1
/
5

1000万人を超えるにはダサさが重要?あと1年でマネーフォワードはどう変わる?色々踏み込んで話してみた

こんにちは。マネーフォワード広報です。

銀行法改正をはじめ、今年も様々なことが巻き起こった金融業界、Fintech界隈。

先日、そんな金融業界における法整備を実施する側におり、今年9月に日銀・金融庁からマネーフォワードに入社した神田と、エンジニア、事業推進のメンバーである加藤、本川、矢尾板が、あんなこと・こんなことをざっくばらんに話す座談会を実施しました。

今回のブログではその後編の様子をお届けいたします。前編は下記よりご覧いただけます!

5年で上場したマネーフォワードの未来や課題について話し合ってみた | MoneyForward's ROOM
こんにちは。マネーフォワード広報です。銀行法改正をはじめ、今年も様々なことが巻き起こった金融業界、Fintech界隈。先日、そんな金融業界における法整備を実施する側におり、今年9月に日銀・金融庁...
https://www.wantedly.com/companies/moneyforward/post_articles/92675

語り手

神田 潤一
1994年東京大学経済学部卒業、同年日本銀行入行。2000年に米イェール大学より修士号取得。2004年より日本銀行金融機構局で、主要行や外国金融機関等のモニタリング・考査を担当。2011年に日本生命に出向し、運用リスク管理を担当(2012年まで)。2014年より日本銀行金融機構局 考査運営課市場・流動性リスク考査グループ長。2015年8月から2017年7月まで金融庁に出向し、総務企画局 企画課 信用制度参事官室 企画官として、日本の決済制度・インフラの高度化、およびフィンテックに関連する調査・政策企画に従事。

加藤 拓也
2006年4月ソフトブレーン株式会社に入社。パッケージ製品のカスタマイズ部門でSI業務を経験する。2009年7月フリーベル株式会社に入社。Railsを使った自社システム全般の開発と運用を行う。2015年8月マネーフォワードに入社。

本川 大輔
新卒で株式会社NTTドコモに入社し、法人営業を従事した後、フェリカネットワークス株式会社に出向し、おサイフケータイ事業に携わり、2016年9月にマネーフォワードに入社し、金融機関とのアライアンス事業を担当。

矢尾板 千絵
大学卒業後、大手銀行に入行し、アセットファイナンスから法人営業まで幅広く携わる。2015年3月にマネーフォワードに入社し、全国の会計事務所へのMFクラウドシリーズの提案を担う事業推進に従事。

ユーザー1000万人の壁

本川:マネーフォワードをインフラにっていう話の続きで、僕もインフラにしたいと考えていますが、今『マネーフォワード』は550万というある程度のユーザー規模になってきているものの、まだまだユーザーってコアな方が多いと思っています。NTTドコモ(以下「ドコモ」)でもi-modeという絶対的なプラットフォームがあったにも関わらず、今では新たなプラットフォーマーに持って行かれています。僕は、今のITやFinetchにはアナログさをどう加えるかが重要かなと思っています。

青木:アナログさ。なるほど。

本川:例えば、この10年で急成長したメッセンジャーアプリやスマホのゲームって、実はめちゃくちゃ新しいものではないですよね。チャットは携帯キャリアでは数十年前からやってきたことで、スマホのゲームもこれまでのものをアレンジしています。20年前のものを少しリデザインしているんですよね。僕はこれがすごく重要だと思っています。

矢尾板:言われてみたらそうですよね。

本川:おサイフケータイのシェアが100%の時代ってユーザーが1000万人いたんです。でも、それ以上はいかなかったんですよ。その数字ってすごく壁があって、そのパイを取り合っているのかなと。1000万人の中で、新しいサービスが出て来たらあっちにいったりこっちにいったりしているんだけど、外の8割には届いていないと思うんですよ。

加藤:ふむふむ。

本川:この1000万人を超えて3000万、4000万というプラットフォームをつくる時に何が必要かっていうと、アナログさだと思うんです。なので、みんなが慣れ親しんだようなUIやデザインを、どうFintechに掛け合わせるかが、この壁を超える鍵なのかなと。今あるものを突き詰めても1000万人にぶつかるだけで、それを超えるには現金とかポイントカードとかレシートとかお財布とか…アナログ的な要素を取り入れたものを提供する必要があると考えています。

例えば、ATMみたいにみんなが慣れ親しんだものを想起させるUIにすることで、ある程度高齢の方、地方の方に使っていただけると思っています。あんまりスマートさによると、限られた人しか使わないと思うので、そこがすごく大事かなと。僕の理想は、TOTOなんですよ、お手洗いの。

青木:TOTOさん…!

