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「会社説明会で入社5年後にPL(※1)になれると聞いたけど、その先はどうなるんだろう?」
PLを経験した後にはどんなキャリアや成長が広がるのか、気になりますよね。
この記事では、実際にPLを経験した社員の声を紹介します。
「入社5年以降も成長できる会社かどうか」を知るヒントにしてください!
※1:アイエスエイプランにはPL(Project Leader)制度があり、PLには、与えられた権限の中で事業を進め、数字を作る役割があります。
具体的には、業務の目標や進捗を管理したり、メンバーを育成したりといった役割です。
なお、PLになるための試験制度として、C2E(Chief Consultant & Engineer)試験が用意されており、いつでも誰でも受験可能なのが特徴です。
(26卒用会社説明会資料より)
今回話を聞いたのは…
瀧ヶ崎修斗さん
新卒研修を受けた後、クライアント企業が利用するワークフローシステムの保守開発(※2)を行うプロジェクトに配属される。
2022年から、チームのリーダーとしてプロジェクトの進捗管理などを経験し、同時にC2E試験に挑戦する。C2E試験に合格後、同プロジェクトでC2EとPLを経験する。
2024年から、社内のEoFプロジェクト(※3)に応募し、社内選考を勝ち抜く。
同年10月より、大阪GM(General Manager)に就任し、大阪オフィスの拡大に尽力する。
※2:既存のITシステムの不具合修正や機能追加により、より良いITシステムへと改善する業務のことを指します。
※3:アイエスエイプランのロゴに刻まれた「emergence of founder」には、社員一人ひとりがビジネスパーソンとして成長し、やがて経営者のように主体的に行動できる人材へと育ってほしい、という想いが込められています。EoFプロジェクトは、その理念を具体化し経営者人材を育成する取り組みとして、2024年に始動しました。
▶︎EoFプロジェクトについては、こちら
PLになるまで
僕の場合、PLになるまでよりも、C2Eになるまでが大変でした。プロジェクトに配属され、リーダーを任されたものの、当初はリーダーとしてやるべきことが全くできていませんでした。
例えば、本来リーダーはチームの状況を把握しなければなりませんが、自分から進捗を確認せず、タスクが遅れれば担当メンバーのせいにしていました。
また、システム改修を進める中でクライアントから追加の相談を受けても、波風を立てまいと安易に承諾し、計画外の要求までそのまま進めてしまっていました。もともとの依頼で「何をやるか、やらないか」を整理できていなかったため、結果的にチームが計画通りに動けるはずもありませんでした。
ある時、納期の大幅な遅れをクライアントから指摘されました。それでもなお「自分は悪くない、悪いのはメンバーだ」と思っていたのですが、PLとの会話でハッとさせられました。
「リーダーの仕事は、メンバーがうまく仕事を進められる仕組みをつくることだよ」
この一言で考え方が変わりました。以降は、朝会を導入してチームの進捗を確認し、クライアントからの要望も今回の依頼で対応する範囲を明確に整理して対応するようにしました。その結果、プロジェクトは徐々に円滑に進むようになり、僕自身もC2E試験に合格することができました。さらに同じプロジェクトでPLへと昇格することができました。
プロジェクトを安定して回せるようになると、次はもっと難しいことに挑戦したいと考えるようになりました。ちょうどその頃、社内で大阪GMの公募が始まったのです。入社時に「いつか支社長になるだろう」と描いていた将来像が現実味を帯び、「今こそ挑戦の時だ」と思い、応募を決意しました。
大阪GMに挑戦して
社内選考を無事に通過し、大阪GMへの就任が決まりました。実際に就任するまでに半年ほど猶予があったため、その間に会計の勉強や他社との協業の進め方など、支社長として必要な準備を進めました。
しかし、いざ就任してみると、思わぬ壁に直面しました。それは、大阪オフィスに漂う「大阪のメンバー vs. 東京から来た自分」という対立構造です。誰かに直接言われたわけではありませんが、常に「見定められている」という視線を感じていました。
そんな中、歓迎会を兼ねてメンバーにキャンプへ誘ってもらいました。雑談もしましたが、会社の制度に関する話題になった時、大阪メンバーが抱く制度へのイメージが、会社が本来大切にしている想いとは大きく異なっていることに気づいたのです。
この違和感を見過ごしてはいけないと思い、その場で「会社の考え方はそうではないはずです」と率直に伝えました。腹を割って話したことで、それまでの対立的な空気が和らいだように感じます。
PLとしてチームを動かす経験を積んできましたが、大阪オフィスという“組織”を動かすことには、また別の難しさがあります。会社の考え方をメンバーに浸透させるのも自分の役割ですし、さらに大阪メンバー自身が新しく入社した人へその考えを伝えられるようにすることも重要です。
売上をつくるだけではなく、組織そのものを動かすことも自分の仕事なのだと実感し、組織マネジメントの難しさを改めて痛感しました。
今後のキャリア
振り返れば、これまで常に壁にぶつかりながら成長してきました。
C2Eになる時には「チームを動かす」という壁に、大阪GMになった時には「組織を動かす」という壁に直面しました。きっとこの先は「会社を動かす」という壁に挑みながら、経営を担える人材へと成長していくのだと思います。
ただ、大阪オフィスのGMには就任したものの、まだ大阪オフィスの成長という成果は十分に出せていません。売上を伸ばすことは容易ではなく、どんな壁をどう乗り越えればよいのか、正直まだ手探りの状態です。
それでも、数年後に振り返った時に「あの時もこうして壁を越えた」と言えるようになっていたい、そんな思いを胸に、今は模索しながら一歩ずつ前へ進んで行こうとしています。
まとめ
今回は、PLを経験してから大阪GMに挑戦している瀧ヶ崎修斗さんを紹介しました。
C2Eや大阪GMなど、役割が変わるたびに立ちはだかる壁を乗り越え、着実に成長している姿が印象的でしたね。
PLを経験したその先にも、さらなる成長の機会が用意されているアイエスエイプランで、一緒にキャリアを歩んでみませんか?