NEL株式会社の募集・採用・募集条件 - Wantedly
NEL株式会社の新卒・中途・インターンの募集が24件あります。気軽に面談して話を聞いてみよう。職種や採用形態からあなたにあった募集を見つけることができます。募集では「どんなことをやるのか」はもちろん、「なぜやるのか」「どうやるのか」や実際に一緒に働くメンバーについて知ることができます。
https://www.wantedly.com/companies/company_9546258/projects
NEL代表の西田、取締役の寺尾、営業部の山川、人事部の郷の4名が、学生インターンについて語り合いました。インターンをゴールにしない学生さんは伸びる。試行回数こそが成長の鍵。そして「何もない環境」だからこそ得られる学びがある。西田・寺尾・山川の3名の学生時代の実体験と視点、そして人事の郷が考える学生インターンの本質に迫りました。
長期インターンと誘われた起業、それぞれの挑戦
ー山川さんと寺尾さんは、大学時代にインターンをしていたとのことですが、当時のお話を教えてください。
──1年ごとに会社を変えたのは、考えがあってのことだったのでしょうか?
実践経験と失敗が教えてくれた、成長の本質
──学生時代のインターン経験から、どのようなことを学びましたか?
──数多くの貴重な経験を得られたんですね。
──寺尾さんはインターン時代で印象的だったことや、現在でも活きている学びはありますか?
──インターン生に対しても、挑戦を後押しする文化があったんですね。
二極化する就活生の現実と、試行回数の重要性
──郷さんは人事として多くの学生さんを見ていると思いますが、最近の就活生にはどんな特徴がありますか?
──インターン生で伸びる学生さんの特徴はありますか?
NELという「まだ何もない環境」で得られるもの
──NELでインターンをすることの魅力は何でしょうか?
──制約がない環境ならではの魅力があるんですね。
応募方法・今後のスケジュール
▼NEL社に興味を持った方へ
山川:私がインターンをはじめたのは、大学2年生になったタイミングです。そこから、1年おきに会社を変えながら、大学を卒業するまでの3年間で合計3社でのインターンを経験しました。
1社目は人材系の会社でアルバイト求人サービスの営業を、2社目では新規アプリケーションの立ち上げに参加。そして3社目では年間3,000万円の獲得広告の運用やプッシュ通知とクリエイティブ制作など、3年間で多くの業務を経験しました。
インターンを始めることになった私の原点は、父親との競争です。父は学生時代にバスケットボールで国体に出場し、社会人になってからは大手の外資系企業の部長職を務めるなど、常に大きな結果を出し続けてきた人でした。私自身、目標があると張り切るタイプなので、最も身近な存在である父をライバルに据えて、頑張ろうと思ったんです。
会社員として相当なところまで登り詰めた父に勝つには、起業し成功することが最も明確な結果だと考えました。とはいえ、起業して実現したいサービス像が自分の中にはなく、それがコンプレックスでもあったんです。そこでまずは経験値が必要だと考え、インターンに挑戦することを決めました。
山川:意図的ですね。まだ自分が目指すべき方向が定まっていなかったので、とにかくいろんな業界や職種を見たかったんです。1つの会社で長く身を置くよりも、様々な経験を積むことで自分の適性や強みが見えてくるだろうと考えました。
ただ、1つの会社で1年間は必ずやり続けることを大事にしていました。いくら幅広い経験がしたいからといって、短期間で会社を変えていては表面的なことしか学べません。例えば、1社目でも大手ファミリーチェーン企業や老舗有名ホテルといった大企業から発注をもらえましたが、実は最初の数ヶ月は全く成果が出ていなかったんです。1年間という時間をかけて、結果が出るまでやり切ったからこそ成果につながりました。
寺尾:私は山川とは対照的に、サイバーエージェントグループ一社で3年間じっくりインターンをしていました。もともと弁護士を目指していたんですが、大学に入ってから早い段階で弁護士は向いていないなと判断して。それ以来、人生を変えたいという思いをずっと持つようになったんです。
ちょうどその時期、2015年頃はスマートフォンが当たり前になり、インターネットやアプリが一気に盛り上がってきていた時期で。でも私はガラケーを使っているような人間で、「アプリってなんだろう、インターネットってなんだろう」と完全に素人の状態でした。
その状態から抜け出すため、インターネットについて学べる環境を探していたら、福岡でサイバーエージェントグループのハシゴが「インターネットを学びながら働ける」と謳っていたんです。特にインターンの募集をしていたわけではないんですが、飛び込みで「働かせてください」とお願いしました。
「全く意味がわからないけど、なんか君面白そうだから」ということで採用してくださって、まずはメディア運営から担当。その後はアプリの運営も行い、2年目から3年目にかけては関西支社の立ち上げも経験させてもらいました。3年目の序盤でサイバーエージェントから内定をいただいた後、4年目は上京して子会社のシロクで、メディアのセールスを担当していました。
