こんにちは! 「すべての『ひと』が仕事で輝ける未来へ」をビジョンに掲げ、飲食店の経営課題をテクノロジーで解決することを目指す、飲食テック系スタートアップ・リディッシュ株式会社の広報担当です。
今回は、2024年に中途入社し、CS(カスタマーサクセス)、AC(会計・財務)、AI・DX推進、HRなど多岐にわたる業務で活躍中の新藤さんのインタビューをお届けします!
大学在学中から個人事業としてSNSマーケ支援を手がけ、リサイクルショップ向けの商品出品代行などを展開していた新藤さん。卒業後も、多様な企業で企画ディレクションから新規事業立ち上げ、組織構築までを経験されてきました。
そんな新藤さんは、今や社内でも「この人に聞けばなんとかなる」と信頼を寄せられる中心人物であり、頼れる存在。
新藤さんがリディッシュにジョインし、今どんな想いで仕事と向き合っているのか。これまでのキャリアとともにお話を伺いました!
まずは、簡単に自己紹介をお願いします!
はじめまして。2024年7月にリディッシュに入社した新藤です。 出身は埼玉県浦和市です!Jリーグ・浦和レッズの本拠地としても有名な、サッカー熱の高い街で育ちました! 現在は、CSを中心に、AC、AI・DX推進や人事領域など、横断的に業務に携わっています。 学習院大学では法学を専攻しながら、個人事業主としてSNSマーケティング支援やリサイクル商品のメルカリ出品代行などを行っていました。前職では新規事業開発やイベントスペースの運営責任者として、OMO型カフェの立ち上げにも関わってきました。 リディッシュでは、これまでの経験を活かしつつ、より多くの「ひと」が安心して挑戦できる環境づくりに貢献していきたいと思っています!
趣味は読書と散歩です。 週に平均2冊ほど本を読み、「目の前の業務に関する本」「流行している本」「他人からおすすめされた本」の3つの視点から選ぶことが多いです。最近は、読んだ内容をNotionにまとめて、人に伝えるのが楽しみになっています。 また、毎日6キロほど散歩しており、歩きながら考えを巡らせる時間が頭の整理にもなって心地よいです!
「この会社と一緒に、飲食業界の未来を変えたい」そう思えた瞬間がありました!
入社したきっかけは何ですか?
入社のきっかけは、「自分にできないことができる人たちと働ける環境」と「会社の方向性への強い共感」があったからです。
30歳を迎えるタイミングで、改めて飲食業界に関わりたいと考えていた中で、独立と会社勤めのどちらを選ぶかを真剣に考えていました。そんな中で出会ったのが、「財務データを起点に、飲食店の廃業率を下げる」というアプローチを掲げるリディッシュでした。この考え方は非常にユニークでありながら、現実的かつ実行可能性の高い方法だと感じました。また、売上を顧客ではなくベンダーから得るモデルにも強く共感しました。
さらに、当時のリディッシュは「第二創業期」とも言えるような立ち上がりのフェーズにあり、組織や仕組みをゼロから作っていくことが前提とされていました。だからこそ、自分たちで会社をつくっていく実感が得られますし、日々の意思決定が明日や来年の会社の姿に直結するという、ダイナミックな環境に面白さを感じました。
こうした環境であれば、挑戦と成長の両方が得られると確信し、入社を決意しました。
4領域を横断して、会社の“今”と“未来”を動かしています
現在の仕事内容を教えてください
現在は、大きく4つの領域でマネジメントを担っています。具体的には、「リディッシュ税務・集客・開業」を対象とするカスタマーサクセス部門、「リディッシュ税務」のデリバリー部門、HR(採用・評価・労務など)部門、そしてAI・DX推進部門です。それぞれの部門において、日々のオペレーションやチームづくり、プロジェクト推進を行っています。
中でも特にやりがいを感じているのは、AI・DX関連のプロジェクトです。会社として重点を置いている領域であることに加え、社会的にも大きなトレンドとなっているため、変化がダイナミックで、かつ成果が事業全体に与えるインパクトも非常に大きいと感じています。その分難易度も高いのですが、それが面白さにつながっています。
マネジメントにおいては、チームの形成プロセスとして「タックマンモデル」を意識して取り組んでいます。特に「ストーミング期」における価値観のすり合わせやルールの醸成を大切にしており、メンバー一人ひとりが持つ異なる価値観を前提に、まずは互いの考えを共有し合うこと、その上で共通認識を形成していくことを意識的に行っています。
このように、業務推進とチームづくりの両面から、事業と組織が前に進むよう日々取り組んでいます。
“まだ整っていない”からこそ、自分の手で創れる面白さがある!
