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災害支援ボランティアの現場で感じたこと〜長野

こんにちは。Creative&Marketing DepartmentのMaruです。
10月からインパクトにJoinし、主にリモートで働いています。

入社と時期を同じくして台風19号が日本に接近し、
被害状況が気になりながらも、具体的行動を取れていない日々でした。

インパクトジャパンには、自主的にボランティアをしたいという社員を応援する仕組みがあります。
それを使って上司のYossiさんが「長野市にボランティアに行く」との話を聞き、
参加したいと申し出てOKが出たため、参加してきました。

知っていることと経験することの大きな隔たり

参加したのは、長野市。浸水被害のあった北陸新幹線の車両センター近くです。
平日水曜日の同地区での活動に55名。首都圏や関西からも参加していました。
4人ずつのチームになり、担当先のお宅で活動しました。

1日といいつつ、実質半日でできることはあまりに少ない。
神奈川からの参加者と2名で、家の基礎についた泥をとる作業を担当しました。
Yossiさんは庭に流れ着いた滞留物の撤去作業を。ふと納屋を見ると、
軽トラのフロントガラスの一番上まで、水が上がった跡が残っていました。

               (写真:収穫間近のリンゴが・・・)

                (写真:水位の高さを感じる泥の跡)

現地の状況は、ニュースで情報としては知っていましたが、
数時間かけて拭いても拭いても、柱にしみ込んだ泥が浮き上がってくることや
ボランティアの活動備品やトイレ、社会福祉協議会や炊き出しに近隣県から多くの方が来ていること。
またお家の奥さんが、休憩も取らず無言でずっと床板を拭き続ける姿など、
現地に行き、実感することがたくさんありました。

何度も現地入りしている方からは「こうしたほうがもっとスムーズに進む」「危なくない」と工夫や提案も多く出ていました。

            (写真: ゴミ捨て場へ向かうトラックは長蛇の列)

変化には、時間と人の手がかかる

インパクトは、リーダーシップ開発やチームビルディング、組織開発の研修を専門とする会社です。
研修に参加される皆さんは、みなご自身の現場を持っています。
現場にいるからこそ見えていること、ロジックはわかっても割り切れない思い、一人で奮闘している場合も、実は周りに味方がいて見守ってくれている場合もいろんな現場があると思います。

          (写真: 泥の下から庭石を何度も何度もこすって洗い出す)

復興や立て直し、変化には、とても時間と人の手がかかるのだと強く感じました。
そしてその途方もなさに気持ちが苦しくなった時、何気なくもらったお菓子の甘さや、チームメンバーが無心で作業する姿の美しさに、こんなに励まされるのか、とも強く感じました。

インパクトの目指す「Creative Change Agency」の一員として、改めて現場で起きていること、気持ちや気づきを大切に、焦ってもあきらめずに、仲間とともに取り組み続けたいという気持ちを強くしました。

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