入社5年目。社長の鈴木が率いていた新規事業を任された。新規事業「ポレット」。数円分、数十円分といった、ショッピングなどでもらった使い道のないポイントは、誰しも少なからず所有しているだろう。これら埋もれた「マイクロ金融資産」は、まとめることさえできれば無視できないものとなる。では集約して使える資産に変えてしまえばいいという、世界でも類例を見ないビジネス。倉澤茜はこのプロダクトのオーナーである。「世に新しい価値を送り出す」仕事。もちろん楽しい仕事。そして途方もなく厳しい仕事。彼女はそんな仕事を選択し自己実現の機会としている。
「こう在りたい」と言える大人へのあこがれ
「会社としてどう在りたいのか?」。私が就活で会社選びの軸にしていたキーワードです。いざ就職したならば、自分の人生の時間のかなりの部分を費やしますよね。企業規模や貢献可能性など、いろいろな企業選びの軸はあると思います。私が行き着いたのは「在り方」でした。
とても行きたい会社が一社ありました。会社の在り方、つまり企業理念を軸に経営なさっている会社です。きちんと受験していたのは実はこの一社だけ。でも残念ながら内定はもらえませんでした。もう一社どうしても入りたかったのがオズビジョンです。こちらも明確にどう在りたいかを持っている会社でした。「人の幸せに貢献し、自己実現する集団で在る」。この企業理念に基づき、行動基準や経営方針、経営ビジョンを決め、実践している。まさに「在り方」を一番大事にしている会社だな、と。
「私はこう在りたい」と言える大人にあこがれていました。青臭く聞こえるかもしれませんが、「どう在るか」というのは最終的にすごく大事だと思います。夢や理想に通じるもの。
社会に出るからには、成果を出す責任や、学生の時にはないプレッシャーにさらされる覚悟はしていました。厳しいからこそ、私自身が「どう在るか」「どう在りたいか」という思いを託しても、少なくともそれ受け止めてくれる会社を選びたかった。どういう日々を過ごしていくか、そのイメージを持てる会社を選びたかった。それがオズビジョンでした。
私が一番貢献できることで貢献していきたい。今はポレット事業のプロダクトオーナーをさせていただいていますが、入社した時最初に与えられた仕事はエンジニアでした。開発の経験はゼロ。でも会社が倉澤なら貢献できると期待して配属してくれたポジションです。私はその期待に応えるだけ。今は事業オーナーという期待をもらっている。それに応えていく。私の在り方の根源には、期待に応え、足りないことを補い、チームの誰をも置きざりにしない、ということがあるんじゃないかと思います。
誰一人として落伍者を出さない副部長
結果的にやりたい事をやってこられた。振り返るとそう思います。どうしても新規事業をやりたいわけではありませんでした。ただ、細かいことも後回しにせず一つずつ丁寧にプロダクトを進めていくという私の強みが、その時のポレットに必要とされ、タイミング良く活かされたということだと思います。
足りてないところ補い支える副部長。脱落者を一人も出さないまとめ役。華やかではないかもしれませんが、それが私の自己実現の在り方だと思います。まだまだ途上ですね。この先、きっと何かあるだろうと思っています。
自己実現できる環境を維持していきたい
どちらかというと「女性である」という意識は強い方だと思います。勝手なことを言わせてもらうのならば、事業を離れて社内託児所を作ったりしてみたい、なんてことも考えていたりします。今の環境は女性にとって恵まれています。リーダーとして活躍している女性も何人もいますし、育休をとった後復帰している方も何人もいます。でも日本全体というくくりでみると決してこんな環境ばかりではない。誰もが自己実現できるだけの多様性を受け入れようとするこの稀な環境を維持していきたい。そして私もそんな環境で、私自身が自己実現をしていきたい。そう、副部長として。
オズビジョンは「仕事を通じて自己実現したい方」を募集しています。ご応募をお待ちしております。