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この人に任せたら、安心。絶大な信頼を寄せられるサーバーサイドエンジニアの元木さん。試しに作ったスマホゲームが4.2万ダウンロードを達成してしまうスゴ腕も、新卒時は初心者レベルのスキルだったそう。めざましい成長を遂げた背景や、カヤックならではの職場環境、文化について教えてもらいました!
元木 駿
1992年生まれ、2015年入社。クライアントワーク事業部/サーバーサイドエンジニア
必殺技:慎重、ていねい、安心感
異分野からエンジニア職への挑戦
ーー新卒入社7年目の元木さんですが、カヤックではどんなお仕事をされているのですか。
クライアントワーク事業部のエンジニアとして、キャンペーンサイトの構築や、自社のWEBサービスの運用開発を担当しています。WEBサイトを作るときのサーバーのインフラ構築やクラウド環境、サーバーサイドのアプリケーションプログラムを書いたりしています。
ーーなぜ、カヤックのエンジニア職に応募しようと思ったのですか。
もともと、大学時代は建築を学んでいました。建築の授業の中で、構造的なものを作るためにプログラミングに触れる機会があり、その面白さを知りました。趣味でWEBサイトをつくってみたら、どんどんエンジニア職に興味が出てきたんです。カヤックを知ったきっかけは、テレビ番組だったと思います。『サイコロ給』や『エイプリル採用』が紹介されていて、変わった会社だなと印象に残っていました。
学んできた専門が全く違うので将来のキャリアの予測もできていなかったのですが、志望動機はただただ「面白そう!」という、本当にシンプルなものでした。
ーー異分野からのエンジニアへの就職、何かと大変だったのでは......?
採用面接は人事と役員の各2回で、個人的につくっていたWEBサイトやネット上のゲームなどを見てもらいました。面接自体は5分か10分くらい。それで内定をもらえたので驚きました。※
※当時の採用プロセスの話です。現在はぜんいん人事部として一緒に働くメンバーが採用に関わるなど変わってきています。
ーー驚くべきスキルでも披露したのですか。
いえいえ、独学でプログラミングを少しかじった程度だったので、ほぼ初心者のようなものでした。専門性やスキルも大事だと思いますが、とにかく「誰と働くか」を重視している会社なので、間口は広いと思います。
とはいえ、入社した当時は全然知識がないので大変でした! 周囲に追いつけるまで、勉強の時間はかなり取りましたね。独学はもちろん、先輩がマンツーマンで個人レッスンをしてくれて、大きく成長できた時期もありました。新人の教育を積極的に行っていく文化に助けられたと思います。
成長を促す、エンジニアファーストの文化
ーーエンジニアから見た、カヤックの特徴や面白さはどんなところですか。
事業が多岐に渡るので、ひとつの会社の中でもたくさんの経験ができるところはカヤックの特徴。特に、クライアントワーク事業部は案件のスパンが短いので、新しい技術を取り入れやすいですね。案件によって使っている技術が違うので、学びの機会が多いです。
使用する技術は、その都度チームで検討して決めています。最適な技術を選定する裁量がエンジニアにあるので、ありがたいですね。エンジニアが自由に提案・選択できる環境の中で、やりたいことを実現していけるのが面白いです。
ーー参画する案件の選択肢も多いのですか。
事業部に関わらず、希望する案件があれば手をあげることができますし、声をかけてもらうこともあります。例えば、僕はクライアントワーク事業部の所属ですが、カヤックのコーポレートサイトのリニューアルや、ちいき資本事業部が運用する移住のマッチングサービス『SMOUT(スマウト)』のWEBサイトの開発も担当しています。UI・UXの改善から、ユーザーには見えない裏側の改善まで、幅広くやらせてもらっています。
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ーー他にも、カヤックらしいな、と思う部分があれば教えてください。
カヤックは、とにかく「つくることが好きな人」が多い。業務以外でも個人的に興味関心を追求できる文化・土壌があります。2012年から開催している『つくっていいとも』は、毎月個人や有志でつくったものを発表する社内イベントで、僕も運営に携わっています。『つくってみたラボ』では、ピックアップした実験作品の紹介も行っています。
WEBサイト、アプリ、電子工作など、専門以外でもやりたいことはどんどん試す。熱い気持ちと多彩な才能が溢れるカヤックの「つくる人」たち
コロナ禍以降はオンラインでの開催ですが、多い回は40人ほど集まることもあります。エンジニアとディレクターがタッグを組んだり、デザイナーだけど自分でコーディングして参加する人もいます。誰でもエントリーできて、新しい技術にチャレンジしたりアイデアを試したり、つくることを純粋に楽しめるイベント。成長し、高め合える機会になっています。
ーー元木さんも、何か発表したことがありますか。
ちょうど個人的にiOSアプリの勉強をしていた時期に、スマホのアプリゲームをつくりました。元号が切り替わるタイミングだったので、それを題材に何かできないかと考えてできたのが『令和ぱずる』。土日やゴールデンウィークを使って、1ヶ月くらいで制作しましたね。
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個人的にApp Storeに登録したところ、今では4万ダウンロードを超えました。『つくっていいとも』でプレゼンした際に、Twitterでフォロワーの多いカヤックのエンジニアがつぶやいてくれたり、そこから広がってYouTuberがゲーム実況してくれて、大きな反響をもらえました。
学び続ける情熱と慎重さで、頼れる存在へ
ーーエンジニアとして成長し続けるために、大切にしていることは何ですか。
新しい技術はできるだけすぐ試したり、チュートリアルをやってみるようにしています。技術のトレンドは、本当に移り変わりが激しいので、手を止めたらすぐ置いていかれる。今でも「常に学び続けること」を意識しています。技術に関する情報は、チームの定例ミーティングや社内のSlackでキャッチアップできるので、エンジニアが圧倒的に多い環境はメリットですね。
それから、技術の選定は検討に検討を重ね、設計の段階で周囲からもレビューしてもらいます。「安心して任せられる」「事故が起きない」エンジニアであるためにも、慎重さは特に大切にしています。
ーー課題に思うことや、今後の目標を教えてください。
課題は、学び続けていくための時間をいかに確保するか。仕事自体も面白いので、気付いたら仕事にのめり込んでいて、他の勉強ができないことも。インプットとアウトプットのバランスをうまく取れるようにしたいですね。
僕はあまり大きな野望を描くタイプではないんです。あれこれ考えながら設計しプログラムを書いて、何かをつくりあげている瞬間が一番楽しい。「目の前のことを面白がる気持ち」を持ち続けられたらいいな、と思っています。
ーー最後に、カヤックのエンジニア職に興味がある人へひとことお願いします!
カヤックはエンジニアの裁量が大きいので、つくることが好きな人にはマッチする職場環境だと思います。自由がある反面、指示を出してほしいタイプには厳しいかもしれません。面白いものをつくるのはもちろん、つくることそのものを面白がる、そんな気持ちを持った人と一緒に働きたいです。
カヤックサイト インタビューより引用- https://www.kayac.com/news/2021/07/interview_motoki
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