新卒第一期生として入社し、一度は退職するものの再びmanabyに戻ってきた菊地佑樹さん。現在は教育支援事業部の部長とマーケティング部を兼任し、幅広い業務を担っています。
「自分の選択に納得がいっている状態こそ、自分らしく生きられている“主観的幸福感”がある状態だと思います」。そう語る菊地さんは、どのような経緯でmanabyと再び歩むことを選び、どのような思いで働いているのか、お話を伺いました。
プロフィール
菊地佑樹
2021年12月入社
教育支援事業部 部長
※2025年7月時点
納得して選択したからこそある主観的な幸福感
私は現在、教育支援事業部の部長として宮城県南部の3つの放課後等デイサービス事業所 manaby Capmusを統括しながら、新規事業の企画や運営サポートを行っています。また、新しい地域への事業展開も推進しています。
そもそもmanabyに入社したきっかけは高校時代にさかのぼります。世の中が便利になっていく一方、児童労働やこどもの貧困など、生まれた環境で人生の選択肢が限られてしまうことを、授業で知りました。こどもが好きなこともあり、大学では経済的に困窮しているこどもたちを支援する活動を行っていました。
卒業後、仕事でも社会課題に向き合いたいと考えていたときに、大学教授からmanabyの紹介を受けました。精神障害、発達障害、身体障害などの障害がある方々が、どこにいても同じサービスを受けることができるeラーニングシステムを開発していることや地域に根差した活動を知り、代表である岡﨑さんの熱意に触れ、入社を決意。事業を成長させるために仙台を拠点に働くことを決断しました。
正直なところ、当時は大手企業に入ることが正解なのだと思っていました。ですが結果として、その時の自分がmanabyを選択したことを後悔していません。自分の選択に納得しており、「自分らしく」働けているという主観的な幸福感があるからです。
転職して再認識した「自分らしく」働けることの大切さ
私は2018年に新卒で入社しました。当時、社員は約20人。入社半年後には新規事業の立ち上げに裁量を持って挑戦することができました。立ち上げた事業 が全国に広がり、困っている人を支援できている実感が持てたので、大きな役割を一つ終えた区切りとして、2021年に大手IT企業に転職しました。
しかし、転職先ではあまり裁量がなく 、直接的に社会にインパクトを与えている感覚が持てず、楽しいとは思えませんでした。
当初から「いつかは福祉業界に戻りたい」と決めての転職だったこと、岡﨑さんから「もう一度manabyで挑戦してみないか」とお声がけいただいたこと、なによりmanabyの部署の垣根を超えて柔軟に助け合える働き方が自分には合っていると実感したことから、再入社を決意しました。
2024年3月からは放課後等デイサービス事業も始まり、現在は教育支援事業部の部長として3つの事業所の統括をしています。こどもたち、スタッフともに笑顔で過ごしている様子を見て、心からやりがいを感じています。複数の事業所を統括しているので、今後もそれぞれの事業所だけで完結するのではなく、新たな交流の機会を設けるなど、こどもたちにとってよりよい環境づくりに取り組んでいきたいです。
誰しもが「自分らしく生きる」世界をともに目指す
2025年春、manabyのミッションは「自分らしく働く」から、「自分らしく生きる」へと進化しました 。就労支援だけでなく、一人ひとりが“らしい”人生を実現できるサービスを目指しており、ライフステージに合った支援を届けていきたいです。私は、この「自分らしく生きる」ことをサービスとして全国に広めていくために、まずは東北地域で基盤を固めたいと考えています。
自分の役割に捉われず、困っている人がいれば自然と手を差し伸べることができる人 、そして新しいことにチャレンジする意欲を持つ人と一緒に働きたいですね。manabyには、柔軟な働き方や多様なキャリアを実現できる環境が整っています。もし実現したい目標を持ち、社会に貢献したいという気持ちをお持ちであれば、ぜひ私たちと一緒に成長していきましょう。