本川:みんなが知っていて、「TOTO」ってものに対して何も思わないですよね。けれど、海外に行くと別のブランドの製品に出会って、そこで初めて「およ」となるような、あの感覚です…って、伝わります?(笑)。

青木:当たり前、インフラになってるってことですよね。

本川:ですです。そこまでいくべきで、マネーフォワードっていうサービスが当たり前で名前やロゴとかは関係なくて、「なんか当たり前」っていう世界観に、どう持って行くのかっていうところですね。色々語ってしまいましたが、僕はそんなことを考えてます。

当たり前にするために必要な「ダサさ」

神田:アナログさって意味だと、群馬銀行さんのかんたん通帳アプリのイメージですかね。

本川:そうですね。完全にそのまま通帳になった感じで、昨日まで紙の通帳を使っていた人が、アプリでそのまま見れるようなUIになっています。

神田:それがシンプルで入り口としては一番入りやすいんですよね。なのでこれは結構評判が良いんですよ。

矢尾板:ところで、通帳って見にくいと思いませんか?カタカナ半角だし…。

本川:そうですよね。でも矢尾板さんはきっと1000万人の中に入っている側なんですよ。

青木:慣れ親しんでいる方にとっては、それが見やすいんでしょうね。

加藤:1000万人を超えて残りの人たちが、自分が使うイメージができるサービスにしないといけないってことですね。

本川:ゴールはすごい洗練されたかっこいいサービスでいいと思いますが、そこにいくにはすごく段階が必要で。例えば、全然違う絵に徐々に変わっていきますみたいなのあるじゃないですか。

加藤:気づかないうちに変わっていくやつだ。

本川:あのイメージなんですよね。ずーっとみてると変わってないようにみえるけど実はいくつか変わってますみたいな。

お金の貯め方、使い方をもっと前に

加藤:APIの話なんですが、全ての銀行が更新系APIを公開したら、返済とかすごく楽だと思うんですよね。銀行の機能がサービス単位ごとに分解されてスタートアップができていくみたいな感じになれば良いなと思います。

青木:その中にさっき本川さんが仰った「ダサさ」とかが入ってくると良いんでしょうか。

本川:ダサさは入れたいですよねぇ。

加藤:「ダサさ」担当のスタートアップと「スマート」担当のスタートアップも出てくるんじゃないですかね。こっちは3000万人、こっちは1000万人みたいな。で、あれれ、おかしいな、ダサい方がユーザー多いぞ、みたいな。

青木:広く使われているサービスってそうですよね。かっこいいから普及している訳ではなくて、誰が使っても使いやすいから普及してる気がします。

本川:そうそう、真新しいサービスという訳じゃないんですよね。

加藤:神田さんは、更新系含めて全ての銀行がAPIを公開したらどんな世界になって、どんなサービスが出現すると思います?

神田:加藤さんが仰ったように、APIってお金が簡単に動かせるようになることだと思っています。みなさんは、自分が持っているお金を、お財布の中に入れて「いつでも使えるお金」と、「将来の資産として運用しているお金」と、住宅ローン等を返すために「取っておくべきお金」みたいな感じで、無意識のうちに分けていると思うんです。

でも、この口座にお給料が振り込まれて、用途毎にあの口座とその口座で分けて…というのは今は出来ていないと思うんですよね。出来ている人は口座を使い分けているけど、頭の中でやっている方が多いのかなと。

青木:そういう方が多い気がしますね。

神田:きちんとお金を見える化した上で、手数料が無料で簡単に口座が動かせるようになると、運用のためにこの口座に動かそうとか、流動性がなくなったから別の口座に動かそうとか。そういう風に意識してお金を動かすみたいなハードルが低くなると思うんです。

