視点をもって仕事に向き合ったり、店長権限では解決できないことについて本部と掛け合ったことはありますか?」という質問でした。
いづれも自分では考えた事の無かった問いで、店長職や接客には自信がありましたが、まだまだ見えていない視点・範囲があったのだなと気づかされました。深く突かれる質問が新鮮だったこともあります。そしてどの面接官からも「目の前の人に向き合って、一緒に相手を知ろうとしてくれている」姿勢が伝わってきて、それは自分自身が人を採用する際に大切にしてきたスタンスとも重なり、是非ここで働きたいと入社を決意しました。
#入社後は営業職として、これまでの接客経験をどう活かしていますか?
実際に入社して、これまでの経験が役立ったと感じるのは「人との関わりが好きで、お客様と良い関係性を構築できるところ」「主導権はお客様にある、というスタンスで最良の提案をすること」が身に付いていたことです。また、「お客様のこだわり、大切にしている所」を探り当てて声にして伝えることも、営業と接客共通で私自身が大事にしているポイントですね。
とはいえ、営業と接客の違いももちろん感じています。前職の写真館では「写真を撮りたい」という明確な目的を持つお客様に対し顧客満足度を高める接客が求められましたが、営業ではお客様と関係性を構築した上で「お客様の在りたい姿」を明確にし、そのゴール達成のためにどうリジョブのサービスが役に立てるか?という提案をするため、接客以上に難易度が高い仕事だと実感しています。
入社から半年間は、これまで経験したことのない高いハードルの連続でした。美容業界構造や業界課題に対する知識、リジョブのサービスに対する理解、競合他社状況等々、知らないこと尽くしで何もできず前が見えませんでしたが、支えてくれたのは「チームメンバー」そして「お客様」でした。「応援してくれるチームや期待してくれるお客様に応えたい」を原動力に、「目の前のお客様の為に、できる限りの最良な提案をする」ことをやり続けたことで、徐々に提案の精度が上がり、お客様ともじっくりお話しできるように。サービスは常に進化しているので今も勉強中ですが、前職で感じていた「大手であるが為に、自分の裁量でお客様に最適な提案ができなかった歯がゆさ」も、解消された実感が大いにあります!
また、大事にしてきた営業の心構えは、
◉自己開示する
◉相手の顔とリアクションを見る
◉提案はするが無理強いはしない
◉傾聴し、心からの言葉を伝える
の4つがあります。
最近は、営業資料として使う媒体資料の更新プロジェクトや、全社メンバーが参加する委員会活動などに積極的に関わるようになりました。私自身、営業チームからの「1アクション」がとても嬉しかったので、自部署以外の方と協力して何かを進める時にも、自発的にオープンマインドで行動することを心掛けています。
#2023年度「メンバー賞」を受賞した太田さん。これからの目標と、接客業から営業職を目指す方へのメッセージをいただけますか?
今年の社員表彰で「メンバー賞」をいただきましたが、実は、上司のチームリーダーであるMさんが「チームリーダー賞」を、チームとして「チーム賞」をいただきました(関東リテールチーム3冠!!!)。個人とチームは一体だと感じているので、個人受賞以上にMさんのリーダー賞や、リテールのチーム賞受賞が嬉しかったです。
※左はリーダーMさんと、右ではチームメンバーと!
約2年間Mさんを間近で見てきて、「Mさんはチームみんなの事、お客様の事をここまで考えているんだ!」と、日々目の前のお手本になっていただいています。入社直後は「1年後にどうなっていたい?」と問われてもなかなか明確なイメージが湧きませんでしたが、Mさんや同じチームのTさん、そして真っすぐ前向きに根気と熱量をもって突き進む新卒入社メンバーのおかげで、最近は先々の事も考えられるようになってきました。
そして、リジョブに入って一番驚いたのは「全社視点」で物事を考えて行動する方が多いということでした。今までは「周りの人に、太田がいることで助かった、元気になったと感じてもらいたい」が仕事のモチベーションでしたが、私自身がこの範囲を広げていけたら、より楽しさや心の豊かさが大きくなるんじゃないかと、リジョブのみなさんを見ていて感じます。これからの仕事上の目標については、今考えていることは2つあります。
ひとつは、私個人で学んだり体験した営業スキルや経験を活かしてチーム全体が強くなるために、主体的に動くことです。私が所属する営業チームでは、異動や新メンバー増加により自分がちょうど「チームの中間ポジション」となりました。新メンバーの営業同行や育成、チームリーダーのサポートなどを通して、大好きなリテールチームのために出来ることを増やし、貢献していきたいですね。子どもの頃からずっと思っている「自分が誰かのフォローに入れば誰かが助かる、それで喜んでもらえたら太田は嬉しい」の循環を大きくしていきたいです。
もうひとつは、もう少し大きな視点で営業から貢献幅を広げて、美容・ヘルスケア業界に将来関わる方の「育成支援」に関わりたいという想いです。リジョブでは、美容業界従事者を育成⇒雇用⇒活躍すべてのステージを通して支援する「美容業界のSPA構想」に基づいた事業展開をしており、営業が関わるのは雇用支援の「求人サービス」になります。他部署では、育成の手前の未来の業界従事者を育成する取り組み(真鶴子ども未来カレッジ等)なども行っており、そういった分野にも関わってみたいと思っています。リジョブはフィリピンの子どもたちや女性の自立を支える「咲くらプロジェクト」も推進していますが、ゆくゆくは、そのような「子どもの支援」に仕事を通して関わることが出来たら嬉しいですね。
そしてもし、今接客業をされていて、営業へのキャリアチェンジを考えている方がいたら「飛び込んでみる」ことをお勧めします!リジョブのリテールチームには、自立してお客様に向き合いつつも、面倒見のいい先輩が沢山います。「誰かのために、自分の経験やスキルを活かし成長したい」「チームで成長し、お客様に喜ばれたい」といった方は、ぜひ話を聞きにいらしてくださいね!
チームの先輩Tさんからは「いつどんな時であっても、常にチームの雰囲気をポジティブな空気感にしてくれます!」と言われる太田さん。子どもの頃から「誰かに喜ばれることが、自分も嬉しい」経験を積み重ねることで気付いたら自己肯定感が備わり、今はその先の「範囲を広げていくこと」に、太田さんらしくのびのびと挑戦されているようです。
そして、どんな時も「相手と向き合い、ともにプラスを創っていく」ことが、自然と太田さんの働きがい・やりがいになっているのだと思います。そんな太田さんにとって、新しいメンバーに背中を見せながら後輩を育成したり、リーダーのフォローをして明るくチームづくりをけん引していく今の仕事はまさにぴったりのポジションのよう。「これまでは“得意を伸ばす”人生でしたが、チームのために“ゼロイチの創造”や“苦手に立ち向かう”ことにもチャレンジしたいと思います」という太田さんの、今後ますますの活躍を期待しています…!!