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※2025年5月14日時点の記事です
ミラティブではコロナ禍をきっかけにフルリモートへ移行し、2025年5月現在では出社とリモートを織り交ぜたハイブリッドワークを導入しています。エンジニアとデザイナーに関しては地方在住者の採用もおこなっており、地方在住メンバーが全体の20%を占め、場所にとらわれない働き方が定着しています。オンラインでのスムーズなやりとりを支えるカルチャーと制度が整備されている一方で、オフラインでの交流機会の創出や、地方メンバーの交通費支給といった仕組みにも力を入れているのが特徴です。
今回は地方在住の3名のメンバーに、地方で暮らしながらミラティブで働いてみて、どんなことを感じているか聞きました。
駒木 定生
バックエンドエンジニア。主にユーザー体験に関わる部分の実装を担当。東京在住中にミラティブへ参画し、ライフステージの変化をきっかけに、北海道へのUターン移住を決めた。
堀田 真
バックエンドエンジニア。主にユーザー体験に関わる部分の実装を担当。フルリモート体制ならば東京よりも生活コストが低い地方で働こうと考え、京都へ移住。
種橋 杏佳
3Dモーションデザイナー。3Dアバター・エモモのモーションデザインを担当。大阪出身・在住。入社時からフルリモートで勤務。
リモートワークだからこその快適さや工夫ポイント
――リモートワークで働いてみて、どのようなメリットを感じますか?
駒木:一番メリットだと感じてるのは、時間を主体的にデザインできる点です。例えば通勤時間がないことにより、時間に余裕が生まれ、その分自己学習や子どもと接する時間も長く取れるようになりました。フレックスを活用して夕方に子どものお迎えにいくこともでき、日々こどもの成長を近くで見守れることが嬉しいです。
あと、作業環境を自分好みに整えられるのも大きいですね。私は作業内容の関係もあり、マルチディスプレイを使うので、オフィスでも万全の環境を整えるのは難しいんです。独自の作業環境を構築したいデザイナーやエンジニアの方は、特にリモートワークに向いていると思います。
種橋:駒木さんがほとんど挙げてくれたのですが(笑)、私は空調管理をできるのが嬉しいです。前職ではオフィスの冷房が強すぎて、夏でも「寒い」と感じることが多かったのですが、今は自分にとって快適な温度にして働けているのでありがたいです。
堀田:それで思い出しましたが、私はお腹が弱くて……オフィスだとトイレに頻繁に行くのが恥ずかしいし、人目が気になっていたのですが、自宅ではそんなストレスを抱えることなく、快適に働けています。
――たくさんメリットがある一方、リモートワークだとコミュニケーションに難しさを感じることはありませんか?
種橋:確かに入社したての頃は、相手の表情が見えないテキストコミュニケーションの中で、「怒ってる?」と不安になることもありました。その後のオフラインイベントで初めて顔を合わせて、相手がとても気さくな方だとわかってホッとしました。ミラティブでは直接メンバーと会う機会もあるので、たとえギャップを感じることがあっても、そこから生まれる不安は解消されやすいです。
駒木:Slack上のコミュニケーションの工夫としては、テキストだけでなくスタンプをたくさん使うようにしています。非同期コミュニケーションなので、要件を伝えるだけでなく「見たよ」という意志表示をするのも大切ですよね。
堀田:駒木さんはささいなことでもスタンプで反応してくれるので、安心してやりとりができます。
種橋:私も「!」などの記号を使うことで、なるべく話しているような雰囲気が出るよう工夫しています。
直接会う機会も大切に
――さまざまな工夫をされているんですね。直接メンバーと会えるのは、どんなときですか?
種橋:ミラティブでは、いくつかオフラインで会えるイベントが定期開催されています。その中で最も大きいイベントが、年に一度メンバー全員が集まる『すごいエモいデー(すごエモ)』です。ふだんは会えないメンバーと会えるので、私は毎年この『すごエモ』を楽しみにしています!
駒木:『すごエモ』は同窓会みたいな雰囲気ですよね。そういったイベントに加えて、チームごとに設けられた場もあります。バックエンドチームでは3ヵ月に1度オフラインで集まる「振り返り会」があり、交流する時間も作れているので、ありがたいです。業務内容によって違いはあるとは思いますが、3ヵ月に1回くらいが直接会うのにちょうどいい頻度だと感じています。
堀田:私にとってもちょうどいいです。ちなみにオフラインのイベントに参加するときは、会社から交通費も出るので、地方在住でも安心して参加できます。
――地方在住だと、会社とのつながりを感じづらくなりませんか?