青木:ふむふむ。

神田:さらには、見える化した先の次のアクションに結びつけやすくなるのかなと。そうなると、よりきちんとした形になった上で、お金の使い方、貯め方ができるようになるのかなと思います。頭の中で考えていたものよりもずっと具体的になるかなと。そうなるべきだし、マネーフォワードとしてそこはぜひ実現したいですね。

加藤:僕は、マイナンバー毎にお財布が作られたらいいのになと思います。マイナンバーにいろんな銀行の口座を登録できて、振替手数料が0になって、お金をいつでもどこでも動かせるようになって、一元管理しているのはマイナンバーという。法人なら法人番号がありますし、エンジニア視点では、法人番号とかAPI叩いたら決算書が出てきてほしいですね。

神田:それならマネーフォワードIDに全て紐づく世界にしたいですね。そこからマイナンバーを呼び出すとか。

本川:神田さんが総理大臣とかになると…!

一同:確かに!!

神田:それは究極の利益誘導ですね(笑)。

本川:(笑)。おサイフケータイも発想は同じで、あの中にいろんなマネーが入ってるわけですよね。でも、お財布が別になっちゃっていて。1万円を入れたら、SUICAでもEdyでも全部使えると良いんですが、各事業者がそれぞれのお財布なので、Suicaに5000円、Edyに3000円入れて…という構造で。SUICAの残金が0円だったら、他にお金が入ってても電車には乗れないですよね。おそらくこれらを束ねる別のプレイヤーが出てくると思っています。

神田:それがマネーフォワードにしたいですね。やっぱり我々はもっと高いところを目指してやるべきです。

本川:そうですね。前職ではそれができなかったので、ここで叶えたいです。

金融行政にUserFocusの流れが

青木:そもそも金融庁がOpen APIを推進したきっかけについて、改めて神田さんに伺いたいです。

神田:金融庁では、日本でもきちんとFintechを根付かせるために、2〜3年前から動きはじめていました。海外からFintechが日本に入ってきた時に日本で対応できていないと、あっと言う間に海外に席巻されてしまうので。その最初の動きとして、銀行がFintech企業に出資しやすくなるっていう制度変更をして。次の段階では、Fintech企業と銀行との協働が進むようになりました。

つまり、銀行からFintech企業に一方的に出資ができるという流れだったのが、一歩進めてFintech企業と銀行が結びついて、Fintech企業のサービス、つまり銀行以外のサービスを銀行の信用の元で広げていけるようにっていうのがまずひとつです。

青木:大きく流れが変わったところですね。

神田:もうひとつはメガバンクや一部の地銀だけではなくて、日本全国の金融機関がFintechに取り組んでいくために、金融庁へのFintech企業の登録制度をつくりました。そのかわりに、銀行とFintech企業がAPIで協働を進めていくようにという流れになっています。

だから、銀行の信用ありきで、銀行だけの発想では生まれないサービスを、Fintech企業のスピードや柔軟な発想を元に日本全国に広めていくというのが今の金融庁のOpen APIの政策に関する背景です。

つまり、これまで銀行の論理でサービスを提供してきたけれど、今後は一番ユーザーに近い企業の発想で、つまりUserにFocusしてサービスをつくっていこうという金融サービスの転換を促しているんです。それはまさにマネーフォワードが大事にしてきたUserFocusの流れが金融行政の中にも入ってきて、認められてきた、あるいは金融行政が目指す流れを当社はその前から追求してきていたということで。

青木:とてもわかりやすかったです。そういう流れがあり、当社が政策提言にも関わらせていただいてたわけですね。

神田:そうですね。当社の方向性が間違ってなかったということだと思っています。

5年で上場を迎えたマネーフォワードの、これからの5年

神田:マネーフォワードは上場まで5年かかった、あるいは5年で上場できたわけですが、この5年で実現したことと、まだ実現していないことがあると思います。では、次の5年で当社はどうなっていくのか、あるいは何を目指していくべきなのかなと。この節目で、みなさんはどういう目で当社のことを考えていますか?

