「自分らしく生きる」。この言葉に、あなたはどれだけ真剣に向き合ったことがありますか?2019年に新卒で入社し、現在就労継続支援B型事業を行うCREATORS事業部で部長を務めている小泉晴香さんは、学生時代から持つ「自分で環境を選べない人たちの選択肢を広げる」という思いのもと、社会課題の解決に日々挑戦しています。そんな小泉さんがmanabyへ入社されたきっかけや、manabyを通してしている挑戦についてお話を伺いました。
プロフィール
小泉 晴香
2019年4月新卒入社
CREATORS 事業部 部長
※2025年7月時点
大学時代に志した「選択肢を増やせる存在に」。理念に共感し入社
私は宇都宮大学国際学部で世界の言語や文学、貧困問題などの幅広い分野を学びました。そのなかでも貧困などを理由に、「自分で環境を選べない人」が存在する社会に対して憤りや悲しみを感じ、選択肢を増やせる存在になりたいと思うようになりました。
manabyを志望したのは、「一人ひとりが自分らしく働ける社会をつくる」という会社のミッションに共感したことがきっかけでした。学生時代に培った「環境を選べない人の選択肢を広げたい」という想いとmanabyの想いが一致し、説明会に足を運びました。もともと障害福祉に興味があったわけではなく、ミッションに共感して選んだのがたまたま障害福祉分野の企業だったのです。
私は青森出身で、東北への愛着はあるものの東京のほうがやりたいことの選択肢も多く、都内で求人を探していました。しかし、就活を進める中で東北にはその選択肢がないというのはただの思い込みであったと気付き、東北で自分にできることをしたいとmanabyへの入社を決意しました。
「気持ちに寄り添う」を日々意識。対話する社風が利用者の幸せに
現在、私はCREATORS事業部長として、就労継続支援B型のmanaby CREATORSを直営2事業所とフランチャイズ4事業所、計6事業所を統括しています。新規の事業所を立ち上げる際はやはり力をかける必要があるのですが、事業を大きくしている手応えがありやりがいを感じています。
業務のなかで特に大切にしているのは「人の気持ちに寄り添う」ことです。障害を抱える利用者やスタッフの声に耳を傾け、一人ひとりに最適な環境を提供することに力を注いでいます。また、manabyの強みは在宅支援サービスをはじめとする多様な支援形態だと思うので、それらを整備することで、誰もが「自分らしく生きる」ための道を切り開けるよう努めています。
manabyは事業所間の連携強化やスタッフ間のコミュニケーションの促進にも取り組んでおり、なかでも「対話」を大事にしています。年に1回、午前中で普段の業務を切り上げ、全員で対話を学び実践するイベントを行っていて、働くうえで必要な、相互理解を深めるコミュニケーションについて学んでいます。スタッフが自分自身のキャリアを築きながら、利用者への支援の質を高めていける環境です。
ありのままを受け止め、思いを拾ってくれる
これから私たちは(あるいは私は)、「一人ひとりが自分らしく生きられる社会をつくる」ことを目指して、事業所の増設や支援体制の強化に努め、全国的にサービスを展開するための基盤を作っていきたいと思っています。
私は、変化を恐れず挑戦できる仲間を常に求めています。新しいことに飛び込む勇気を持つ人、目の前の誰かの気持ちを想像できる人、そしてチームで協力しながら目標を達成できる人と一緒に働きたいと思っています。
まだ組織として整っていない部分も含めてありのままを受け止め、良いと思ったことを行動に変えていけることが、私たちの強みだと思っています。そして、個人が伝えた思いをきちんと拾おうとしてくれる会社でもあると思います。だからこそ、manabyのミッションが自分のやりたいことと合致した人にとって、manabyはやりがいのある場所だと感じています。
「自分らしく生きる」とは?という問いに一緒に向き合い、選択肢を広げるという活動を通して、社会課題を解決していきましょう。