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オープンポジションを活かして転職!アルバイトから広がるキャリア

オープンポジションから応募してカヤックに入社した白鳥さん。アルバイトのアシスタントからスタートして、いまでは事業部のマネージャーを担当しています。キャリアが広がるカヤックの環境や、成長に必要な心構えについて聞きました。

白鳥 枝美奈
2018年カヤック入社
面白プロデュース事業部/マネージャー
生まれも育ちも逗子の40代ナチュラリストです。海と富士山が見える丘の上に住んでいます。

オープンポジションをつかってカヤックにアプローチ

― 前職ではどんなことをしていましたか?

ジュエリー業界のマーケティング部署で働いていました。実店舗での販売がメインの事業で、売上のデータをまとめて分析したり、売上UPのための施策を考えたりしていました。

― カヤックを知ったきっかけはなんですか?

逗子が地元なので、鎌倉にあるカヤックの存在は自然と知っていました。昔、カヤックがやっていた「DONBURI CAFE DINING bowls」にもいったことがありますよ。実は入社するまで、カヤックがIT企業というのは知らなくて、鎌倉の企業という印象が強かったですね。

― なぜカヤックに入ろうと思ったんですか?

シンプルに家に近いところで働きたいと、ずっと思っていたんです。しばらくは都内で働いていましたが、逗子との往復を30代後半でも続けることはしんどいなと感じていました。

だからカヤックはずっと気になっていたんですが、当時は自分が入れそうな求人があまりなかったんです。どうしたら入れるかなと考えていたところ、オープンポジションの求人を見つけました。そこで「マーケティング部署での経験が活かせないでしょうか?」という感じでアプローチして、入社に至りました。

前例がなかった、アシスタントへの挑戦

― 入社後はどんな仕事をしましたか?

最初の半年はアルバイトとして経理にいたんですけど、全然合わなかったんです!辛すぎて契約更新のタイミングで退職も考えていました。その時ちょうどいいタイミングで面白プロデュース事業部がアシスタントを募集していたので、「興味ある!」って言ったらすぐ異動できることになりました。

― 面白プロデュース事業部では、アシスタントとしてどんな仕事をしていましたか?

はじめは西植さんというプロデューサーのチームのアシスタントになりました。面白プロデュース事業部でアシスタントになったのは私が初めてで、それ以前は役割自体がなかったんです。だから何をやるか明確に決まっていませんでした。

当時はとにかく取りこぼされているタスクが多かったので、それを積極的に見つけて対応していくことから始めました。もちろんプロデューサーやディレクターから頼まれるタスクもあって、依頼されたことはとにかく何でもやりました。

それ以外にも営業事務として案件の請求や支払い、契約のステータスを確認して、書類を準備したり、案件の担当者に催促したりすることもありました。カヤックはクリエイターが9割という会社なので、事務作業が苦手な人も多くて(笑)。クリエイターが面白いものをつくることに専念できるよう、ビジネスとして理想的な流れをつくるのが私の仕事でした。

― どんなことがモチベーションになっていましたか?

アシスタントの仕事が面白いのは、依頼内容が決まっていないところです。プロジェクトによって頼まれることが全く変わります。だからいろんなことが経験できるんです。それが楽しいですね。

事務職ってルーティーンワークになりがちだけど、カヤックのアシスタント業務は領域が限定されていないので、自分ができるならどこまでも担当できるんです。色々な経験を通じて成長したりスキルを習得できることがやりがいです。

あと私の場合は、常に期待を良い方に裏切りたいと思って仕事をしています。人からは適当に見られるけど、「意外とできるじゃん!ちゃんとしてるじゃん!」って思わせたいんです。それがモチベーションになってます。



コミュニケーションを重視するマネージャーの仕事

― 白鳥さんは現在マネージャーをしていますが、アシスタントからどのようにキャリアが広がっていったのでしょうか?

マネージャーになったのは前任の梶山さんが「まちの保育園」に異動されたことがきっかけです。最初に声をかけられた時、マネージャーが何をするのか分からなかったけど、新しいことに挑戦するのが好きなのでとりあえず「やります!」って言いました。私のキャリアが広がるきっかけは、全部「とりあえずやります精神」なんです(笑)。

― マネージャーはどんな仕事をしていますか?

