大脇 政人 / General Manager|株式会社FoundingBase
教育事業 / 人事部 管掌 1993年生まれ。島根県隠岐郡海士町出身。人口2400人の島で育ち、 高校卒業後、早稲田大学社会科学部でまちづくりを専攻。 大学で学んだことを実践するため大学を休学し、沖縄県久米島町に地域おこし協力隊として入り、 ...
https://foundingbase.jp/n/n75343f82c0ce
新しい年度が始まり、先日4月17日〜18日に、毎年恒例の全社キックオフ合宿が開催されました。FoundingBase史上最多となる83名が大分県豊後高田市の拠点に集結しました。
FoundingBaseは全国19拠点にメンバーが移住し活動を行っています。事業もさまざまな取り組みを行っており、観光・1次産業・教育・シティプロモーション・関係人口など多岐にわたります。全国で別々の事業をおこなっているからこそ、全員で集まり、お互いを労いながら、自分自身、そして事業・組織をUpdateする機会として捉えています。新しく仲間に加わった「新入社員」や「中途」で入ってきたメンバーも参加し、合宿がスタートしました。
合宿の始まりは、「内定式」を執り行いました。今年はなんと、11名の新卒社員がジョイン。全員がFoundingBaseで描きたい未来について堂々と発表しました。FoundingBaseのMISSIONである”「自由」をUpdateする”の体現者となることを期待し、社員全員でエールを送りました。また今回の合宿では、7名の中途入社の皆さんも参加!様々なキャリアを持った方々にジョインしていただき、新たな化学反応が各地で起きる予感がするような、ワクワクする入社式でした。
今年度全社一丸となって取り組んだプロジェクトの1つに、リファーラル採用プロジェクトがあります。リファーラル採用とは、メンバーの知り合いで、会社の方針や考え方に共感しそうな方を会社に紹介して採用する手法です。今回は、全社で行ったリファーラル採用の取り組みを讃え、個人・チームで最も貢献した方々を表彰しました。
弊社では採用含めて一人ひとりが当事者意識をもち、「全社一丸」を掲げて採用活動を進めています。地域で取り組むコトが、人を呼び、その地域に行ってみたい、働いてみたいと思えるような事業づくりを進めていきます。
今回の合宿で発表されたのは、これまで実施してきた現場の実践を「型」に整理した方針でした。FoundingBaseは「まちづくり」の会社として「エリア価値の向上」に向けて、交流人口・関係人口・定住人口のそれぞれに対して、「機会」を提供する会社であることを改めて言語化しました。事業部も一部変更し、【観光】【一次産業】【教育】【スペース&ツアー】【プロモーション】の5つに整理しました。各事業それぞれの全社の事業戦略を発表しました。
また事業のUpdateに伴い、組織体制もUpdateされました。新たに階層を設け責任領域を明確にし、MISSIONの実現に向けてあるべき組織の状態を共有しました。今回、新たに新設されたのがGeneral Managerであり、拠点の戦略に責任を持ち、事業を推進していきます。
石井 弘輝 / 新免琢哉 / 坂和貴之/高橋沙希 / 百瀬 恒史
合宿の恒例となった、表彰式も実施しました。ベストバリュー賞とは、FoundingBaseが掲げている3つのバリューを最も体現した人に送られます。今回は6名の方がノミネート。その中からBestValue賞が選ばれました。
そして今回受賞したのは、高知県大月町で観光事業を推進している須田光祐さん。大月町のキャンプ施設をオープンすべくたったひとりで着任。日々事業者や行政の方々を巻き込みながら、「コトを創り、コトを進める」を体現してくれました。
また、チームに送られるのがベストプロジェクト賞。今回は、3つのチームがノミネートされました。
そして今回受賞したのが、宮津市のクロスワークセンターチーム。年度スタート時にはほとんど人が来なかったクロスワークセンターですが、多くの取り組みを実施し、地域の方々との協働の末、年間3800人もの来場者を獲得し、通期売り上げも見事達成しました。まさに、ベストプロジェクトにふさわしい成果でした。
そして後期の表彰ではMVPの授賞式もありました。年間通して、最も成果を創り出した人に送られる賞です。今年度は2名のメンバーがノミネートされました。
そして映えあるMVP受賞者は、東洋町チームの池田彰さんとなりました。圧倒的な行動量と、チームから信頼されるマネジメント、チーム運営の結果、池田さんが管掌する高知県東洋町「海の駅」は、今年度、過去最高売上の成果を出しました。また、「海の駅」は、地域の生産者と地域の購入者をつなぐ大切な拠点であり、人々の生活の拠点です。組織内のみならず、生産者や購入者である地域の皆さんからも圧倒的な信頼を信頼を積み重ねている池田さん。全員納得の受賞となりました。
例年よりも多くのノミネートがあった今回の合宿。ノミネートされた全てのメンバーに共通していることは、圧倒的なアウトプット量や行動量でした。受賞したメンバーから学び、自身と照らし合わせ振り返ることで、個人・組織の成長を実現していく。FoundingBaseではともに高め合える循環をつくっています。
夜は全員で懇親会を実施。交流の中で、新たな事業連携やナレッジのシェアが進んでいきました。昨年度の苦労や成果を讃え、今年度の抱負を語り合ったり、久しぶりに会った同期と楽しい話に華を咲かせたりと、思い切り楽しんだ夜となりました。
2日目は、チームごとに「組織文化」について議論を深めました。会社も事業もUpdateし、また人数も大きく増える今だからこそ、同じ方向を向いて進める組織であるように、全員で組織に対する捉え方を整理しました。
今回のワークでは、ミッションやビジョンやバリュー、また今回発表された「エリア価値の向上」について、改めて深く理解する機会となりました。「自由をUpdateする」に込められた意味やその中に含まれる「自らの意志が未来をつくる」という言葉の解釈を議論しました。「未来を創る」とはどういうことなのか。MISSIONを実現するための組織を目指すにはどんな行動を求められているのか。普段当たり前のように使っている言葉を再度考え直し、解像度を高めることができました。
株式会社FoundingBaseは、MISSIONの実現のために、事業や組織をUpdateし続けてきました。その結果、多くの地域からお声がけをいただく機会も増え、社会に対して貢献できる総量も増えてきました。毎年Updateし続け、取り組みが広がるからこそ、年に2回の合宿は、言葉や認識をすり合わせ、お互いを讃え激励し、同じ方向に向かって進むための大切な機会です。今年度も引き続きFoundingBaseらしく事業を推進していきます。よろしくお願いいたします。
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