オフィスを盆踊り会場に改造してまで25周年を祝うのが面白法人！

面白法人カヤックは、2024年8月3日に創業26年目を迎えました。

代表の柳澤が社長日記でも触れている通り、26年目までの1年間は「周年イヤー」として25周年を祝ってもいいらしいということで、先月17日にすべり込みセーフで（ギリギリのわりにはなかなか盛大な）25周年記念イベントを開催しました。その名も『ありがとう盆踊り』。

ゲストに日本屈指の盛り上げ番長！！TRFのリーダー・DJ KOOさんをお招きして、お世話になっているお取引先様や鎌倉の地域の方々、祭り好きの社員とご家族を含む約300人が集い、夏夜の祝宴を盆踊りで盛り上げました。

☆イベントの概要は、こちらの25周年記念サイトをご覧ください☆
https://25th.kayac.com/

その熱気ムンムンな当日の様子と舞台裏をお届けしていきますッ！
まずはダイジェスト映像をどうぞ。

映像で流れている曲は、今回の盆踊りのためにカヤックの社員と日本盆踊り協会が制作した『ありがとう音頭』（作詞：合田ピエール陽太郎　振り付け：日本盆踊り協会）。
歌声の主はプロの歌手ではなく、なんと新卒2年目の女子社員・まるちゃん！デモ音源のつもりで録音したところ、出来が良すぎて本採用になったのだそう。カヤック一の歌うま女王と言っても過言ではないでしょう。

歌詞には、世界の「ありがとう」という言葉を入れています（歌詞が気になる方は、本記事の最後へどうぞ）。
25年間支えてくださった皆様に「ありがとう」の気持ちを込めて、そしてこの音頭を耳にした方々も「ありがとう」を送りたい相手を考えたり、目の前の人に「ありがとう」と伝えるきっかけになるようにと『ありがとう音頭』が生まれました。

実はカヤックは、会議室の名前を『第一会議室』『第二会議室』ではなく、『謝謝（シェイシェイ）』『グラシアス』など世界各国の「ありがとう」にするほど「ありがとう」の気持ちを大切にしている文化だったりします。

『テリマカシ』＝インドネシア語で「ありがとう」という名前の会議室

25周年記念イベントで来場者に配布した『ありが糖あめ』

よーく見ると、柱に「ありがとう」と書いてあるフリースペース

今回『ありがとう盆踊り』の運営チームが最も頭を痛めたのが「盆踊りをやることは決まったけど、一体どこにステージを設営するのか問題」でした。
なんやかんやを経て最終候補に挙がったのが「社員が業務を行っている鎌倉オフィスの１階」だったのですが、そこには当然、フロアいっぱいにデスク、PC、その他諸々が広がっているわけで・・・。

通常のオフィスの風景。物だらけ

「仕方ないので社員にどいてもらって、全ての物を運び出してオフィスを空っぽにしましょう」という大胆なアイデア（？）により、約140人が働いていたオフィスは盆踊り会場へと変貌を遂げることになったのでした。まぁまぁな労力がかかろうとも、面白のためならスルッとゴーサインが出てしまうところが、なんとも『面白法人』なのであります。

オフィス消滅

職場を失った社員からはクレームが出るどころか、空っぽのオフィスを面白がる人たちが続出。
「面白いからこのままでいい」「ミカン箱やビールケースを置けば仕事できるだろ」「車かバイクを置いたら絵になりそう」「バスケしようぜ！」などの好意的な意見が飛び交うのもまた『面白法人』なのでした。

そしてLEDを使った豪華ステージが完成

写真のステージ手前に写っているのは「カヤックの工作王」と呼ばれる、エンジニア兼プランナー・宮野有史が自主制作した『回転する開店祝い』実物大バージョンです。

この回転する花輪、ミニサイズを紹介したSNS投稿が80万回！！表示されてバズった花輪の実物大。25周年イベントのために制作に挑戦し、この日にお披露目したのでした。
制作者の宮野によると「歯車はスタイロフォームと呼ばれる発泡スチロールのようなもので作ったのですが、カットしてパテで埋めてヤスリがけして色を塗ってと、全て手作業で行った点が一番大変でした。」と、この大きさの歯車を一つずつ手作りするのに苦労したようです。

☆宮野による『回転する開店祝い』誕生秘話はこちら☆
https://www.kayac.com/news/2024/06/kaiten

『回転する開店祝い』はもともと、つくることが好きすぎて自主制作してしまった作品を披露する、カヤックらしさ200％の社内イベント（毎月行っています！）『つくっていいとも』で宮野が発表した作品なのですが、盆踊り会場の横ではこの『つくっていいとも』の特別展示も行いました。

イラスト、ゲーム、電子機器からかわいいマスコットまで「自分でつくったものならなんでもアリ」の、この企画。今回は選りすぐりの9つの作品を展示し、来場者に好きな作品に投票してもらうことに。

見事、優勝に選ばれたのは、面白プロデュース事業部のエンジニア・はらまことが制作した、幼児向けひらがな学習ゲーム『かなてーる』でした！
『かなてーる』は、王子様とお姫様の可愛らしいキャラクターが、ひらがなを組み合わせて単語を作る問題に答えていくゲームです。はらに制作のきっかけを尋ねると「面白プロデュース事業部で発足された『ゲームフル』のコンセプトに共感して自分なりに試作をしてみようと思ったのと、ちょうどうちの子どもにひらがなを覚えさせたくて」と、子ども思いなパパの顔を覗かせました。

「つくる」といえば、代表・柳澤が、脚本と製作総指揮を務めた25周年記念ムービー『面白法人がオモシロ法人である３９の理由』が完成し、上映会も行われたこの日。

12分半という超大作ですが、面白法人の正体がよ〜〜〜くわかるのでご覧いただけると、そして柳澤を見かけた際には感想をお伝えいただけると、たぶん、いや絶対に喜びます。

☆『面白法人がオモシロ法人である３９の理由』はこちら☆
https://www.youtube.com/watch?v=HaZQRKlLkOs