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「面白い人と一緒に働きたかった」私がディップに新卒入社を決めた理由

はじめまして!長期インターン生の浅野です。

今回は先月ディップに入社した方にインタビューしていきます。次世代事業統括部に新卒入社された江崎さんです。

来てみんね長崎

ー本日はインタビューお願い致します!

江崎です。お願い致します。

ー出身はどちらですか?

長崎県長崎市です。
稲佐山と港を見下ろす丘からの夜景は(100万ドルは言い過ぎだと思いますが)綺麗ですよ。あと魚が美味いです。
「来てみんね長崎~。」

ー方言までありがとうございます!笑

興味をもったらすぐに行動

ー自分を一言で表してください!

「地味に大胆」ですかね。
当初は外国語大学の国際関係学科で政治哲学を学んでいましたが、経済学を学びたいと思うようになり途中で大学を変えました。

もともと高校生の頃は理系だったのですが、シリア内戦か何かのドキュメンタリーを見た時に「このまま、世界のシステムを知らないまま専門性を極めてもいいのかなあ」という問題意識がふと湧いてきたんです。

そこで高校3年の時に突如文転して1つ目の大学(神戸市外国語大学 外国語学部 国際関係学科)に現役で入りました。流石に世界史は勉強が間に合わないと思ったので、世界史なしで受験でき、「世界のシステム」を学べそうな大学学部学科の中で、一番偏差値が高いところ(偏差値なんかで大学なんか決まらないよと、当時の僕に教えてあげたいです。でも本当に良い大学でしたし、一生ものの友人たちにも出会えました)を探した結果がそこでした。

入学後あるとき、「啓蒙の弁証法」という本を読んだことがきっかけで僕はその大学で政治哲学を専門に学ぶことにしました。啓蒙の弁証法という本は、全体主義をテーマに取った本で、「人はなぜ合理を突き詰めていくと、合理とは正反対概念である野蛮に陥るのか」ということを説明した本です。正直半分も理解できませんでしたが、その本の著者たちがやろうとしたことに魅力を感じました。彼らは決して「個人のせい」にしなかったんですよ。「失敗したのは、この人が愚かだったからだ」という説明の仕方をしていませんでした。そうではなくて、人類に共通の「ある種の性質」を定義し、歴史的・文化的に(あるいは技術的にさえ)仮説を検証していたんです。つまり、説明の「再現可能性」を念頭に置いた論理展開になっていたんです。僕は「再現可能性」という言葉が好きです。「愚者は経験から学び、賢者は歴史から学ぶ」という言葉がありますが、これも「再現可能性を味方につけろ」という話だと思っています。

ー難しい話になってきましたね・・・

僕は政治哲学を学ぶにつれ、「世界のシステム」を徐々に理解した気持ちになっていきました。それなりに充実した学びを得ることができていましたが、ある時、ジョセフ・S・ナイ・Jrという人が書いた「国際紛争 理論と歴史」という本に出会いました。

そこで初めて「ゲーム理論」という概念に触れました。ゲーム理論とは「社会を分析する数学」です。例えばその本の中では、第二次大戦で数隻の軍艦を日本海と太平洋にどのように配置するのが最も合理的か、ということを数式を用いて分析していました。その考えを目にした時に「これだ」と思ったのです。「この学問こそが個人のインセンティブとその集合体である社会で起きる帰結を再現性のあるやり方で分析できる」のだと僕は瞬時に理解しました。そこから僕はゲーム理論に夢中になりました。

国際関係学科ではもちろん、ゲーム理論を学べる経済学を専攻することはできません(そもそも大学に教授がいませんでした)。であれば大学を変えるしかありません。親に頭を下げて「チャンスは1回。予備校もお金がかかるので行かないで自宅浪人で1校だけ受ける。落ちたら大人しくそのまま大学に在籍して卒業する」という約束で、世界史なしで受験でき、かつ、経済学教育で国内最高峰のレベルを持つ慶應経済を受験することにしました。

大学2年生の6月から休学届けを出し、実家に帰って1日13時間勉強し、翌年2月に慶應を受験して合格しました。 非常に長くなりましたが、こんな感じの流れです。

ー確かに大胆ですね!そして、夢中になった学問のために行動していくのがかっこいいです!経済学を学ぶために入学した大学では具体的にどんなことを学んでいましたか?

