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好きなことを自分の武器に!オタク女子がカヤックで大活躍できる理由

2018年、カヤックに新卒入社した松尾さんは自他共に認めるオタク女子。入社当時は戸惑ってばかりだったと語る彼女も、いまでは自分が好きなことを武器にして様々なプロジェクトで活躍しています。どんなきっかけで実力を発揮できるようになったのでしょうか?本人に聞いてみました。

松尾 佑海
1994年生まれ、2018年カヤック入社
面白プロデュース事業部/ディレクター

オタクスキルを猛アピールし面白法人カヤックに新卒で入社。面白プロデュース事業部にて数々のオタク向け企画・プロモーションを担当。オタクの心をがっちり掴むプロモーションを得意とする。

最初は全然面白がれなかった。カヤックに入って実感したこと。

ー 松尾さんはどんなオタクなんですか?

マンガを中心に、ドラマ、映画、イラスト、音楽など、好きなものを色々楽しんでいます。狭く深くというより、浅く広くといったタイプです。家族みんながマンガ好きだったので、私も物心がついた頃から自然とマンガを読みはじめました。それがオタクになるきっかけだったと思います。

ー どんな学生時代を過ごしていましたか?

高校では放送部として映画やドラマなどの映像作品をつくっていました。もともとマンガでフィクションのストーリーをつくることが好きだったのですが、その延長線上で映像という表現技法に興味を持ち始めたのがきっかけです。その時につくった映画が大会で賞をとったので、大学も映像系の学部に進みました。

ー 就職では映像系や、マンガに関われる出版系には進まなかったのでしょうか?

映像や出版よりもIT業界に興味がありました。例えば、マンガが紙媒体だけでなくWeb上で作品を発表できるようになったように、インターネットを通じて、クリエイターが活躍できる世界がどんどん広がっていると感じていたんです。だからクリエイターが活躍する会社や、IT技術を使って彼らの活動を支える会社に就職したいと思っていました。

ー カヤックはどのように知ったのですか?

ちゃんりおメーカー」など、Twitterでバズったカヤックのコンテンツを見たことがきっかけです。とくに、カヤックの元社員で現在は漫画家のかっぴーさんのマンガコンテンツが印象に残っています。こんな大学デビューは嫌だ!ありがちキャラ診断」や「フェイスブックポリス(SNSポリス)」を見て、マンガを描きながらサラリーマンができるっていいなと思いました。クリエイターが活躍できる環境なんだろうな、とカヤックに興味をもつようになりましたね。

ー 実際にカヤックに入ってみてどうでしたか?

入ったばかりの頃は、戸惑うことが多かったです。カヤックでは新しいプロジェクトに挑戦することが多く、いままで社内で誰も手がけたことがない制作物を担当する場合もあります。そのため、決まりきった仕事のやり方がなく、色々なことが初めての挑戦だったりします。
入社したばかりの私も、1から10まで教わるのではなく、実践しながら自分なりにやり方を学んでいく必要がありました。もちろん全部うまくいくはずもなく、なかなか手応えを感じられない日々を過ごしていました。
とくに企画を考えることは難しかったですね。自分が考えたアイデアが面白いのかどうか、自分でも分からない状態でした。当時は女性で企画が得意な人が少なく、参考にできるロールモデルもいませんでした。

自分の得意技を見つけた「おじさんの森」

ー 手応えが感じられない状況は、どのように切り抜けたのでしょうか?

きっかけになったのはナンジャタウンのプロジェクトです。株式会社バンダイナムコアミューズメントさんから、新しいキャラクターや世界観をつかったイベントをナンジャタウンでできないか?とご相談をいただきました。

私はこのプロジェクトで企画・ディレクションを担当しました。今までにない新しいキャラクターや世界観をつくるというオーダーは難しいものでしたが、一緒にプロジェクトへ参加したプロデューサーの香田が私のアイデアを褒めてくれたり、面白がってくれたりしたので、自信を持って提案を進めることができました。

香田は「うんこミュージアム」など、これまでも社内でまだ誰もやったことがないプロジェクトをたくさん手がけていました。だから私と仕事をするときも、彼が知っているやり方を教えてくれるというよりは、どうしたらいいか一緒に考え抜いてくれました。自分が出したアイデアがうまく形になるか分からない中で、彼のような伴走者がいることはとても心強く感じました。

そうして試行錯誤する中で、はじめて自分のアイデアが形になったのが「おじさんの森」というイベント企画です。


ー 「おじさんの森」はどんなイベントですか?

