こんにちは。
株式会社メンバーズキャリアのWebディレクター、高橋です。
最近はMA(マーケティング・オートメーション)の資格も取得し、MAディレクターとしてもやっています。
私が現職を選んだ理由の一つが、スキルアップに余念がない社員たちが集まっていること。
貪欲にスキルを吸収できる!
いや、スキルアップしないといけないような雰囲気に身をさらせば、イヤでも勉強するはず!
すぐに怠けるクセを解消するため、「同調圧力に頼ろう」という少し不純な動機ですね。
自分で勉強会を開催したこともありますが、今回は他のメンバーが開催した勉強会へ参加してきました!!
(思惑通り、人に頼ってスキルアップ!!!)
【勉強会の開催レポートはこちら】
包括的な視点に不可欠な「UX(ユーザー体験)」の視点を学ぶ
よく「UX(ユーザー体験)/UI(ユーザーインターフェイス)」と呼ばれることがあります。
この二つは似ているけど別モノで、でも切っても切れない関係にあることや、ぼんやりとした概念は知っていました。
なぜなら、私はもともと工業系からキャリアをスタートしており、「工業デザイン」や「ユニバーサルデザイン」を学んだことがあったからです。
これらの工業的なデザイン思考は、UXやUIと相性が良いといわれています。
最近では、そこそこの規模のプロジェクトでも、声高にUXが叫ばれるようになってきました。
ユーザー行動をより高所から俯瞰するカスタマージャーニーでは、このUXは重要な考え方となります。
またディレクターは、プロジェクトに関わる関係者すべてとコミュニケーションをとらなければいけません。
マーケター的にも制作的にも、そしてなによりもディレクターとして、
「もっと、本格的にUXを勉強しないとな……。」
と感じていました。
直前に別のUX研修も開催。にわか知識をフル動員して、疑問と悩みを解決!
実は、今回参加したUX勉強会の前日に、新卒・新卒2年目の社員向けにUX研修が行われていました。
オフィスの中心で行われており、中途社員である我々も参加自由のプログラムでした。
その研修に参加することができたため、自分なりにUXに対して不明点や聞いておきたい点が湧き上がっていたのです。
直前の付け焼刃による「にわか知識」ですが、UXの基礎を学ぶための下地は十分に整ったのではないでしょうか。
知らなかったUXの考え方を洪水のように浴びる
・なぜUXが重要なのか?
・デザインは「設計」のこと
・UXデザインは「的を絞る」ことが多い
・ユーザーリサーチの鉄則
ほかにもいろいろ、「なんとなく知っていた」けど、「なぜ?」まで知らなかったことを深く学ぶことができました。
なかでも特に印象的だったのが、Webの歴史が成熟してきたからこそ、UXは必要になってきた、ということ。
Webはもはや「無限に広がる新しい世界」ではなく「既存のインフラ」となりました。つまり、すでに「新世界への扉は開かれていた!(しかも、開かれてからけっこう経過している)」ということです。
優れたサービスがたくさん生まれることは、「生活者としての我々」にとっては好ましいと思いますが、「サービスを作る側である我々」からすると大変なことです。
差別化しなければいけないし、いくつも競合があるかもしれない。
それをさまざまな手法で上手にやっていくために、UXデザインは必要不可欠!
学んだ内容をすべて書くには余白が足りないですが、大変多くの知見が自分のなかに溜まっていることを感じます。
また偶然にも、今回の社内勉強会を開いてくださった講師の方が、会社での席が私と隣同士でした。
大変幸運なことに、後日生まれた疑問をすぐさま聞くこともできました。
今回得た知識は、ディレクション業務はもちろん、マーケティング的な体験設計に大きく役立つと感じています。
このような学びの多い会がほかにも計画されているので、今後も活用していくでしょう。
それらを利用するとともに、できれば自分からも発信していき、タダ乗りしているだけじゃない、という姿勢も見せて行きたいですね。
それでは、みなさんに良きクリエイターライフがあらんことを。