こんにちは。バックオフィスの酒井です。
FLINTERSおよびFLINTERS BASEにおいて、バックオフィス全般を担当しています。
2024年1月にFLINTERSが設立10周年を迎えるにあたり、全社員でブログリレーを行っています。
本ブログはブログリレー全133回のうちの30回目です。この後続くブログにもご注目下さい!
10月に入り、入社の時からずっと一緒にやってきた同じ部署の同僚が産休に入ります。
産休に送り出す仲間として、自分も産休・育休を取得した1人として、色々と感じることや思い出すことがあったので、筆を取ってみました。
産休・育休において大切だと思うこと
いい会社かどうか、働きやすい会社かどうか、転職活動等で色々な企業を見ていく中で、「福利厚生の充実」や、「休暇制度の取得のしやすさ」を重要視する方も多いのではないかと思います。
ただ、その中身は、なかなか外側からだと見えにくかったりしますよね。
制度はもちろんどこの会社でもあると思います。法律で定められていることですから。
だからこそ、産休や育休、介休において、一番大切なのは、その制度を実際に利用できるのか、そして、利用できたとしても、本当の意味で社員一人一人の状況に寄り添ってもらえるのか、というところだと個人的には感じています。
元々、FLINTERSは休みが取りやすい会社で、コアバリューにも「先進・匠・充実」と掲げているくらい、ワークライフバランスを大切にしてくれる会社です。
なんといっても、FLINTERSを含むセプテーニグループは、2023年版「働きがいのある会社」 ランキングで、12年連続でベストカンパニーに選出されちゃうくらいですから。
9/29の夏休みのレポートのブログでも、そこら辺の空気感は感じていただけているかなと思います。
ただ、産休や育休、介休においては、夏休みや有給休暇の取得とは、またちょっと異なると思います。基本的に産休・育休・介休は、期間が中長期ですし、また、当然ですが休業であり退職ではないので必ず戻ってくるのが前提。
会社側としては、人が減るのは確かだけど、一定期間で戻ってくるところに、なかなか人を採用して配置する判断は難しいと思います。
少なからず、残るメンバーに負担がかかってしまうこともあるかもしれませんが、それでも、この会社の人たちは、本当に快く送り出してくれるんです。
制度を超える心からの送り出しと、復帰のWelcomeムード。
私が実際に産休・育休を取得してみて、感じたのはまさにそこでした。
社員一人一人の状況に寄り添ってくれる
私が取得したのは、もう10年近く前になるのですが、その時はまだ、FLINTERSが前身の開発部署時代の時で、私もセプテーニ社に所属していました。
当時の上司に伝えた時も、「うわー、おめでとう、え、いついつ?楽しみだねー」みたいな反応で、チームの皆も同様の反応をしてくれました。
産休も、有休を少し使って前倒しで入らせてもらったし、引継ぎも周りの皆さんが快く引き取ってくれました。
その当時と同じ景色が、今のFLINTERSで誰かが育休に入る時にも毎回見られて、おめでとうから始まって、時期やスケジュールの確認、滞りない引継ぎとスムーズな休暇の開始に、毎回ほっこりします。
一口に育休、と言っても、開始時期も、期間も、その人その人の家庭環境や状況に応じて、色々なケースが考えられると思います。
FLINTERSでは、社員一人一人の状況に寄り添って、上司の皆さんが一緒に考えてくれ、チームの仲間も快く協力してくれます。
そのため、今までも色々な取得の実績があります。
- 本当に大変な1カ月間だけ育休を取得した社員
- 赤ちゃんだけでなく上のお子さんたちのお世話もあるため、3カ月間育休を取得した社員
- 1年を超えてじっくり育休を取得した社員
- ちなみに私は、0歳の年に保育園に落ちてしまい、結局1年半くらい育休を取得させてもらいました!
本当の意味でありがたかったこと
実際に自分が取得するまでは、私の中での産休・育休のイメージって「働かなくてもお金を保証してもらえるなんて、素敵すぎる!」でした。
でも、実際に取得してみると、本当にありがたかったのはそんなことではなかったことを実感しました。
休んでいる間って、謎に社会との断絶を感じて不安になるんです。
ほぼ言葉を発しない赤ちゃんと1日中向き合っていると、ものすごく幸せなんですが、一方で社会との距離を勝手に感じて孤独感を抱きやすかったり、本当に復帰できるか不安になったりしがちだと思います。
そんな中、私たちのグループでは、「育休中の集い」などのイベントがあり、育休中の社員がオフィスのカフェに集まって、上司や同僚と近況報告や今後の相談ができる場を設けてくれるんです。
元居た部署に戻りたいな、という希望や、逆に別の部署で再開したい、時短勤務から始めたい、などなど、社員一人一人の状況に寄り添って話を聞いてもらえます。もちろん、具体的な話や希望はまだなく、オフィスに来て皆とランチする、というだけの目的でもOK。
私も、このイベントや、その後の人事や上司との相談で、どんどん復帰への不安が解消されていった記憶があります。
何より、復帰への希望を吸い上げる場を設けてくれること、いつ、どこで、どんな風に戻りたい?ということを聞いてくれること、そういった、いつでも戻っておいで。活躍できる場を用意して待っているからね。という気持ちを伝えてくれること。そして本当に、仲間たちが必至で守ってくれて、戻る場を準備して待っていてくれていること。
これこそが、育休中の手当がもらえるなんていうことよりも何よりも、本当に本当に感謝してもしきれないと今でも感じています。
この先は、出来る限りの恩返しをしていこう、と心から思った、あの気持ちを、書いていてまた思い出しました(忘れてたわけじゃないです)。
これから産休に入る同僚にも、安心していってらっしゃい。そして、安心して戻ってきてね、待っているよ。という気持ちを伝えられるよう、残ったチームのメンバーで協力して留守を守っていきたいなと思っています。
さいごに
ちなみに、復帰後一番最初に感じたことは、社会人って話すの早っ!!ってことでした。
それまで1年以上、あーだのうーだのしか発しない赤ちゃんとゆっくりした時間を過ごしていたので、冗談ではなく、皆の話す言葉が早過ぎて、本気で私以外2倍速で話しているのかと感じました。
復帰後も、時短勤務制度や、子の看護休暇、ベビーシッター支援制度などなどのフォロー体制も整っており、働きながら子供を育てやすい環境の会社だと思います。
そんなFLINTERSにもし興味をもっていただける方がいたら、ぜひお気軽にご応募をお待ちしています。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。