非協力ゲーム理論・確率論・計量経済学です。

勉強だけでなくフラダンスも体験!?

ー大学での研究内容が難しそうですが、大学の研究以外ではどんなことをしていましたか?

法人営業の長期インターンシップ、英語即興ディベート、バイト、ですかね。

バイトはハワイアンカフェのホールをやっていた時は1日2回お客さんの前でフラダンスを踊っていました。
他には会員制のコワーキングスペースで施設管理をしていた時はお客さんの勉強方法を一緒に考えたりしていましたね!

ーさまざまな経験をされたのですね!フラダンスを踊るバイトってすごいですね。かなり充実された学生生活だったのですね。

データサイエンティストとしてのインターンの思い出

ーディップに入社するまで、データサイエンティストとしてベンチャー企業でのインターンをしていたんですよね?

そうですね。その会社でのインターンは大変でしたよ。

本当にデータが汚いというか、なかったんです。

営業行動(誰がいつどんな顧客に何をしてその結果どうなったか)が収められたサンプルサイズ(データの行列の行数のことです)が30万、カラム(列のこと)は100程度のテーブルだったのですが、ほとんどが欠損しており、入力されていてもフォーマットが統一されていないカラムが多くて。データが「ない」と言ってもいいくらいのデータでした。

営業社員の評価軸を経験ベイズ推定したのが思い出です。

面白い人のもとで働きたかった

ーなぜ就職先にディップを選んだのですか?

正直特に何も考えていませんでしたが、ただ「面白い人のもとで働きたいな」とは漠然と思っていて。

広告代理店、商社、その他事業会社もいくつか受けていましたが、今の上長、上司と自分が考える「世界の現状とあるべき姿」が重なった(気がした)からディップに入社することに決めました。そんな体験をしたのは就職活動を通してディップが初めてでしたね。

入社して約1ヶ月、どんな働き方をしていますか?

ー入社して間もないと思いますが、どんな働き方をしていますか?

リモートでも出社でもOKですが基本僕は定期的に出社して働いています。9:30-18:30です(まだフレックス
ではありません)。柄シャツでぶらぶらしている奴がいたら僕です
今は自分たちが参加することになるプロジェクトの概要について説明を受けた後、各自で勉強しておいてね、という段階です。

GW明けから徐々にタスクが振られていきます。
自分が関わるプロジェクトは社内営業資料の業務フロー改善・レポートクオリティ向上、といったところになるでしょうか。

ディップはわからないことを質問しやすい環境が整っている

ーディップで働いてみて率直な感想をどうぞ!

ディップ特有の事象を語るにはまだ社会人経験が浅すぎるのでまず「仕事」をしてみて感じたことを書けば、難しいです。「勉強」をしているときに感じた難しさとは違う難しさです。

ディップについて感じたことは、「わからない」といえる空気をマネジャーはじめメンバー全員が意図的にかなり上手く作ってくださっているなと感じています。ありがたいですね。

自分から仕事をつくる

ーこの先やってみたいことはありますか?

「これやってみたいなぁ」という姿勢ではなく、なんというか、「これやってるんですけど知恵貸してください」と日常的に言っている自分を目指している感じです。「やってみたい」って結局(その時点では)やっていないわけで、やりたいんだったらやればいいと思うんです。

「じゃあ何やってんの」という話ですが、現在は自分が参加しているプロジェクトの効果検証の枠組み作りと権限範囲拡大策を作っています。どちらも自分で勝手にやっています。GW明けにでも上司に提案してみようと思います。

ーありがとうございました!勉強熱心で熱意溢れる新卒さんでした!

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引用元:https://jisedai.work/ezaki/

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