こんにちは!未来開発室の米山です!
コウダプロという会社が気になっている方や就活中の方は、コウダプロの選考過程でいったい何が聞かれるのか、気になる方もいらっしゃるはず👀
本日は、そんな気になる疑問にお答えしていく、連載「入社までのキセキ」第6回をお届けしてまいります。
今回は、2023年4月に新卒入社の沼口さんにインタビューをしてきました!
沼口さんはアスガール事業部で「顧客大満足室」を担い、3年目にして同事業部の中心として活躍している社員です!
沼口さんについてはこちらから👇
それでは沼口さん、よろしくお願いいたします!
― まず、大学時代について教えてください。
地元の鹿児島大学農学部で、食品機能学を専攻していました。
小さい頃から「食品系の仕事に携わりたい」という漠然とした思いがあって、そこから料理人になりたいな、などと思っていました。
高校生になって、料理人にかぎらず「食に関わる仕事ができたらいいな」と思うようになりました。そこで管理栄養士の道も考えたのですが、県外進出が現実的ではなかった中、通える範囲に専門学校がなかったため、農学部の食品機能学を選びました。
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― 学生生活では学業以外にどんなことを?
学業以外では、農業やキャンプをするサークルに入ったり、すし屋と塾講師でアルバイトをしたりしていました。すし屋ではバイトリーダーもしていました。
しかし、大学生活の半分ほどはコロナ禍に直撃。外に出られない状況の中で、料理や筋トレに取り組むようになり、新しい趣味ができました。サウナにハマったのもコロナ禍後半あたりです。今の僕を作っているのはこの時期だと言っても過言ではないかもしれません。
― 当時の自分を一言で表すなら?
うーん、「めんどくさい」大学生ですね。授業に行くのも起きるのも億劫で、とにかく何に対しても消極的でした。「僕がめんどくさい人間」という話じゃなく、何に向き合うにも「めんどくさい」と思ってしまう状態でした。
コロナで引きこもり生活が続いた結果、夜中に寝てお昼に起きて、どんどん生活リズムが崩れていきました。やばいなとは思いながらも、何にもできていなかったです。
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― 就職活動はどうしていましたか?
実は、就活はまったくと言っていいほどしていなかったです。就活もめんどくさくて…。
2年生のときに県内のアルコールメーカーにインターンに行ったのですが、社員の朝礼が暗いし、何をしゃべっているかわからない社員ばかりだったんです。
家族経営がゆえに、ベテラン社員が若手副社長に忖度をしていることにすごくモヤっとしました。「うわ、これが社会か…」と、インターンを通じてすごくネガティブな印象を持つように…。
そこから、大手の就活サイトの求人も見たのですが「全然面白そうじゃない」、「どこも似たり寄ったり」と感じました。オンライン説明会も何社か受けたのですが、どこかピンと来ず、「自分には合わないかもしれない」と感じることが多かったです。
3年の夏には「一度立ち止まって休学しようかな」と考えるくらい、将来に対する迷いが生まれていました。
― でも、実際には休学していなかったんですよね?
休学を考えだしたころに「環境系学生未来塾」という屋久島での大学生同士の交流会キャンプに行きました。屋久島の人たちと関わってみるととても面白くて、休学している間に、この人たちのところで住み込みで働いてみようかなとも考えました。
そこで知り合った人から「こういう求人サイトもあるよ」と教えてもらったのがWantedlyだったんです。似たり寄ったりでない面白い求人も多く「これなら就活できるかも」と前向きな気持ちに。
さっそく、良さそうなプログラミング系の会社の説明会に行きました。
でも、いきなり「コードを書いてみよう」との課題を渡されて、その後3時間放置されて(笑)「これは無理だ」と思ってすぐに辞退しました。
―その後、どうやってコウダプロに出会ったのですか?
どうやってというほどのことでもなく、本当にすぐ出会えました。その後もWantedlyで企業探しをする中で見つけて、2社目に話を聞いたのがコウダプロだったんです。
応募前に「憲法」、「新しい昭和」、「性善説」に関する記事を読んで、「なんじゃこりゃ」と(笑)拒否反応とかではなくて、本当に理解ができなかったんですよね。
でも、ただ「なんか面白そう」と思いました。
鹿児島を出てみたい気持ちもあり、応募に至りました。
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― 面談の雰囲気はどうでしたか?
