1.これまでのキャリアを教えてください
大学を卒業後、高等学校で3年間教員として勤務し、数学と情報を指導しました。
また、バスケットボール部や卓球部の副顧問も務め、生徒指導や教科指導を通して、教育の奥深さや責任、やりがいを実感しました。
その後、学生時代からの夢だった海外生活を叶えるため、ワーキングホリデー制度を利用してカナダとニュージーランドにそれぞれ1年間滞在しました。
現地では、英語を学びながら飲食店で働き、多くの国籍や文化背景を持つ人々と関わる中で、多様な価値観を理解し、柔軟に対応する力を身につけました。
さらに、勤務先からワークビザのオファーをいただく経験もあり、自分の努力や姿勢が評価されたことを通して、自信と成長を感じることができました。
2.青楓館の先生になったきっかけは?
ワーキングホリデーを経て帰国後は、海外での経験を教育現場に還元したいと考え、再び教職に就く予定でした。
しかし、これまでの経験を通して「新しいことに挑戦したい」という思いが芽生え、当初は全く教育に関わりのない仕事を探していました。
ところが、求人サイトのお気に入り欄を見ると、教育系の仕事が多く入っていることに気づきました。そこから、教育に関わりながらも新たな形で自分を成長させられる環境を探すようになりました。その中で「青楓館」と出会いました。
私は、教科指導よりも生徒指導や生徒のサポートにやりがいを感じており、青楓館は自分の目指す教育の形に最も近い場所だと感じ、入職を決意しました。
3.青楓館の教員の面白いところは?
青楓館の教員の面白さは、教員らしさにとらわれず、多様な視点から物事を考える人が多いところにあります。例えば高校生だからと制限するのではなく、「やらせてみよう」という前向きな姿勢で接しており、自由な発想を尊重する文化があります。変化の大きい社会において、このような環境で学べることは、生徒にとっても非常に価値のある経験だと感じています。
4.青楓館の先生の大変なところは?
青楓館の教員として特に大変だと感じるのは、生徒対応です。
さまざまな事情を抱える生徒に対して、毎週の1on1面談やPBLを通じて、その子に最適な接し方や言葉遣いを工夫しながら向き合っています。
そのためには、日々の観察や細かな気づきが大切になってきます。
「少しでもその子のために何かしたい、成長を支えたい」という思いと、その子が本当に何を求め、何が必要かを探る難しさが、大きなチャレンジとなっています。
5.どんな人が青楓館の先生に向いていますか?
青楓館の先生に向いているのは、日々の変化を楽しめる人だと思います。
毎日がさまざまな問題や課題の連続で、あっという間に時間が過ぎるほど忙しい環境ですが、そのスピード感や臨機応変さを楽しめる人に向いています。
また、一人ひとりの生徒と真摯に向き合い、その成長を支えたいという思いを持てる人も、青楓館で活躍できると思います。
6.これから青楓館で働きたい人へメッセージ
おそらく、ホームページを見たり面接に来たりしても、学校の雰囲気や実際の働き方はなかなか伝わらないかもしれません(笑)。私もそうでした。
入社してみて、「こんな形の学校があるのか」と驚きました。
日々学びが多く、毎日新鮮で楽しい環境です。ぜひ一緒に楽しんでいきましょう!