種橋:Slackを開けば、みんながそこにいる感覚があるので、私は心地よい距離感だと感じています。会社とのつながりというものを、そもそも意識したことがないかもしれません。
駒木:私も種橋さんと同意見ですね。上司との1on1などもありますし、会社とのつながりが薄くなると感じたことはありません。
堀田:会社の人とどんな距離感でつながりたいかは、人によってちがいますよね。ミラティブでは、より深い関係を作りたい人は、業務外の部活動や「times(※メンバーそれぞれが持つチャンネル)」を通じた交流などをしています。ドライなスタンスを保ちたいならそれで問題ないし、仲良くなりたければ利用できる場もある、という感じです。
――リモートワークだと生産性が下がってしまう……ということはありませんか?
堀田:リモートワークだからといって、仕事の手を抜ける環境ではありません。ミラティブのメンバーはしっかりと自分自身の役割を果たすことに責任を持って働いていますし、全員の仕事がオープンに見えている環境なので、ゆるく働くということはまずないと思います。
種橋:メンバー全員がサービスについて真剣に考えているし、議論もしっかりする。そういう土台があるからこそ、ハイブリッドワーク体制でもしっかり充実したサービスをつくっていけると感じています。
地方で暮らし、東京の仕事をするキャリア
――駒木さんは東京から北海道へ移住して、ギャップを感じたことはありませんでしたか?
駒木:実のことを言うと、移住後も生活スタイル自体は大きく変わっていません。東京時代も都心からやや離れたエリアに住みながらリモートワークで働いていたので、頻繁に都心に出ることもなかったんです。「都心でしか得られない体験を普段していないな」と気がついてUターン移住を決めたので、ギャップはありませんでした。
逆にありがたかったことはあります。移住を決めたタイミングで第二子が生まれたのですが、東京で子育てをしながらリモートワークで働ける部屋も確保するとなると、どうしても広い家が必要になりますよね。北海道なら余裕のある間取りの家でもコストを抑えられるので、この選択をしてよかったと思いました。
――東京で用事があって移動が発生することで、仕事に支障はありませんか?
駒木:事前申請することで自宅以外で仕事をできる制度も整っているので、活用しています。例えば、会社のメンバーとの懇親会後に同僚宅に泊まらせて頂き、翌日は特に出社する必要がなかったので、その制度を使って同僚宅でそのまま仕事をしていました。
堀田:私も実家の用事で2週間ほど東京近郊に滞在したとき、同様の制度を利用して実家で仕事をしていました。こうした制度を活用することで働く場所を柔軟に選ぶことができるので、便利です。
種橋:おふたりの話を聞いて、私も大阪を出るときには使ってみようと思いました。そういう制度を知っていると選択肢が広がりますね。
――最後に、これから地方移住を考えている方や、地方に住みながらミラティブで働きたいと考えている方に向けて、メッセージをお願いします。
駒木:「いい仕事は東京に行かないとできない」という思い込みが、地方で働くことのハードルになっているかもしれません。確かに現状としては、地方でプロフェッショナルが集う会社で働ける機会は、そう多くないと思います。だからこそ、私たちが地方からリモートワークで働く姿を見せることで、現状の思い込みを少しでも壊して、「地方にいてもプロフェッショナルと働ける環境はある」ということを示していけたらいいな、と思います。
堀田:駒木さんが言ったように、ミラティブはプロフェッショナルが集まる会社であると同時に、ハイブリッドワーク体制で働くための制度が充実した会社です。地方で暮らしながらレベルの高い仕事に挑戦してみたいという方には適した環境だと思います。また、ミラティブは「どうすればメンバーが働きやすいか」に本気で向き合ってくれています。安心して働き続けられる環境だということも、併せてお伝えしたいです。
種橋:ライフステージは変化するものです。私も今は生まれ育った大阪で働くことを選択していますが、今後もしかしたら拠点を移す必要が出てくるかもしれません。そんな中で、リモートワークだからこそ、どこにいても働き続けられるということは心強いです。ライフワークバランスを大切にしつつ、キャリアもあきらめたくない人にとって、ミラティブは本当に良い会社だと思います。地方で暮らしていても、思い描いたキャリアを諦める必要はありません。この記事を読んでミラティブに興味を持った方は、居住地を問わず、ぜひご応募ください。