職場の雰囲気や、働く環境について感じていることを教えてください
良くも悪くも「発展途上」だと感じています。社員数は10名程度とコンパクトな組織であるため、「0→1」の余白が非常に大きく、自分自身の手で仕組みをつくる機会が多くあります。その分、自身の現在のスキルや経験だけでは対応が難しいチャレンジにも直面することがあります。
ただ、そうしたチャレンジを「チャンス」として前向きに捉え、迷いながらも考え抜いて進もうとするメンバーが多いのがこの職場の特徴です。誰もが正解のない領域で試行錯誤しているからこそ、相手の姿勢や努力に対してリスペクトがあり、協力し合う空気が自然とできているように感じます。
実際に私自身も、評価制度の設計・運用、会計サービスのデリバリーチームのマネジメントといった「完全に未経験の領域」に挑戦する機会をいただきました。また、AI・DXといった、自分の現在のスキルだけでは到底達成できないような、難易度の高いテーマにも取り組ませてもらっています。
こうしたチャレンジができる環境であること、そして自分の提案や行動によって組織やサービスの在り方自体を変えられる範囲が広いことは、この職場ならではの魅力だと思います。実際、組織体制やレギュレーションの整備も進みはじめ、今では会社全体として目標に向かって一体感をもって取り組める雰囲気が醸成されてきています。
変化の途中だからこそ大変な部分もありますが、それ以上に「自分の仕事が会社の未来をつくっている」という実感を持ちながら働ける環境です。
すべての仕事に、「目的」と「成果」の輪郭を描いてから動く
仕事をするうえで大切にしていることは何ですか?
仕事をするうえで大切にしているのは、「目的とゴールが何か」を常に意識することです。すべての物事には目的とゴールが存在し、それが曖昧なままでは業務に取り掛からないようにしています。全ての業務は最終的に「成果を出すこと」に結びついていると考えており、その成果を最初に明確に定義しておかなければ、後からズレが生じるリスクがあると感じています。
ただし、それを考えすぎて動けなくなるのも本末転倒だと思っています。ですので、矛盾しているようではありますが、「10分考えて分からなければ一旦やってみる」という姿勢も同時に大切にしています。実際に手を動かしてみることで、目的やゴールの精度が上がることも多く、特に変化の激しい領域では有効だと感じています。
例えば、AI関連のプロジェクトではまさにこのスタンスで取り組んでいます。変化が早く、前例も少ない領域では、まず使ってみることが重要です。GPTsを活用して、契約書関連の質問に対してエビデンスベースで回答させる仕組みを構築したり、データの突合や検証作業を自動化するなど、まず手を動かしてみることで見えてくる課題や改善のヒントがたくさんあります。
このように、「目的とゴールを明確にすること」と「実際に動いて試行錯誤すること」のバランスを意識しながら、日々の業務に取り組んでいます。
入社1週間で、4プロジェクト。任される覚悟が、力に変わった!