──西田さんは学生時代に起業されたと聞きました。当時のきっかけを教えてください。
西田:学生時代、3年半ぐらい大学の仲間と一緒に洋服のEC販売事業をやっていました。きっかけは学生時代の友人からの誘いです。その友人は、株式投資に成功していて、大学入学時点で巨額の資産を持っているような特殊な人間で。
そんな変わった友人から「お前変やな。なんか一緒にやってみない?」と誘われて(笑)。元々、大学に入った段階では起業なんて考えていなかったですし、寺尾と同様に「WindowsとMacって何が違うの?」というインターネット初心者だったんですが、面白そうだなと誘いに乗ることにしました。
山川:インターンから得たものは大きく3つあります。まず、とにかくたくさんの実践経験を積めたことで自己理解が深まりました。インターンでは学校やアルバイトでは得られない経験が手に入る。そのおかげで、社会に出た時の自分の立ち位置、向いていること向いてないことを実感できたんです。
次に、いろんなタイプの上司と仕事をする中で、どういう人がどんな強みを持っているか分かるようになりました。社会人として結果を出すために必要な要素や心がけるべきことを、学生で知見もない中でもある程度把握できたことは、その後のキャリア選択の際に役立ちました。
最後に、シンプルですが成長です。社員と同等に扱われるインターンで、大手企業へのテレアポだったり、広告運用だったり。学生でそこまでやってもいいんだ、という経験をさせてもらえました。
山川:あと、たくさん怒られる経験をしたことも、今では役に立っています。
当時は、敬語が正しく使えていなかったり、アポに行った時に学生のノリのままだったことで5分で帰されたり。社会人としての基礎中の基礎すら、まだ身についていなかったんです。実務の面でも、広告配信で桁を1つ間違えて配信してしまい、損害を出したこともありました。
何度もめちゃくちゃ怒られたんですが、そうやって真剣に怒ってもらえる機会って、部活とか以外ではそうそうないじゃないですか。社会人になると、特にそうかもしれません。だからこそ、自分のダメなところと強制的に向き合う機会をもらえたことは、インターンをして良かったことの1つだと思っています。
寺尾:インターン時代と社会人時代とサイバーエージェントグループで働いていた中で、一回もノーを言われたことがないというのが印象的でした。
サイバーエージェントでは、会社としてのミッションステートメントに「若手の台頭を喜ぶ組織で、年功序列は禁止。」「挑戦した敗者にはセカンドチャンスを。」という言葉が組み込まれています。それが、口先だけでなくインターン生に対しても体現されていたんです。
私は、とにかくインターン時代からその言葉を盾に「あれやりたいです、これやりたいです」と手を挙げていたんですが、基本的には何でも挑戦させてもらえました。
寺尾:ただ、「好き勝手やっていいよ」と放任されていたわけではありません。仮に自分の提案が的外れだった場合には、「このままだと失敗すると思う。成功させるためにはどうすればいいと思う?」と、私に主導権を委ねながらも、最後まで寄り添ってできる状態になるまで付き合ってくれたんです。
今社会人になって7、8年経つと、改めてノーを言いたくなる場面もあります。でもその時に当時を思い返すと、ノーって言われなかったこの会社の制度や仕組みは本当にすごかったなと。自分もそういった環境をインターン生や若手には提供したいと思っています。
郷:最近の学生さんを見ていると、先のことをよく考えて動いている方と、何をするべきかが分からずまだアクションできていない方の差がめちゃくちゃ開いている印象があります。自分で情報を入手する手段が増えたことによって、能動性がすごく影響するようになったからだと思っています。そのため、年々学生さんの中でも差が広がりつつあると感じています。
私は、これまでの経験すべて含めると軽く1,000名を超える学生さんの面接をしています。そうなると、同じ大学に通っている学生さんとお会いさせていただく場面もよくあったんですが、インターンなどの活動を積極的に行っている方は、もう社会人に近しいくらいに仕上がっている方も少なくありません。先のことをよく考えて動いている方は学生感覚が抜けていて、視点も高いと感じます。
行動をするかしないかで未来を見る視点や状況は変わってくる、そこに気づいていない学生さんは、まだまだ多いと感じています。
郷:伸びるなと感じる学生さんは、インターンをすることをゴールにしていない方ですね。例えば、大学3年生になって就活のことを真剣に考えないといけないタイミングになるとどうしても「とりあえずガクチカ(「学生時代に力を入れたこと」の略)に書くためにインターンでもしてみようかな」と思ってしまう方も少なくありません。ただ、正直それだと一緒に働く仲間になってほしい、とは思えません。なぜならインターンをすることが実現された時点で、その方にとっての目標は達成されているからです。なのでインターンすることをゴールとするのではなく、インターンをすることによって何を得たいのか、何を達成したいのかという、その最終的なゴール設定を先に置いて行動できる学生さんは、伸びると感じていますし、ぜひ一緒に働けると嬉しいと思っています。
