ディップのデータサイエンティストとは?ーー入社1年目の新卒社員が語る仕事内容・特徴・成長できる環境
ディップのデータサイエンティストが入社1年目の視点で仕事内容を紹介!予測モデル構築や効果検証、社内勉強会、学会発表など、多彩な業務を通じてデータに基づく意思決定を支援し、成長し続ける環境をご覧ください。
https://dippeople.dip-net.jp/19672/
みなさんこんにちは。2024年にデータサイエンティストとして新卒入社しました、久保知生と申します。
いきなりですが、みなさん、カレーは好きですね?カレーが嫌いという人を、私は聞いたことがありません。
先日、25新卒向けの座談会がありました。25新卒の方々と親交を深めるべく、自分の一年間について振り返り、自分にしか伝えられない話をしようというものです。そこで、私は「カレー概論」と題して、インドカレーが日本で流行るようになった背景についてお話しました(仕事の話もした気がします)。
カレーといっても欧風カレーからインドカレー、スパイスカレーまで様々ですが、今回の座談会で主に話題となったのはインドカレーについてです。
皆さんは、インドカレーやネパールカレー、いわゆるインネパ系のカレーと聞けば「安くておいしい」という印象をお持ちかもしれません。しかしながら、実際のところ、必ずしも「安くない」インネパカレーも存在します。その違いはどこにあるのでしょうか。
まず、インドカレーの日本における歴史的な背景を振り返ってみましょう。1980年代にインド料理が日本で流行し始めたとき、一部の高級店が注目を集めました。これらの店では、3000円以上する高級料理としてインドカレーが提供されていました(もっと手頃な価格帯の店も存在しており、インドカレー自体はインド国内では庶民的な料理です)。これらのインド料理店を第一世代と呼ぶことにしましょう。
状況が大きく変わったのは、1989年の入管法改正や2000年代初頭の規制緩和です。この時期にネパール人の飲食店進出が加速しました。第一世代のインド料理店で働いていたネパール人たちは、仲間や家族で資金を集め、日本で自分のお店を構えるようになりました。彼らは、消費者ニーズに合わせたメニューや価格設定を行って日本の市場に適応しました。こうして、インネパ系の「安くておいしい」第二世代の店が急速に増えていったのです。
「安くておいしい」インドカレーのイメージはここ20年で急速に広がったもので、第二世代の店舗が提供するリーズナブルな価格と高品質な料理が多くの人々に受け入れられたことが大きく影響しているのですね。
総論としてインドカレーが二世代に分けられることをインプットしたうえで、座談会では六本木の本社周辺にあるカレー屋さんや、四谷オフィス周辺のカレー屋さんも紹介しました。ここでも、いくつか紹介したいと思います。
本社の4階から出て、首都高速に向かって坂を下りたところにあるインドカレー店です。500円のカレー弁当を売っていることもあり、人気のお店です。日替わりのビリヤニもあります。
本社の2階にあります。お店の名前はディップ株式会社と関係ありません(ないはず)。dipというのはヒンドゥー語で「ろうそくの灯火」を意味するそうです。お昼時は結構並んでいて入れないことも多いので、早めに行くとよいです。
神谷町駅内にあります。本社からは徒歩で15分程度です。こちらはスリランカカレーのお店で、店内のつくりは簡素です。テイクアウトがメインなのかもしれません。お昼にカレーを食べたいビジネスパーソンの方に向いていると思います。
こちらは六本木駅(日比谷線)が最寄りのため、本社からは少し遠いです。1978年創業で、東京における北インドカレーの草分け的存在です。内装もゴージャス。
六本木一丁目から一駅です。バーとしても営業しているため、夜はカクテルを楽しみながらカレーを味わうことができます。薬膳カレーのあいがけがおすすめ。
みんな大好き、サンライズ。関東のお店では珍しく、ナンのおかわりが自由です。というか、ナンを食べきったと見るや店員さんがお皿にナンを追加してきます。最後の方は、防戦一辺倒となります。
いかがだったでしょうか。25新卒の方々の食いつきもよかったので、私としては安心した次第です。座談会のあと、ランチはみんなで四谷オフィス1階のサンライズでインドカレーをいただきましたとさ。