え?社内で推し会?!社内イベント歴代最大に盛り上がった新表彰制度 | 株式会社NSグループ
みなさん、こんにちは!株式会社NSグループ社長の荻野佳奈子です。2025年5月22日、初の試みである「NSグランプリ2025アワード」を開催しました。「挑戦する社員を応援したい。思いっきり褒めた...
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そう笑うのは、産後ケアホテル〈マームガーデン葉山〉のキッチンリーダー、加藤若菜さん。
体制変更後のリーダーシップ、季節イベントの立ち上げ、そして新人育成まで。何があっても厨房の空気を明るく変えるその人柄と、準備力が評価され、社内表彰でMVPを受賞しました。
「人に任せるのが苦手だった」と話す彼女が、“チームを動かす人”になるまでのストーリーを聞きました。
このインタビューは、NSグループが年に一度開催する社内表彰制度「NSグランプリ」にて、受賞メンバーに話を伺う連続企画です。聞き手は、NSグループの代表が担当しています。
NSグランプリについてはコチラもぜひ
出産直後のママと赤ちゃんが滞在し、心と体を整えるための“産後ケア”を提供する〈マームガーデン葉山〉。看護師や助産師・専門スタッフが24時間常駐し、食事・睡眠・育児サポートまで包括的に寄り添う産後専門のホテルです。
マームガーデンの詳細はコチラ:
──まずは自己紹介をお願いします(荻野)
「産後ケアホテル〈マームガーデン葉山〉で、キッチン業務を担当している加藤若菜です。メニュー作成から発注、調理、後輩のサポートまで幅広くやっています!」
──どんな子ども時代でしたか?
「めちゃくちゃ活発でした!男の子に混ざって下水道探検したり、木登りしたり(笑)。家ではおばあちゃんもお母さんも鍼灸師で、無添加・無塩のごはんが普通。“体にいいもの”が生活のベースにあったのは、今思えば自然な流れだったのかもです。」
──MVP受賞の理由は、体制変更のなかで発揮されたリーダーシップとのこと。大きな役割の変化があったそうですね?
「はい。“明日からチームを引っ張ってもらえる?”と声をかけてもらって、発注・工程・人の流れまでを一度見直すことになりました。」
──かなりプレッシャーがあったのでは?
「最初は、“私が全部やらなきゃ”って思っていたんです。でも、いざやってみると“全部自分で抱えなくていい”って気づけた。
“人にお願いする”って、ただ頼むことじゃなくて、**“安心して任せられる状態を整えること”なんだなって分かりました。」
──まさに、その“仕組み作り”が評価されたわけですね。
「そうなんです。“苦手だと思ってたのは、やったことがなかっただけ”って気づけたのは大きかったです。」
チームでやることに気づけた職場のメンバーたちと(加藤さんは右下・中央は社長の荻野睦美さん)
──印象的だった七夕のビュッフェ、どう企画したんですか?
「もともと、“季節を感じる料理で喜んでもらいたい”って気持ちがあって。でも、通常営業の中でイベントを成功させるには、事前の段取りがぜんぶなんです。」
──加藤さんは“準備オタク”とか?
「はい(笑)。“誰に・何を・いつまでに”って紙に書いて、手分けするんです。でも、いきなり“これお願い”じゃなくて、ふだんから雑談しておくのがポイント。“この人は揚げ物が得意だな”とか、“この人は装飾センスあるな”って、話してるとわかってくるんです。」
──まさに日々のコミュニケーションが土台ですね。
「私は全員と仲良くなれる自信があるし、自分から“私おしゃべりで、うるさくてごめんね〜!”って笑っちゃう(笑)。でもその雑談があるから、“◯◯さんなら、あの料理できるんじゃないかな頼める?”“◯◯さん、あの飾りお願いしてもいい?”ってスッと頼めるのかなと思っています。」
1日限定の七夕メニュー 産後のママにとって大切な思い出になったはず
──上司からの表彰コメントにも“化け物級の明るさ”って言葉がありましたね。
「はい!“空前絶後の明るさと、化け物級のコミュニケーション力”って言われて、めちゃくちゃ嬉しかったです!まさかそんな風に見てもらってるとは思ってなくて。」
──「明るさ」って自分としては強く意識してることなんですか?
「うーん、“チームの空気を温める”のはすごく意識してます。厨房って忙しいとピリピリしちゃうので、私は絶対に声を出して、笑って、目を見て話して。“うるさい人”でいいんです。その分、誰かが相談しやすくなるはずだから。」
「化物級の明るさ」とコメントを寄せた信頼するBOSSと一緒にはいチーズ
──日々の仕事で、一番うれしい瞬間は?
「“この味、家でも作りたい”とか、“マームガーデンのごはんを、また食べたいって思ってたんです”ってお客様のママさんたちに言ってもらえたときですね。
産後の方って、自分のことを後回しにしてるからこそ、“おいしい”って感じる瞬間が、すごく特別だと思っています。その特別に関われるのがなにより嬉しいんです。」
出産後のママを笑顔にする美味しい食事をこれからも作り続けていく(写真は七夕メニュー)
──これからの挑戦は?
「“いつ産むか”って、ママは選べないじゃないですか。だから私は、どの月に来ても“その時期ならでは”の楽しさを味わってもらえるように、産後ケアホテルだからこそ、季節イベントを毎月やりたいと思ってるんです。」
──飽くなき向上心ですね。
「はい。でもそれって、自分一人じゃできない。だからこそ、チームで挑戦できる環境を整えることにも、これからもっと力を入れていきたいです!」
「人に振るのが苦手」と話していた人が、今では“誰に・いつ・何を”頼むかをデザインし、厨房という舞台をまるごと盛り上げる人になった。
加藤さんがつくるのは、“おいしい料理”だけじゃない。“今日ここに来てよかった”という気持ちと、“またあの味が食べたい”と思わせる記憶。
明るさと準備力、雑談と信頼、行事と日常。その全部を笑顔で繋いでいく、まさにMVPなメンバーでした!受賞本当におめでとう!
受賞本当におめでとう!!