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大学での登壇、その目的とは
今年で5回目を迎える中京大学での登壇。学校での登壇活動は、Freewillとして社会を変える一翼を担う大切な活動です。
ChatGPTの出現で誰もが感じているように、今後ITの進化は世の中の当たり前を大きく変化させ、社会の動きも著しく変わっていきます。今回の登壇では、そういった技術の変化や社会の動きを理解し、世の中を変えようという情熱をもつきっかけとなればという思いから、CEO Toshi AsabaとCDO Met Ciftciが中京大学で登壇させていただきました。本記事では登壇についてのレポートを通してFreewillの目指す世界についてふれさせていただきます。
Freewillは社会の知識と学ぶパッションを持つ仲間を探している
【若者たちに今必要なこと】
日本の若者たちが将来の世界のリーダーとして活躍するためには、まずは金融や社会の仕組みについて深く理解する必要があります。しかし、日本は他の先進国と比較しても、そういった知識への教育が不十分な状態です。そのため、学生の時から経済や金融への興味を持って自ら学んでいく必要性を今回のスピーチでは皆様にお伝えさせていただきました。
例えば、フランスの若者はIT、政治、環境問題、金融のことをしっかりと理解しています。社会の動きをしっかりと把握しているため、個々で意見を持ち、社会を変えようと、デモなどの行動に出ることも厭いません。
日本ではそこまでデモといった活動が一般的ではありませんよね。この要因の一つが先でも触れさせていただいた知識への欠如があるのではないかと考えられます。
もちろんこれは学生に限った話ではありません。日本人の多くが金融や経済に関する知識が乏しく社会的な課題となっているのはみなさんもご存知の通りだと思います。Freewillではこういった状況を少しでも変化させるために、入社してからの研修の一環として金融についての勉強会なども実施しています。
【ITの知識の重要性と、コミュニケーション能力の向上についてーToshi Asaba】
Toshi Asabaはアメリカへの留学、バックパッカーの経験を通して自身の価値観が一新されたといいます。世界の中での日本は、先進国といえど小さな島国です。より良い未来を築いていくためには、日本のアイデンティティを理解した上で、世界へと目を向けていくことが大切です。
「IT」は今では世界共通の言語となっています。ITの知識を持っているか否かで、今後大きく個人の仕事の能力や資産に大きな差が出てくる時代となっています。
一方で、デジタルネイティブである若年層の中には、チャットやSNSでコミュニケーションを取ることが多くなるため、対面でのやりとりに苦手意識を持っている方も増えているといいます。もちろん日本人の察する能力といった文化的な側面もありますが、より人前で自身の意見を伝えることに不安を持つ人が増えているのではないでしょうか。
そこで今回学生の皆様には自身の考えを文章に起こすことをToshi Asaba からお勧めさせていただきました。短文のコミュニケーションではなく、人前で自身の考えを論理的に伝えるためには文章を紡ぐ能力が大きく役立ってきます。今年入社したばかりの私にとってもこの課題は大きく、間違ったことを発言してしまうことへの不安感も日々感じています。ただ問題は間違った発言をしてしまうことではなく、何も述べないということにあるのだと今回の登壇を伺いながら私も自分を振り返るきっかけとなりました。
【好奇心を持ち、怖くてもやってみるーMet】
CDO (Chief Design Officer) のMet Ciftciは、今の積極的ではない若者たちに、もっと社会に好奇心を持つように勧めました。
彼は、どんなに難しい状況にあっても、好奇心を常に持ち、課題と向き合っています。それはトルコから来日した際に、多くの新しいことに挑戦した経験から学んだことです。
来日したばかりの頃、もちろん文化や言語の違いが大きな壁となりました。けれども、彼はその壁に臆することなく一つ一つ課題を解決して前に進んできたといいます。理解できないことがあるということは、人によっては不安や焦燥感を感じることかも知れません。一方で、着実に進めることで新たな知識や経験が増えていくというボジティブな側面も持っています。考え方一つで自身の直面している問題が、新たな成長の機会にもなり得るのだということを感じました。
新社会人となって私が思うこと
中京大学の皆さんはとても意欲的で、登壇が終了したあともAsaba や Met を中心に様々な質問を頂戴しました。その中には、今の自身の知識不足による社会へ出ていくことへの漠然とした不安感もありました。
私も学生時代に同様の思いを抱えていたことを思い出します。しかし、入社して3ヶ月、その漠然とした不安感の要因が明確な課題として捉えられるようになってきました。もちろんまだまだ実力不足ではありますが、課題が明確になることで今自分が何をすべきか、臆することなく向かっていきたいと考えております。
現在、通常の新入社員であれば入社3ヶ月では経験できない多くの体験と、様々な分野の方と出会う機会を得ています。Freewillではとにかく若さやそれまでの経験に捉われず、挑戦できる環境が整っていると感じています。本記事を読んでいただいた中で少しでもFreewillに興味を持っていただけた方は、是非一緒に世の中を変えていきましょう!