西田:あと試行回数ですね。試す回数が多い学生さんは、めちゃくちゃ早く伸びていきます。
これは僕が若い時に言われた言葉でもあるんですけど、「今のあなたは答えは一切持っていない。あなたが持っているものは時間。それしかないです」と教えられました。そして「とにかく時間を使って、挑戦を繰り返すことでしか、今のあなたの会社における価値はない」とまで厳しく言われたんです。
やはり学生の時点では、効率的に結果を出すなんてことはできません。だからこそ、数少ない武器でもある時間と失敗する権利を贅沢に使い、失敗しても折れずに思考と試行を繰り返すことで、ものすごい成長角度になっていくと思います。
郷:インターン先として、NELはすごく良い場所だと思います。やっぱり何よりも重要なのは任される幅や、西田さんがおっしゃっていた挑戦できる数が多いことです。
会社によってはインターン生だけ完全に組織を切り分けて、リスクの少ない業務を任せる会社も少なくありません。NELは組織の一員になっていただき、業務を一緒に進めていくことで、事業のレバーになるようなミッションをお渡しすることもあります。だからこそ、社会人になる基礎が身につきますし、挑戦と失敗を経験することができると感じています。
今後自分が目指すべき場所を考えた時、少しでも成長したいと考えるのであれば、NELのようなスタートアップがベストの選択肢だと思います。
山川:今のNELって、いい意味で何もない環境だなぁと思っています。プロダクトだったりサービスだったり、顧客に対して提供している価値には自信を持っていますが、まだまだスタートアップとしては初期の段階です。
すでに土台が出来上がっている環境だと、基本的には渡されたものを受容しようという行動になるのかなと思うんですが、何もないっていうところでは、自分で思考しなければいけない瞬間が多々あります。その思考の方法やフレームを数多く持っているのが、NELの経営陣なんです。
そんな経営陣のもとで、自分の目の前にある課題に対して思考回数をかなり増やすことができる。こういう経験は、他の会社ではなかなか得られないポイントだと思っています。
寺尾:大手の会社は安心してインターンに参加できるというのはあるんですが、「あれやっちゃダメ。これやっちゃダメ」みたいな条件やルール、仕組みがもう整ってるんですよね。まだ何もないNELなら、ルールや文化を作る側に回れるんですよ。
ルールや仕組みを守る側と、作る側で比較すると、間違いなく作る側の方が得られるものが多いですし、やりがいもたくさんあります。
あと何も整ってないだけじゃなくて、何もなかったりもするんですよ(笑)。人もいない、お金もない、情報もない。じゃあ何があるのかっていうと、NELが作っているものに対する外部からの期待です。クライアントだったりユーザーだったりからの期待値がすごく高まっている現状があります。
その分プレッシャーもあるんですが、自分の成長を考えた時に、厳しい環境、プレッシャーがある環境、挑戦しなければならない環境にいる方が、間違いなくいいと思います。だからこそNELは、成長し続ける社会人を生む環境を作れていると思います。
西田:もう1つ、別の目線から伝えると、僕らの属している領域は、学生さんが持っている価値のレバレッジが効きやすい領域だと思うんですよ。SNSやインターネットが当たり前の社会で生きている学生さんだからこそ、NELの事業に与えられるものがあると思います。例えば金融系とか他の業界で、テクノロジーが主軸になりすぎているところだと、学生さんならではのレバレッジが正直効かない。その結果、成長の高速道路に乗れない可能性があります。
過去に実際いたインターン生の1人を思い浮かべると、やっぱり自分に身近な領域だからこそ、それを通してビジネスの本質とか人と組織の関係、社会人の動き方っていうものをスムーズに身につけていっていました。
そして郷さんからもあったようにトライの機会っていうものも、まだ人数が少ないからこそたくさんあります。トライの回数を最大化できることと、自分の強みを生かせることを考えると、すごく相性のいい学生さんもいらっしゃるんじゃないかなと。特に事業家を目指している学生さん、ぜひ来てください。
NELインターンシップへの応募は、弊社採用ページより受け付けております。エントリー後、書類選考、複数回の面接を経て、合否をご連絡いたします。詳細な応募方法や今後のスケジュールについては、以下応募ページをご確認ください。ご興味をお持ちいただけましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。あなたの挑戦を心よりお待ちしております。
NEL株式会社では一緒に働いていただけるメンバーを募集しています。
選考意思は不問、まずはカジュアル面談からでも大歓迎です。少し話を聞いてみたい方も、お気軽にエントリーください!