青木:じゃあ…話したそうな加藤さんから。

加藤:ちょっと(笑)。そうですね、マーケットからお金が集められるようになったので、今までお金がハードルで実現できなかったことができるようになるのかなと。とはいえ、銀行の代わりに我々が融資するかというとそれは違うし、そこで利益を出すというのもやらないと思うんですけど…。僕ら自身が「これやりたい」ってことを進めていくべきなんでしょうね。意思を持って。

神田:つまり、これまで以上にやりたいことをやれる環境になったし、やっていかなきゃいけないてことですよね。一方で、人の制約もあるのかなと。当社は優秀な人たちがフルに働いているという環境ですが、これをさらに進めるには、より多くの優秀な人材が必要です。そういう人が、価値を感じて結果を出し続けられる組織であり続けないといけないなと思います。

加藤:エンジニア界隈だとゼロからサービスを作る人がもてはやされがちですが、会社が大きくなっていくと、1から10、10から100みたいに、既にある程度成立しているものの足元、地盤を固める人たちが重要になってくるわけですよね。そういう人たちとゼロイチの人たちが仕事に期待するものは若干異なるので、そのズレをどう解消すべきなのか…ということはよく話していますし、課題だと思います。

青木:エンジニアの方ってゼロイチが好きな方が多いんでしょうか。

加藤:エンジニアにもそれぞれですよ。安定稼働すること、スピードが早いことに興味が向いている人はたくさんいるし、必ずしも新しい機能を出すことがUserFocusではなかったりしますよね。ユーザーが「すごい使いやすいんです」と言っても、「いや僕は企画やってないんで。僕は安定稼働していてほしいので!」という人もいるでしょうし。例えば…、水道屋さんに「お水美味しいですね」って言っても「はい、そうですね」ってなるじゃないですか。

矢尾板:なるほど。そういう感じなのか(笑)。

加藤:「お水止まってないですよね、よかった」「水圧おかしくないですよね、シャワーでますよね」みたいな。そんな風にモチベーションが異なる人がだんだん入ってくるはずで、そういう人たちもマネーフォワードがプラットフォームを目指すには絶対必要で、みんなが歩調を合わせていくべきフェーズがくるのかなと。

この先の1年はすごい面白いと思う

青木:今の話だと、人材とか組織とかどんどん変わっていくわけで。今後の一手とか、次のフェーズを目指すにはやっぱりそこが重要ってことですね。

加藤:僕のカンペには、非連続的な成長を続けるためには地盤を固める人間が必要、みたいなことが書いてあります(笑)。

神田:(笑)。

加藤:グループ会社をたくさん作ってほしいですね。やっぱり大きくなると出る杭じゃないですけど、出にくくなると思うんですよ。

本川:今のマネーフォワードは、ベンチャーと大企業の過渡期だと思います。だから、このタイミングでどうするかは非常に重要ですよね。ひとつの部門、ひとつの文化って、僕は50人が限界だと思ってるんですよ。けど、それじゃ成り立たないビジネスモデルに成長してきているので、あと1年くらいでFintechの流れと社内環境をどう整理するか、どう打破するか。そういう意味でこの1年くらいはすごく面白いと思いますね。

青木:本川さんは入社されてこの1年でも変わったなって思います?

本川:どんどんいろんなチームができていきましたし、変わったかもしれません。ただ、一般的にはそんな中で各々が自由にやりすぎると組織として成り立たないよねという見方があると思いますが、僕は色々新しいことやらせてもらっているなと思います。うるさく色々言われたりしませんし…(笑)。まだまだ全然スピード感はありますね。お客さんもみんな会ってくださいますし、すごく楽しいです。だけど、これがあと1年後どうなるかっていうのは、わからないので、1年後までにある程度結果残さないとなという危機感があります

神田:本川さんはゼロイチか、1から100だと、どっちですか?

本川:僕は100%ゼロイチで、面白いこと、新しいことをやるのが好きです。ただ、自分で生み出すゼロじゃなくて、こっちの銀行さんがこんなこと言ってたなとか、こっちの企業さんはこんなこと言ってたなとか、それを掛け合わせたら面白いんじゃないか?と、いろんな所に転がっているゼロを詰めてイチにするタイプなんです。クリエイティブなタイプではないので、1から10とか100にしてくれる方がいないと成り立たないんです。

神田:よし、グループ会社の社長。

本川:いやいやいや(笑)。僕5人くらいでやりたいんです(笑)。

加藤:わかります。

青木:じゃあ2人ともグループ会社の社長ですね。

神田:そうですね(笑)。

青木:矢尾板さんは普段は外にいるぶん、中のことって把握しにくかったりするんでしょうか?

