「結局、インビジョンって何やってるの?」
創業から13年間、幾度となくこの問いにぶつかってきました。
2008年、求人広告の総合代理店としてスタートしたのち、求人市場のトレンドに応じて事業領域の幅を広げているインビジョン。
中身のない空っぽな採用支援なんてお腹いっぱいだ!と、仕事そのものを自分たちがナチュラルに楽しみながら、出会うお客さんにもその輪が広がっていくような「人間臭いコミュニティ」を追い求めてきました。
ただ、いざ何をやってる会社なのかと聞かれたときに、毎回戸惑ってしまう。
「採用支援の会社」の一言だとしっくりこない!でも、一言で表すのが難しくて。
インビジョンの一番の価値って、ワンワードでいうと何だっけ?
そんなもやもやを突破すべく、創業13年目を迎えた今年、インビジョンは待望のリブランディングを行いました。(リブランディングって?と思った方はこちらもみてね!)
そしてやっとやっと定まった「結局、インビジョンって何やってるの?」に対する答え。
それが、「おダシ屋」。
おダシ屋としての志と事業をここにまとめます!!
おダシ屋とは?
まずは、もろもろの言葉の定義を説明しますね。
インビジョンでは、企業や地域から自然体で滲み出る魅力や人間味のことを「おダシ」と呼んできました。
世の中、おダシが出ていない、コピペのようなアウトプットが多すぎる!
でも、気づいたんです。いいおダシを出すにはアクを出しきり、取り除かなくちゃいけないってことに。
つまり、企業や地域に知らず知らずのうちにはびこって魅力発信のジャマをするアクを取り、唯一無二のおダシを出すことがおダシ屋のシゴトなのです。
おダシ屋の志
おダシ屋が目指す志は、「働く幸せを感じる、かっこいい大人を増やす」。
これはずっとブレません。
志の裏には、必ず義憤(=道義に外れたことに対するいきどおり)があります。
おダシ屋の場合、「アク」の正体こそが義憤。じゃあ、その「アク」ってなんなのか?それを指し示すデータがあります。
働く楽しさを知る大人は、国内にたったの6%。(参考文献:日本経済新聞)
テクノロジー化が進む社会で、この割合がどんどん減っていってるんです。
自分の意志とは関係なく、社会のシステムに巻き込まれて、とりあえず働く人があまりにも多い。
この異常事態の根幹には、本質を見失い、意味も考えずとりあえず“ちゃんとしなさい”と言う、大人から子供に代々受け継がれてきた狂った教育があると思っています。
おダシ屋にとっての最大のアクであり義憤は、この「狂育連鎖」。
「働く幸せを感じる、かっこいい大人を増やす」という志は、狂育連鎖を断ち切った先にあると思っています。
おダシ屋は、お客さんの枠を超え、未来の働く大人たちにも「働くって面白いぞ!」を感染させ、人間らしさ溢れる社会を本気で取り戻します。
事業について
ここからが、「何やってるの?」の具体的な部分ですね。
実際におダシ屋としてどうやって価値を提供していくのか?
それがこちら。↓
複数の求人広告媒体への出稿、効果はぱっとしないけど変えるのがめんどくさくて毎月更新、面倒臭くて更新できていない求人原稿、、、
本来テクノロジーや仕組み化で省くべきはこっちじゃん!という部分がジャマをして、らしさを打ち出すことと向き合えていない企業や地域って多いですよね。
でも企業や地域の本当の武器って、他の何にも変えられないおダシの方だと思っていて。
おダシ屋インビジョンは、HRテックや仕組み化で無駄な時間やコストを引き算(=アク取り)し、その企業・地域ならではのおダシ溢れるコンテンツの中身を強化する「ダシ活メソッド」で、ついつい人が集まってくる唯一無二のおダシの完成に伴走します。採用成功というより、志の実現が目的。
おダシ屋の事業軸
このダシ活メソッドを活かす事業軸は、大きく以下の2つ。
・採用マーケティング
・地方創生
1つずつ詳しく説明しますね。
【採用マーケティング】
働く幸せを感じる、かっこいい大人を増やすために、まずは世の中の採用難を救わないことには何も始まらない!
