こんにちは。今年4月、コウダプロに新卒入社した児玉です!!
今回は自分が挑戦したダーツの旅について振り返りを書いていきます。
入社して間もないころから「児玉くんはダーツの旅行くの?」と何度か聞かれていました。同時に、経験者の谷口さんからその過酷さも聞かされていたので、行ってみたい気持ちの中に怖い気持ちが正直ありました。
なんなら「手売り研修がダーツの旅の代わりになるのでは?」と逃げ道を考えた時期もありました。でも、気づいたときには「行きたい」100%に変わっていました。
そして、オーディションの日。谷口さんから心の底から行きたい気持ちを言葉にすればそれだけで伝わると教わりました。準備をしないことに不安を覚えながらも、裸一貫でオーディションに臨み、満場一致の合格をいただきました!質問に対する回答でも、素直に自分の思いや熱意を伝えることができ、嬉しかったです!
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一週目は名古屋につくことができなかった初日に始まり、アスガールを売るために多くの方法を試し、つながりを増やそうと奮闘しましたが上手くいきませんでした。
この期間は、例えるならば洗礼でした。福岡を旅立つときは、挑戦に胸が高鳴っていましたが、一人になった瞬間、その高揚は一気に不安に変わりました。飛行機の遅延や電車の乗り間違い、そしてまさかの初日は夜になっても電気の消えないネカフェでの一泊。名古屋にすらたどり着けなかった現実に、真っ向勝負の旅の厳しさを知りました(笑)
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そんな中でも「どうにかなる」と信じ、営業方法を試行錯誤する日々が始まりました。昼と夜、人通りや雰囲気の違いを感じながら、どこでどうやれば買っていただくことができるのか、試しては失敗を繰り返す日々でした。
繋がりを作ろうと必死に人と話す中で、どうしても「売ること」に対して後ろめたさを持ってしまうこともあり、自信を持ってアプローチできなかった場面も少なくありませんでした。
長倉さんから「営業ではなく人として話すこと」というアドバイスをいただきましたが、頭では理解していても、それを自然体で行うことの難しさを感じていました。
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それでも、決して成果はゼロではありませんでした。アスガールを1包でも買ってもらえた瞬間は、涙が出そうなほど嬉しくて「この研修の意味」を感じることができました。大きな成功は決してありませんでしたが、小さな喜びの積み重ねが、当時の自分を支えてくれました。
翌週は「人の優しさに救われた」週でした。
中でも「旅bar」で出会ったトーマスさんとの縁は本当に大きかったです。宿・食事だけにとどまらず、人としての暖かさも貰うことができ、肉体的にも精神的にも助けて頂くことができました。こんなにも頼れる人との関係ができるとは、到底思ってもいませんでした。
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営業面では、酔ったサラリーマンの方にアスガールを買ってもらえたり、まさかのリピーターが現れたりと、成功体験も着実に積むことができました。単に売れたという喜びとともに「自分の存在や言葉が、誰かの役に立ったんだ」という嬉しさがありました。
その一方で、嫌な言葉を投げかけられることもあって、心が折れそうになる場面ももちろんありました。「なんでこんなことしてるんだろう」と思うときや、リタイアを考えるときもありましたが、いったん耐えてみようと続けてみました。そうするうちに、少しずつ自分が変わるのを感じられました。同期のヨネの日記を見て「自分もここで折れられん!」と思っていました。
金銭的には厳しい状況でしたが、決してお金では買えない経験・学び・人との縁が確実に増えていました。名古屋という街に少しずつ馴染んできた感覚もありました。楽しみもあり、少し怖さもあるということが、旅の醍醐味なのかなあと考えさせられる週でした。
その翌週を振り返ると、ようやく少しずつ自分の言葉が出せ始めていたと思います。特に印象的だったのは、タバコ屋さんでの出来事です。最初はとても警戒されましたが、話をするうちに打ち解け、最終的にはアスガールを20包も買っていただけました。
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また、縁の先でさらに縁がつながり、カフェ会やセミナーに参加する機会にも恵まれました。ある日には、アスガールを1日で36包売ることができました。
また、まさかの「ナンパ講義」もあり、営業と人との距離感を考える貴重な経験になりました(笑)こういった様々な経験から、話を聞いてもらえることのありがたさと、人と心を通わせることの重要性を再認識しました。
何より嬉しかったのは、自然に声かけができるようになったことです。話すだけでも緊張していたこれまでと違い、当たり前のように人に話しかけ、関係を築こうとしていました。名古屋での繋がりひとつひとつが、背中をそっと押してくれている気がしました。
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最後の1週間は、これまでで一番濃くて、感情が大きく揺さぶられました。特筆すべきは、お酒好きなKさんとの出会いです。夜通し7・8軒を一緒に巡る中で、Kさんから「自分の国を知らないままでは、誇りを持てない」と聞き、名古屋についてもっと知ろうと考えさせられました。
「伝説になる」と強く意識し始めたのも、このあたりからでした。記録更新を目指して、スケッチブック作戦や買ってくれたら一発芸作戦など、これまで以上に体当たりでチャレンジしました。その覚悟と姿勢は、今の自分の成長につながっています。
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最終日には、熱田神宮を訪れ、「この地で商売をさせていただいたことへの感謝」を伝えることができました。また、立ち飲み屋やタバコ屋、焼き鳥屋などでお世話になった方々へ、直接会って感謝を伝えられたことが、何よりも心に残っています。
最終的な所持金は64,015円。目標の10万円には届きませんでしたが、自分自身の成長や人とのつながりは、それ以上に大きな財産です。あのとき、名古屋の街で出会ったすべての人へ、そして購入していただいた方々へ、心からありがとうございました!
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旅の途中、トーマスさんにおっしゃっていただいた「返すんじゃなく、次に与える人になれ」という言葉に強く胸を打たれました。自分が受け取った優しさや応援を、次の誰かへ繋いでいきます。
また、投げ銭をしていただいた会社の皆さん、名古屋に会いに来てくださった青野さん・原口さん、本当にありがとうございました!
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皆さんのご協力なく、この名古屋生活を終えることはできませんでした。本当にありがとうございました!目標達成ならずで、皆さんの期待を裏切るような結果だったかもしれませんが、このご恩を忘れずにこれから行動で返していきます!
全てを通じて自分を大きく変えることができた最高の旅でした!!今後もパワーアップして帰ってきた自分を見せることができるよう、この感謝とハングリー精神を忘れず日々努力して行きます!!!
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