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こんにちは、ネクストビート広報の石毛です。
私たちは「人口減少社会において必要とされるインターネット事業を創造し、ニッポンを元気にする。」というミッション実現に向け、顧客への価値貢献に取り組み、社会課題に挑戦しています。
今回は、ベンチャー企業での働き方に対する固定観念や誤解に焦点を当て、未来のキャリアを考える皆さんに、これからの安定をどのように捉えればよいのかをお伝えします。
vuca時代の働き方
まず最初に、「大手企業=安定」という認識が、過去のものになりつつある現実について見直してみます。急速な変化が常態化している現代、いわゆるVUCA時代(変動性・不確実性・複雑性・曖昧性の頭文字を取ったもの)においては、企業の規模だけで安心を図ることは難しくなっています。むしろ、個人の成長と市場価値の向上が、これからのキャリア安定の鍵を握る時代が到来していると考えられます。
厚生労働省のデータ(※)によれば、令和2年度の離職理由のトップは「労働条件(賃金以外)が良くなかったから」(28.2%)や「満足のいく仕事内容でなかったから」(26.0%)となっています。現代の働き手は、単に賃金ではなく、仕事内容や職場環境に対する満足度を重要視しています。特に、男性は「仕事内容の不満」、女性は「労働条件の不満」を感じている傾向が強いことがわかります。
このように時代や環境が変化していくなかで、これからのビジネス環境における「本当の安定」とは何か、今こそ問い直すべき時期に来ているように感じます。「安定」とは単に一つの企業や立場に依存することではなく、自分自身の市場価値を知り、スキルや経験を積み重ねて、どんな状況にも対応できる力を持つことではないでしょうか。
※引用:: 厚生労働省「令和2年転職者実態調査の概況」(令和3年11月発表)
成長と市場価値の向上を目指す転職のメリット
ネクストビートでは、スピード感ある環境で個人の成長が促進される文化があります。直近の昇格者のうち、1年以内に入社したメンバーが3割を占め、最速で1年でマネージャーに昇進した例もあります。半期に一度の評価に基づく昇進プロセスにより、短期間で成長を実感できる環境です。
転職を通じて市場価値を高めることが、長期的なキャリアの安定に繋がることを多くの社員が実感しています。具体的な例として、以前、大手企業に勤めていた2名のクルー(※)に、ネクストビートでの成長をどのように実感しているかを紹介していきます。
※ネクストビートでは、社員を「クルー」と呼びます。これは、同じ船に乗る仲間という意味です。
一石 真功さん(エンジニア職/アソシエイト)
前職では非IT系の事業会社に総合職として入社し、システム開発部門でIT人材としてキャリアをスタート。IT分野でのキャリアを強く意識するようになったものの、社内にはシステム開発のノウハウや技術的知見が十分ではなく、成長環境に限界を感じる。より技術的な知見を深め、システム開発の現場に直接関わる環境で成長したいと考え転職を決意。
南雲 恵太さん(営業職/アソシエイト)
大手証券会社でリテール営業を経験後、保育園開園コンサル会社へ転職した後に、ネクストビートに入社。証券会社の仕事にやりがいを感じつつも、特定のスキルに偏る閉塞感があり、転職活動をスタート。
子どもが生まれるタイミングだったことも決断の後押しとなり、知人の紹介で保育園開園コンサルに転職。コンサル業務も充実していましたが、保育業界全体での支援を求め、それを最も実現できるネクストビートへの転職を決める。
-今後のキャリアを軸に転職を考えるきっかけになったお二人ですが、ネクストビートに転職した結果、どのようにご自身の成長を感じましたか。
一石:エンジニアとして働くことで開発現場が身近になり、IT知識が大きく伸びたことを実感しています。以前は「システム担当」という曖昧な立場でキャリアを手探りで進めていましたが、現在はプロジェクトマネージャーとして体系的にスキルやノウハウを吸収できるようになりました。
前職ではウォーターフォール開発のみを経験していましたが、アジャイル開発の手法を学び、認定スクラムマスター資格を取得することで、プロジェクト管理の幅を広げました。また、システム開発にとどまらず、プロダクトマネジメントやUI/UXにも積極的に関わり、プロダクト作りに関するノウハウも身につけています。