お金をかけて求人広告を掲載すれば人が集まるのが当たり前だった10年前までと変わり、インターネットの普及とともに個々の価値観重視になっていくこのご時世。
採用マーケティングとは、従来のやり方(=アク)に縛られず、本当に出会いたかった企業と求職者が出会うためにおダシ溢れる仕掛けをつくることだと考えています。すなわち、「両想い採用のキューピット」なんてね。
インビジョンはこの採用マーケティング事業を以下の2方向で行っています。
①お客さんを採用成功に導く
・採用戦略に伴走
・HRハッカー
インビジョン自社開発の採用管理システム「HRハッカー」。
人事の負担となる、求人原稿の更新のしにくさ、あらゆる求人広告への出稿の面倒臭さというアクを一気に取り、企業のおダシを一気に拡散できる、例えるならリモコンのようなツールです。
アク取りの代名詞とも言えるHRハッカーで、採用業務の無駄をカットします。
・おダシコンテンツ作成
ここがおダシ屋の腕の魅せどころ。
コピペのようなありきたりなアウトプットや、無理に飾った温度感が伝わらない言葉では誰の心も動かせない!
効果の高かった事例を分析しながら、お客さんのリアルな魅力がいちばん際立つ言葉や表現でコンテンツを制作しています。「お願いだから両思いになれる人に届いてくれ!!!」と、企画段階から制作に至るまで、毎度毎度魂こめて想いをカタチに!
主な制作物はこちら。
求人原稿/広報記事/採用ピッチ/採用サイト/採用動画/SNS
②世の中に採用のノウハウを届ける
・採用ハック
2019年にスタートしたばかりの、世の中の人事・経営者のお悩み解決情報発信メディア「採用ハック」を運営。
実際の事例を交えた求人市場やサービスのノウハウを記事・動画で発信しています。
インビジョンのノウハウを届ける資料ダウンロードやセミナー情報も増えている真っ最中。
目指すは、オンライン・オフラインの垣根を超える採用情報のプラットフォーム!
【地方創生】
Uターン・Iターンなど地方での働き方が注目されるなかで、魅力発信の仕方に悩む地方の方が多くいます。
その多くが、自分が住む地域を盛り上げたいという熱い気持ちがありながら、既存のやり方や決まりから抜け出せず、新しい挑戦ができずくすぶっている人たち。
インビジョンは地方自治体や地方の有力メディア企業を巻き込み、機能していないアクを取り除き、地方のおダシを発信するメディア運営やプロモーション企画を行っています。目指すは、雇用促進で天下統一!
現在の主な動きは、以下の2つです。
・働き方メディア Fledge
時間や場所にとらわれない働き方や企業の想いを、広報記事として紹介するメディア「Fledge」を運営。HRハッカーの求人原稿との連携機能で、求職者を採用広報記事に促すことができます。またNewsPicks、新R25などのメディアに記事が取り上げられるなど、各メディアとの連携も進めている真っ最中。
・地方のプロモーション企画
イベント開催やコンテンツ企画など、地方自治体や地方の有力メディア企業と連携して、地域を元気にするプロモーション企画を行います。前例のないことを、いろんな制限(=アク)を取り除きながら実行するのは本当に本当に厳しい道のり、、、。その分、日本を沸騰させている実感はデカイ。
具体的には、、、
街全体の採用力を上げるセミナーの開催/学生起業家向けセミナー開催/地元学生へのオンライン企業PRイベント/観光PR動画
制作ディレクションを行った 熊本県上天草市の観光PR動画 が2020年全国広報コンクールで総務大臣賞受賞!
まとめ
おダシ屋となったインビジョンの志と事業内容、伝わったでしょうか?
事業内容はまだまだブラッシュアップしていく予定!
おダシ溢れる企業や地域の輪を大きくし、自分らしく生きる大人を増やし、それが子供たちにも伝わることで狂育連鎖を断ち切れると信じて、インビジョンは今日も船を漕いでます。
義憤に本気で立ち向かって志を目指すって険しい船路だけど、それでも一緒に漕ぎたい!と思ってくれる方、待ってまーす!