矢尾板:外にいるぶん、正直中のことはわかりにくいかもしれません。だけど、相変わらずスピードとかは早いですよね。人が多くなったぶんだけ、まわりの動きは見えにくくなったかもしれませんが、まだスピード感は十分にあるかなと感じています。

加藤:みんなの考えているスピード感が同じじゃない気もしますよね。けど、それは確かにあると。

フルスロットで突っ走ればいい

神田:みんなそれぞれやりたいことや進みたいスピードが違っているので、部門もサービスも違ってきたりというのはありますよね。どんな組織でも、機能が分かれてくると、今までの良さとか一体感を持ち続けていくのは難しくなっていきますが、それはどうすればいいんでしょう?

本川:なんか、突っ走れば良いと思うんですよ。チーム同士で隣がみえてると、ハレーションを生みたくないので、調整とか交通整理をすると思うんです。だけど、F1とかのレースだったら、ゴールとルートをみんなが一致させておけば、ぶつかっても大事故にならないじゃないですか。少々バンパーが壊れるとかありますが、逆走しているわけじゃない。

青木:確かに。

本川:僕個人の考えですけど、ぶつかって正面衝突するわけじゃないので、もうやっちゃばいいかなと思っています。それぞれが突っ走れば、どこかで絶対ハレーションを生むしぶつかるんですけど、それはその時にちゃんと調整すればいいし、突っ走るべきだと思います。けれど、スタート切る前にハレーション生みそうなことを調整しているとフルスロットでいけないですよね。だからなんか…あまり気にせず進めばいいのかなと思います。

青木:ロックな感じですね。

本川:そうですね、エンジニアの方たちとかには迷惑かけるんでしょうが…ビジネスサイドとしては、がんがんいくのが良いかなって思います。

矢尾板:事業推進はみんな突っ走ってます。事業戦略を立てつつも各地域での取り組みは各々突っ走って進めています。そういう意味ではやりやすい環境ですよ。

本川:そういうの良いですね。

神田:今の話に関連していうと、MVVは当社にとってすごく大事で、今後より一層大事になってくるだろうなと思います。各々やりたいことをやりはじめていて、あるいはみんながいろんなベクトルを持ち寄って、それを推進していくのは今後すごく重要になっていくと思います。

例えば社長が、人の顔がみえない所で全て管理できない動きになっていくと思いますが、それでもみんなが同じフィロソフィーで、みんなが同じゴールを目指して進んでいけるのかなと。

青木:MVVがあればってことですね。

神田:そうです。いろんなベクトルが合わさって行けるという意味では、打ち合わせでみなさんが「それって本当にUserFocusなんだっけ」みたいな感じで立ち戻ってますよね。あるいは社長が「それってUserFocusの方向性とあってんだっけ」って話をするのは非常に大事だし、それがこの会社の良い所なんだろうなとこの3か月すごく感じています。MVVのカルチャーの真意まで含めて、みんながそれを持ち続ければ、今の良さを持ったまま進んでいけるかなと思います。

加藤:MVVを軸に進んで、全ての人のプラットフォームになるっていうのを目指すってことですよね。

神田:そうですね、それがあれば人が増えても目標を持った組織でいられますね。

青木:そこに共感していただくことが大前提で、そういう方にジョインしていただけると良いですよね。

神田:今日話したことを達成するには全然人材が足りませんしね。お待ちしてます。

青木:という感じでしめましょうか。

矢尾板:実は、ひとつ答えに迷ってた事前質問があったので…終わってほっとしてます。

神田:じゃあ最後にそれを話しましょうか。

矢尾板:いえ...それはまた別の機会に(笑)。

一同:(笑)。

株式会社マネーフォワード's job postings
19 Likes
19 Likes

Weekly ranking

Show other rankings
Like 昌之 小川's Story
Let 昌之 小川's company know you're interested in their content