印象に残っているエピソードや、仕事を通じて得た達成感を教えてください
入社して間もないタイミングで、4つのプロジェクトを任せてもらったことがとても印象に残っています。これまでスタートアップで2社経験してきましたが、ここまで「任せてもらえる」環境はなかなかありませんでした。
中には「評価制度の構築」など、全社に大きな影響を与える内容も含まれており、自分たちの仕事が会社の未来に直結しているという実感があります。その分責任もありますが、それ以上に大きなやりがいを感じています。
実際に、評価制度の整備やNotionの全社導入、カスタマーサクセス領域でのオペレーション改善を通じて、人件費率15%の達成を支援できたことは、自分の中でも大きな達成感のある取り組みでした。また、システム移管プロジェクトではプロジェクトマネージャーを任せていただき、手を挙げれば「やってみる?」と代表自らが背中を押してくれる環境にも、とても感謝しています。
混沌の中で見つけたのは、「自分の考えで道をつくる」力
入社後に直面した困難や失敗、それをどう乗り越えたかを教えてください
入社当初は、「決まっていないことの多さ」と「業務のガラパゴス化」に戸惑いました。良くも悪くも発展途上の組織であるため、日々課題が発生し、理想像とのGAPが常に存在する状態でした。その中で、「限られたリソースの中で何にフォーカスし、成果を出すか」という思考には慣れていたつもりでしたが、実際にはうまく機能しておらず、自分の未熟さを痛感しました。現在も改善の途中ではありますが、日々試行錯誤しながら取り組んでいます。
特に課題だったのは、業務が個別最適化されており、いわゆる「型」が存在しない点です。そこでまず、担当者へのヒアリングを起点に、聞いた内容を構造的に整理しフロー図を構築。その後、各プロセスごとの目的と完了条件を明確にすることで、業務の理解と標準化に努めてきました。
優先順位の判断においては、成果へのインパクトと緊急度を基準とし、限られた時間やリソースの中で最大限の結果を出せるよう、常に意識しています。
「やらないことを決める」ことが、成長の鍵でした!
この仕事を通じて、自分が変わったと感じたことはありますか?
この仕事を通じて、自分の中で特に変化を感じているのは、「何にフォーカスすべきかを見極め、限られたリソースをどう配分するか」を常に考えるようになったことです。加えて、これまで経験のない業務でも高速でキャッチアップし、成果を出す力がついてきたと実感しています。
もともとMECEを意識して業務設計をしていましたが、タスクリストの中で「やらないこと」を明確に判断できるようになったことで、自分の成長をより強く感じるようになりました。
“この人に任せれば安心”を体現できるCOOのような存在へ
今後の目標やキャリアの展望について教えてください
個人としては、「この人に任せたら、どんな領域でも成果を出せる」と思ってもらえるような、COOのような存在を目指しています。そのために、抽象度の高いオーダーから自ら成果の定義を行い、着実に形にしていく力を磨いています。どんな業務でも、まずは目の前の仕事で結果を出し続けることを何より大切にしています。
事業としては、私たちのサービスを導入した飲食店が「潰れない」状態をつくりたいという想いがあります。財務データをはじめとした多くの蓄積情報をもとに、「安価」で「再現性の高い」施策を提供する仕組みを設計し、より実効性のある経営支援へとつなげていきたいと考えています。
0→1を一緒に楽しめる仲間と、まだ見ぬ価値をつくりたい!
最後に、リディッシュに興味を持ってくださった方へのメッセージをお願いします
「スキルを上げたい」「チャレンジングな環境で成長したい」「飲食業界に貢献したい」といった想いをお持ちの方は、きっとリディッシュで活躍できるはずです!まだまだ発展途上の会社だからこそ、0→1のフェーズに携われるチャンスが多く、自分次第でどんどん裁量を広げられます。ぜひ、私たちと一緒に新しい価値を創っていきましょう。
📣 未来を共につくる仲間を探しています!
「すべての『ひと』が仕事で輝ける未来へ」
リディッシュはこのビジョンを胸に、飲食業界に革新をもたらすスタートアップです。
私たちは、単なる業務の効率化や仕組み化にとどまらず、「人」の可能性にフォーカスしながら、一人ひとりの挑戦を応援するカルチャーを大切にしています。
今回ご紹介した新藤さんのように、多様なバックグラウンドや価値観を持つメンバーが、日々本気でぶつかり合いながら成長し、変化を生み出しています。
「もっとこうしたらよくなるかも」「仕組みを変えて、未来を変えたい」そんな想いをカタチにしたい方にとって、リディッシュはきっとぴったりの場所です。
まだまだ成長途上の私たちと一緒に、“飲食の未来”をつくっていきませんか?
少しでも興味をお持ちいただけた方は、ぜひお気軽にご連絡ください。
ご応募お待ちしています!