なにかとネガティブな印象を持たれがちなおじさんにあえてフォーカスし、「おじさんの魅力を伝える」をテーマに、さまざまな体験型のコンテンツが楽しめるイベントです。おじさんの魅力を声で感じる「おじさん電話」や、世界初?においから園内にいるおじさんを探す「くんくんクエスト」など、他にない体験ができるイベントとして、ウェブメディアや地上波で多数紹介されました。

ー どんなことが印象に残っていますか?

Twitterでもトレンド入りするなどたくさんの反響をいただいたのですが、その中でも特に嬉しかったのがファンアートを書いてくれたり、コスプレをしてくれる来場者がいたことです。私は12人いるおじさんのキャラ設定をつくり込んだんですが、自分がつくったキャラクターにファンができたことで、自分のアイデアやそれを面白いと思う感覚に自信を持つことができました。私はコアかもしれないけど、みんなが好きになってくれる世界観をつくることが得意かもしれないと思いました。


インプットとアウトプットの繰り返しで自分の「好き」を武器にする

ー 最近、自分の好きなことを活かせたプロジェクトを教えてください。

こちら国家公務員!」です。内閣人事局から大学生に向けた採用コンテンツをつくりたいという依頼をいただいて企画・制作したコンテンツです。「国家公務員アニメ化プロジェクト」と銘打って、実際にアニメが放映されるかのようなWebページを作成しました。アニメキャラクター風に職員を紹介することで、まずは気軽に職業の内容を知ってもらいたいという狙いでした。

このページの末尾で「実はこのアニメ化プロジェクトは実在しません。・・・が、キャラクターとなった職員は実在しています」と種明かしがあるのですが、実在の職員の方をベースに7人のキャラクター設定をつくり込んだのはとても楽しかったですね。

Twitter上では 「本当にアニメ化してほしい」「自分はどのキャラ推しか」といったリアクションをいただけたので、私が好きで得意なことを活かせたコンテンツになったんだなと実感できます。


ー このプロジェクトのように、自分の好きなことを仕事で活かせるようになったコツはありますか?

私の場合、インプットとアウトプットの繰り返しが効果的だったと思います。

まずはインプット。とにかく自分の好きなものに触れたり、関連する情報をたくさん集めています。コンテンツに触れた時に自分がどう感じるかという感覚も大切ですね。こういった情報が企画を考える上でのヒントになります。

そしてアウトプット。単に好きなことを自分の好きなように形にしても、ユーザーに受け入れられるわけじゃない。その企画を面白がってもらうためには、どういう工夫をしたらいいのか?という視点をもって企画をするようにしています。この2つをとにかく繰り返す内に、段々とできることが増えていきました。

また、自分の企画したコンテンツが公開されたらエゴサーチをして、ユーザーからの反響を確かめるようにしています。ユーザーから「面白い」という感想をもらえることで、自分の企画の強みが何なのか徐々に分かっていった気がします。もちろん全然リアクションがもらえない企画もありました。それも反面教師になりますね。


ー 最後にカヤックに入りたいと思っている人にひとこといただけますか?

カヤックは自由な会社です。他社では難しい挑戦的な提案や変化球の企画でも、カヤックなら実現しやすいと思います。自分で考えた企画を形にしたいと思っている人にはピッタリだと思うので、興味があればぜひ就職を検討してみてください。

(取材・文 高田一史)

カヤックサイト インタビューより引用- https://www.kayac.com/news/2023/06/interview_matsuo

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