事業部におけるマネージャーの役割は、事業部長などのリーダーが考えていることをメンバーに伝えて、全員が同じ方向を向いて頑張れるようにすることだと思っています。そして、事業部にいるメンバー1人1人を働きやすくすることがミッションです。具体的な業務としては、メンバーとの1on1や新卒のメンター役を務めています。メンバーが安心して快適に働けることでパフォーマンスを最大化して、最終的には面白いものを生み出すことや利益の創出につなげたいと考えています。でもまだ全然上手くいっていません。

自分はメンバーの意見に耳を傾けがちになっちゃうんです。本当はメンバーだけに偏らず、リーダーの意向を意識的に汲み取る必要があるのですが、難しいですね。まだまだマネージャーとして未熟だと思っています。

― こだわっていることはありますか?

マネージャーを3ヶ月やってみて、自分自身も楽しみながら仕事をしないと続かないと感じるようになりました。だから最近は担当する業務をどうやったら面白がれるかを最優先にしています。

あとはメンバー間のコミュニケーションが一番大切だと思っているので、それが足りていない人同士をつなげることを意識しています。組織のトラブルは会話で解決することがほとんどだと思うんです。逆に話し合うことを諦めちゃったら、不満を抱えたまま我慢することになって何も解決できなくなる気がしています。だから意志の疎通を働きかけているんです。

例えば私がメンターとして担当している社員と話している時に、先輩社員との間に距離を感じているという相談がありました。その時は2人の様子を見ながら、飲み会を開くことにしました。他の社員も何人か参加してもらうことで、自然とコミュニケーションが生まれる場にすることができました。他にも普段やっている1on1を2on1にするとか、ケースバイケースで対応しています。

難しい課題に挑戦する面白さ

― 一番、面白かったプロジェクトを教えてください。

鎌倉リサイクリエーション』です。ご家庭で出た使用済みつめかえパックを回収し、再生樹脂ブロックに変え、様々なものにつくり変えるプロジェクトです。

面白いのは難しいところです。「リサイクルが鎌倉地域にどうやったら根付くのか?」という大きな課題に対して、0から考える必要がありました。
私自身は、詰替パックをわざわざリサイクルボックスには出さず、ゴミとして捨ててしまうことが多かったので、詰替パックの回収率を上げるにはどうすればいいのか?をひたすら考え続けました。

例えばリサイクル啓発のイベントをやっても、回収率は一時的にしか上がりません。それが継続するためにはどうすればいいのか考え続けました。決まった道筋がなく正解もわからないことは、難しいけど面白いですね。

このプロジェクトでは私たち自身の地域やリサイクルへの関心とやる気が、施策の推進力にダイレクトに影響を与えました。完全にお仕事というよりは、自分自身の生活における課題も含めてONとOFFの境目がなく取り組んできたプロジェクトでしたね。







一緒にいて楽しいのは「課題を面白がれる人」

― カヤックの気に入っているところを教えてください。

一番いいなと思うのは「360度フィードバック」という制度です。決まったひとりの上司だけではなく、一緒に仕事をしているメンバーがフィードバックをくれるんです。同じ仕事をする仲間だからこそ、私がやってることをちゃんと見て評価してくれると感じます。

あとはカヤックでは自分のキャラが全開でも問題視されないので居心地がいいですね(笑)。前職でもキャラは全開だったんですけど、カヤックのほうが仕事に活かせていると思います。

― 逆にカヤックの良くないところ、変えていきたいところはありますか?

面白プロデュース事業部は忙しすぎる人が多いのでなんとかしたいですね。マネージャーの業務として稼働管理をしていますが、いつも同じメンバーが業務過多になりがちです。面白プロデュース事業部での仕事は先が読めない部分もあるので、計画的なリソースマネジメントは難しいですね。稼働予想と実績が乖離しないように稼働管理や勤怠管理をできるように取り組みを進めているところです。

― カヤックに入りたいと思っている方へメッセージがあればどうぞ

カヤックは自分がやりたいって言っていると、本当にその仕事にチャレンジできる会社だから、それはめちゃくちゃいいところだなって思ってます。

チャレンジができる会社だからこそ「課題を面白がれる人」の方がカヤックに合っていると思います。思い通りに行かなかった時に、不満を言うのではなく、とりあえず解決しようと動ける人の方が一緒にいて楽しいですね。そういう人はぜひカヤックを受けてみてください。

(取材・文 高田一史)

カヤックサイト インタビューより引用- https://www.kayac.com/news/2023/09/interview-shiratori

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