manaby WORKSの事業部長として事業を牽引する坂本和弥さん。「人々が自分らしく働き、生きるために何ができるか」を考え抜き、それを事業で実現する挑戦は、地域や社会全体に選択肢を広げる試みへとつながっています。今回は坂本さんの挑戦や目指す未来についてお話を伺いました。
坂本和弥
2018年12月入社
執行役員 WORKS事業部 部長
※2025年7月時点
「社会に価値を提供したい」と第二新卒で入社。学び続ける文化が成長を後押し
私は、元々新卒で別の会社に就職し1年半ほど勤めていました。しかし、もっと広い世界で社会に価値を提供したいという思いから転職を決意し、2018年にmanabyに入社しました。第二新卒として福祉の世界に飛び込みましたが、当時は福祉分野に関する知識がまったくなかったので、まずは支援員として現場経験を積み、障害を抱える人々への理解を深めました。
manabyの魅力は、若手でも実力次第で裁量ある仕事を任される環境です。私自身、半年で管理者に昇格し、その後もWORKS事業部 部長や就労支援事業部 副部長としてさまざまな役割を担ってきました。特に自分たちの仕事の価値を感じられるのは、新たな事業の立ち上げや、支援を通じて利用者が自信を取り戻す瞬間です。「挑戦を恐れず、新しいことに取り組むことで、誰かの人生に選択肢を与えられる」、その感覚が私にとって最大のやりがいとなっています。
また私の成長を後押ししたのは、役職に関係なく意見を尊重し合う社内の風土。福祉業界に未経験で飛び込んだ私がここまで成長できたのは、組織全体で支え合い、学び続ける文化があるからだと感じています。
自分らしく生きるために欠かせない「対話」
現在私はWORKS事業部 部長として、企業や地域に対し、ITスキルを学べる自社開発のeラーニングシステムを広める活動を行っています。また、企業に対して障害者雇用の持続可能な仕組みづくりに関するコンサルティングも行っています。
この活動を通じて、多くの学びを得ることができます。例えば、障害者雇用の現場では、それぞれの企業が抱える課題やニーズに寄り添いながら、具体的な解決策を提案する必要があります。それは、一律の対応ではなく、相手にとって最適なサポートを見極めるプロセスの連続です。
manabyでは、対話が組織文化として深く根付いています。日々の対話を通じて、「自分らしさ」について改めて考える機会を得ています。私は「自分らしく生きる」とは、心理的安全性のある関係性を築けていることであり、そのために自分を知ってもらい、相手を知る対話が欠かせないものだと考えています。
「障害者福祉でeラーニングといえばmanaby」へ。目指すは全国展開
私が思い描く未来は、eラーニングを軸にした全国規模の支援体制の実現です。特に地方では、学習や就労の選択肢がまだまだ少なく、自分らしく働くことをあきらめている方が多いのが現状です。「障害者福祉でeラーニングといえばmanaby」と言われる存在になることを目標としています。この未来を実現するためには、単に技術を普及させるだけでなく、利用者や支援者に「自分らしく生きる」ための選択肢を提供することが欠かせません。
さらに、将来的には業務提携やM&A(企業の合併・買収)を通じて福祉分野での事業拡大にも挑戦したいと考えています。manabyが築き上げてきた支援モデルやシステムをさらに広げ、より多くの人々に届けることが私の夢です。
manabyには、挑戦する人を全力で応援する環境があります。経験や年齢に関係なく、やる気次第でどんどん成長できます。また、組織全体が対話を大切にしているため、多様な価値観を受け入れる風土があります。自分自身を磨きながら、他者の人生に選択肢を提供したいと思う方にぜひ来てほしいです。