南雲:転職後、様々な仕事に携わる機会が増え、できることの幅が大きく広がったと感じています。ネクストビートでの最初の仕事は、新規事業の立ち上げでした。自分と上長である役員の二人だけでスタートし、業界リサーチから全体スキームやオペレーションの整備、営業方法の策定まで、これまで経験したことのない業務に取り組みました。これらの経験が、自分の成長に大きく貢献したと感じています。
-前職と比べたときに、働き方や社内の雰囲気にどのような違いがありましたか。
一石:前職との大きな違いは、スピード感と事業との距離です。意思決定が迅速で、実行までのプロセスに無駄がなく、テンポよく物事が進むことに感動しました。また、事業への距離も非常に近く、自分の意見が反映されやすい環境です。その分、当事者意識を持ちユーザ価値を高め、プロダクトの質向上について常に考えることが求められますが、それが自分の成長にも繋がっていると感じています。
-ネクストビートの魅力について教えてください。
南雲:ネクストビートの最大の魅力は、意思決定のスピードの速さです。
特に新規事業では、上長が役員ということもあり、ほとんどの意思決定が上長との会話の中で即座に行われ、長い稟議や承認プロセスが不要でした。加えて、営業や開発、マーケティング、制作など、事業に必要な全ての部門が社内に揃っているため、他部署との連携もスムーズで、相談やミーティングの設定も迅速に進みます。
このような環境では、自分自身が事業全体を動かしているという実感が得られ、責任とやりがいを持って業務に取り組めるのが大きな魅力だと感じています。
新しいキャリアに踏み出すための確信
ネクストビートでは、挑戦し続けることで市場価値を高める環境があります。自らの成長が会社の発展とリンクし、その結果としてキャリアアップが実現することが多いです。つまり、成長が安定を生み出すという新しいキャリアの形がここにあります。
-ネクストビートならではのチャレンジについてお聞きしたいです。
一石:入社1ヶ月で新規事業の立ち上げに携わることができたのは、非常に貴重な経験でした。特に、ゼロから事業を作り上げるプロセスや、海外での事業展開に挑戦できたことが印象に残っています。通常、事業の立ち上げには多くの準備や調整が必要ですが、ネクストビートではスピーディーに進められる環境が整っており、その中でいかに最速でスモールスタートを実現するかを学びました。この経験は、私のスキルや視野を大きく広げ、今後の成長に繋がっています。
南雲:ネクストビートでは、自ら手を挙げればどんなことでも挑戦させてもらえる文化があります。私は保育業界を変えたいという強い想いを持っており、そのために業界や人材市場の認知度を高める活動に積極的に取り組んできました。具体的には、保育園経営者や保育学生を対象に研修やウェビナーを企画し、保育業界の課題解決に向けた啓発活動を行っています。こうしたチャレンジを通して、業界全体にポジティブな影響を与える手応えを感じています。
-ネクストビートで成長を実感した今、今後どのようなキャリアビジョンを描いていますか?これからさらに挑戦していきたいことは何ですか?
南雲:私は、未来の子どもたちが安心して成長できる環境を作り、保育士がやりがいを持って働ける社会を実現したいと考えています。現在はビジネスアライアンスチームに所属し、自治体へのアプローチに注力しています。過去のチーム実績として、港区や葛飾区、鹿児島市などと連携や協定を結んでいます。この実績とネクストビートが蓄積してきた保育業界の知見やノウハウを基に、今後も業界の発展に貢献していきます。
一石:今後はミッション実現に向けて、まずプロジェクトマネージャーとして持続可能な成長を支えるプロジェクトを推進し、確固たるスキルを磨いていきたいです。その上で、プロジェクトマネジメントの枠を超えて、プロダクトマネジメントの企画や開発にも積極的に関与し、より広範な視点から事業全体をリードできるように成長していきたいと考えています。
市場価値を高める成長が長期的な安定を生む
現代の社会やビジネス環境において「安定」とは何かを再定義する必要があります。大手企業の規模や過去の実績だけで安定を図ることは難しく、むしろ変化を受け入れ、挑戦し続けることで得られる成長こそが、これからのキャリアにおける本当の安定をもたらすのではないでしょうか。実際にネクストビートで活躍するクルーも、日々の挑戦を通じて自らの市場価値を高め、成長を実感しています。
大切なのは、自分の成長が最終的に長期的な安定へと繋がることを信じて行動することだと考えています。
ネクストビートでは「人口減少社会において必要とされるインターネット事業を創造し、ニッポンを元気にする」というミッションを実現するための仲間を募集しています。