先日グルーヴスでは21期上期キックオフミーティングが実施され、そこでバリューとGrooves way(行動指針)のリデザインが発表されました。
21期上期キックオフミーティングの様子はこちらの記事から↓
今回はバリューとGrooves wayをリデザインした背景や、これらに込めた思いについてご紹介します。
目次
- リデザインの背景
- 創業者のDNA
- バリューとGrooves way
- それぞれのGrooves wayに対する考え
- まとめ
- 一緒にはたらく仲間を積極採用中!!
リデザインの背景
今回リデザインされたのは、バリュー・Grooves wayだけではありません。
グルーヴスは2024年3月1日で創業20周年を迎えました。節目となるこのタイミングで、今一度「これからの目指すべきグルーヴス」を明確化するため、下記をはじめとした複数のトピックをリデザインすることで、統合的なグルーヴスのブランドづくりに取り組みました。
- 経営戦略の説明と浸透
- コーポレートカラーリニューアル
- カルチャーの再考
- 評価制度のアップデート
- 社内活性化プロジェクト
- 採用戦略強化
- 働き方や仕組みのアップデート
この中でバリュー・Grooves wayの変更は、「カルチャーの再考」というトピックにあたります。グルーヴスでは、企業におけるカルチャーを生み出すには行動指針を基に価値観(バリュー)を体現していくことが重要であると考えています。
今回、既存のコアバリュー・Grooves wayを見直すために、まずは創業者である池見が20年前から大切にしている「思い」=創業者のDNAに立ち返ることにしました。
しかし、創業者のDNAは抽象的な表現が多くなっているため、そこからエッセンスを抽出し、ミッション・ビジョンを実現するための具体的なバリュー・Grooves wayに落とし込んでいきました。
創業者のDNA
創業者であり現代表取締役である池見は、創業時よりミッション*・ビジョン*達成のために自らが大切にしていることを16項目にまとめてメンバーにも共有しており、リデザイン前のコアバリュー(今のバリューにあたるもの)もこの16項目を基に厳選・集約された3つで運用していました。
*ミッション:「より良い未来への「きっかけ」を提供する。」
*ビジョン:「はたらくヒトと、 未来を拓く。」
しかしこれらは項目も多く、これらから「ことの良し悪し」「迷ったときの基準」を判断することが難しかったため、メンバーにカルチャーとして浸透していませんでした。
そこで今回は、これらの16項目を「20周年を迎え事業戦略など向かっていく方向が決まった”今”大切にすべき項目」に絞る必要がありました。現在グルーヴスが直面している課題も洗い出しながら16項目に優先順位をつけ6項目に絞り、さらにより分かりやすいワーディングにしました。
バリューとGrooves way
創業者のDNAはあくまで創業者の思いを言語化したものであるのに対し、ミッションとビジョンを実現するために必要な価値観をバリューと呼びます。言い換えるならば、メンバー個人の働き方および考え方の基本になるものであり、経営のフェーズに合わせて見直す必要があります。
また、現行のコアバリューである「成果にこだわる」「Team Grooves」「革新に挑む」は評価制度や全社表彰制度の基準としても運用していましたが、「成果とは何か?」「革新とは何か?」など言葉の曖昧さによる解釈の違いが課題となっていたため、下記の4項目にアップデートしました。
さらに、それぞれのバリューに対しGrooves wayを定めました。
Grooves wayとは、グルーヴスが大切にする価値観(=バリュー)を体現するために、グルーヴスで活躍しているメンバーの行動を言語化したもので、日々の判断や選択で迷ったときのよりどころとなるものです。
それぞれのGrooves wayに対する考え
ユーザーへの提供価値にこだわる
私たちのサービスはユーザーありきで成り立っているということを忘れてはいけません。
目先のことに捉われず、「ユーザーにとっての価値となること」こそが本質であると考え、ユーザーやその他のステークホルダーに向き合い、ユーザーへの提供価値向上に徹底的にこだわります。
チームプレイで実現する
グルーヴスは目的を持ったチームです。ユーザーへの提供価値向上をチームで実現するために、メンバーを知り、自分を知ってもらうことで、積極的に補い合います。
HRT(謙虚、尊敬、信頼)を遵守し、それぞれの個性を尊重し、個性こそが武器であると捉えます。
得意なことが集まれば、可能性は無限に広がります。
自ら学び、成長し続ける
メンバー個人の成長が、会社の成長につながります。
現状の経験や年齢、地位、役割に驕らず、また捉われず、仕事・プライベート問わず自分への投資を行い、自ら成長の機会を作り出します。
前向きに学習意欲や知的好奇心を持ち、日々学び続ける(知識量)だけでなく、経験量を担保します。
積極的に共有する
得られたファクトを社内で共有し、全員が同じ情報を持って意思決定できるようにします。
良いことも悪いことも積極的に共有します。
今後より良く改善するためのきっかけになるため、悪いことは特に積極的に共有します。
情報は透明に
情報の透明性がない場合、最高のパフォーマンスは発揮できません。
オープンにすべきではない情報(給与等の人事情報など)以外はすべてオープンにしています。
情報へのアクセスのしやすさや習慣化しやすい仕組み作りをしていきます。
ただし、そういった情報が手軽に手に入る環境であるからこそ、「情報管理」の徹底や「会社が定めた規定やルールの遵守」が求められます。
それぞれの指針は独立したものではなく、複数の指針を実現することで効果が発揮される行動指針として定めています。また、このGrooves wayを基に評価制度のアップデートを行いました。
まとめ
バリューは、ミッションとビジョンを実現するために現在必要な価値観。
Grooves wayは、バリューを体現するためのメンバーの行動指針となるものです。
グルーヴスは、21期より新しいバリュー・Grooves wayのもと、ミッション「より良い未来への「きっかけ」を提供する。」、ビジョン「はたらくヒトと、 未来を拓く。」の実現に向けて心機一転進んでいきます!
バリュー・Grooves wayリデザインの背景やこれらに込めた思い、いかがでしたでしょうか。
グルーヴスは創業20周年を迎え、現在は様々なバックグラウンドのメンバーで仕事をしています。
だからこそ、バリューやGrooves wayをベースに社員同士が切磋琢磨しながら、ミッション・ビジョンを達成していきたいと考えています。