最初はオンラインで幸田さんと原口さんと話しました。最初20分くらいは原口さんと一対一で喋ったのですが、スーツも着ていないし社会人感があまりないなと思っていました。そしたら幸田さんが遅れて入ってきて、画面付けると寝転んでいて(笑)
腰痛の関係で仕方なかったそうなのですが、あまりにも衝撃的過ぎました。「あれ?思っていた社会人と違う!」と。社会人とか就活に対するネガティブなイメージが崩れたというか。同時にすごく前のめりな気持ちになりましたね。
それまでの就活が本当に悲惨だった分、コウダプロとの出会いは一層鮮烈で、まぶしく映りましたし、社会人の概念が広がりました。
― コウダプロの選考といえば会食面接。どんなことが印象的でしたか?
会食面接のことはよく覚えています。幸田さんから「違和感があるならやめとけば?この場で『入社したい』とハッキリ言えないならウチじゃないんじゃないか」と言われて…。
まだ3年生の10月でしたし、食の道に進むこともまだ考えていましたし、鹿児島を出たいとは思いながらも、でも福岡か…といろんなことを考えました。その場では即決せず、少し考えたい気持ちもあったのですが、そうした迷いも相手に伝わっていたのかもしれません。
そんな中で、幸田さんから「決断の価値は、その決断が早ければ早いほど高まる」と聞きました。それで、余計なことを頭で考えるのをやめました。そして「ここで働きたい」という直観的な思いを信じ、覚悟を決めました。
めちゃめちゃ迷いましたし、決断するこわさから涙も流しましたが、「覚悟を決めるとはこういうことなのか」と実感した初めての経験でした。
― コウダプロに入社を決めて、周囲の反応は?
家族には福岡の会社に決まったことだけを伝えました。すごく心配されましたが「僕が決めたことだから」と押し切って受け止めてもらいました。詳しく説明したら余計に心配されそうでしたし。
友人からは「怪しくない?」、「その赤い本(憲法)なんなん?」といった反応ばかりで(笑)就活を終わるには早い時期なのは確かで、心配もあったのかもしれませんが「早く決まって羨ましいんでしょ」と反発していました。
大学時代に関わった方々、それこそ島で出会った方々が「とりあえずやってみな」、「ダメだったらいつでもうちおいで」と言って背中を押してくださっていたのは本当に心強かったですね。
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― 入社前、不安はありましたか?
不安はもちろんありました。夏休みだけ内定者としてインターンをしたのですが、それが終わり鹿児島に帰ってからも社内チャットは見れる状態でした。厳しいやり取りや人の入れ替わりを目にして「大丈夫かな」と思うこともありました。
最初は辞めていく社員を見るとつい感情移入してしまい、心がざわつくこともありました。でもその中で「人が辞めるのも仕方ない」との感覚を持てるようになったのは良い学びでした。
どういうことかというと、合わない人が辞めているだけだったんですよ。最近は辞める人も少なくなっていて、会社として「合う人を見極められるようになったんだな」と感じます。今思えば自然な流れだったと思います。
― そんな状況の中、他の企業を受けたりはしなかったのですか?
一切なかったです。当時は不安を抱きつつも、早く就職先が決まった安心感と、「自分は大丈夫だろ」という根拠の薄い自信もありました。
ちょうどその時期に、優勝者には商品が出るマーケティングクイズ大会が社内チャットで開催されていました。社長が優勝を決めるのですが、それに勝ちまくって調子づいていましたね…(笑)
「自分はコウダプロに合っているし、入社しても辞めた人たちのようにはならない」という自信が、当時の僕を突き動かしていたのかもしれません。
― コウダプロに入社してよかったですか?
「もちろん」の答えしかないです。そもそもコウダプロに出会えていなかったら、たぶん休学していました。そしてそのまま農業していたかもしれません。
もしあの会食面接で決め切れていなければ、普通の企業じゃ到底やっていけなかったと思いますし、いい未来はあまり見えないなあと思います。
当時はまだ未熟な部分もありましたが、あの時の直感を信じて一歩踏み出したからこそ、今こうして成長できています。飛び込んで本当に良かった、と今は胸を張って言えます。
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既存の就活に違和感を抱き、偶然出会ったコウダプロに直感で飛び込んだ沼口さん。その決断は、本人いわく「めんどくさい大学生」を「人として成長した社会人」に変える大きな転機になりました。
入社後の沼口さんの活躍はこれまでnoteでも度々取り上げられてきましたが、入社前の思いを掘り下げたのは、今回が初めてかもしれません。
社会人として楽しみながら成長する“いま”の沼口さんの姿にも、ぜひご注目ください!
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