IT業界など豊富なインターンプログラムが溢れる業界がある一方、インバウンドが盛り上がり強い追い風の吹く旅行業界、兆円規模の大企業がひしめく不動産業界には、まだ学生から活躍できるプログラムが少ないのが現状です。
Unitoは、そんな学生を旅行業界、不動産業界に迎えるべく、ホテルの立ち上げや新規事業企画など、様々なプロジェクトでこの現状を変えていきたい。そんな想いで、 3ヶ月の期間で各事業部のプロジェクトに社員レベルで参加し、リアルビジネスを体感するプロジェクト実践型インターンシップ「Unito Bootcamp」を開催しています。
※Unito:企業名、unito:ブランド / サービス名称
今回はUnito Bootcamp2期生、立教大学4年、近藤さんのインターンレポートです。プロダクト開発部に所属し、「unito」プロダクトのユーザー体験向上と業務効率化に挑んだ3カ月を伺いました。
自己紹介をお願いします!
立教大学の現代心理学部に所属しています。映画鑑賞が趣味で、特にハリウッド映画をよく観ます。「Titanic」や「Avatar」、「My Blueberry Nights」が好きで、最近はアカデミー賞のオスカーで話題の「A Real Pain」や「Anora」に興味があります。
映画鑑賞と関連して、映画音楽にも関心があり、サウンドトラックを聴くうちにオーケストラ作曲を学びはじめました。卒業制作ではオーケストラ楽曲を制作し、「感動を呼び起こす音楽の構造」について研究する予定です。
ガイアックスなど他社インターンを経て、Unitoに応募した理由は?
インターンにおいて、通常業務の経験以外にも ”同期と共に学び、切磋琢磨できる環境” は貴重だと感じています。「Unito Bootcamp」の、そのような成長環境に魅力を感じましたし、将来のキャリアを見据え、新しい領域に挑戦して自分の可能性を広げたいと考えました。
くわえて、元々2年前から、unito宿泊部門のゲストサポートとして働いていて雰囲気を知っていたこともあり、改めてインターンとして「Unito Bootcamp」に応募しました。
インターンでの担当業務を教えてください
現在、PdM業務として「unito work」チェックインシステムの開発要件を作成し、要件定義・デザイン設計・データ設計を担当しています。また、カスタマーサポート(CS)業務を経験しながら現状の課題を分析することで、オペレーションとプロダクトの両面から改善提案を行い、実施しています。
「unito」のユーザー体験向上と業務効率化を目指し、開発と運用の両側面で貢献できるよう取り組んでいます。
インターンで立てた成果目標と成長目標は?
Unito Bootcampのキックオフで、3ヶ月間の成果目標・成長目標を以下で設定しました。
【成果目標】
①「正常パターンは最短ステップ」「異常パターンの漏れがない」チェックインの仕組みについて、要件定義・デザイン・データ設計を4月末までに完了すること
②2つ以上の機能を企画し要件定義を行うこと
【成長目標】
・「DB構造」と「オブジェクト指向UI」の理解を深め、機能の企画を一貫して経験することで、アイデアを形にする力を養うこと
・CS業務の課題を特定し、オペレーションとプロダクト両面から改善を提案・実施するスキルを身につけること
成果目標の振り返り
チェックインシステムの要件作成では、情報入力の確認、本人確認、チェックアウト、ビデオ通話サポートなど、多機能を検討しました。データベース構造を理解しながら要件を整理し、ワイヤーフレームを作成。基本設計まで一通り完了し、実装に向けた準備を整えました。
CS業務についても一通り習得し、現在はチームマネージャーと課題を洗い出し、オペレーション改善を実行中です。
成長目標の振り返り
サービスを作る上で、利用者が「今何が起こっているのか」「次に何をすべきか」を直感的に理解できるUI設計や説明文の工夫が重要だと実感しました。ボタン配置や操作手順の最適化が、スムーズなUXに直結することを学び、今後も意識して取り組みたいです。
目標以外に3ヶ月間でぶつかった壁と、それをどう乗り越え成長できたか?
サービス開発やチーム改善において、顧客(宿泊客やチームメンバー)が求めることを的確に捉え、シンプルにかつ、彼らの視点に立ってアプローチする重要性に気付きました。
最初は要件や改善策を考える際、機能を盛り込みすぎたり、複雑に考えすぎたりすることがありました。しかし、ユーザー視点で「本当に必要なものは何か」を意識し、シンプルで効果的な解決策を提案することで、より実用的なアウトプットができるようになりました。
Bootcampの同期と関わることはある?
出社した際には、必ず誰かしら同期がいるため、顔を合わせる機会は多いです。不明点があるときには、同期のメンバーに気軽に質問することができ、助けてもらっています。
お互いに情報を交換したり、困ったことを共有したりすることで、より効率的に学び、成長できていると感じています。また、同じ環境で切磋琢磨できることが、モチベーションにもつながっています。
メンター(上長)とはどうコミュニケーションを取ってる?
近藤さんの所属部署のひとつ、プロダクト開発部
左:PdM田村、右:執行役員 VPoP中野
プロダクトとCSのそれぞれに別のメンターがついており、どちらもわからないことや不明点に対して全力で向き合ってくれます。
週に複数回行われる1on1やOJTミーティングでは、進捗確認や疑問点の解消を行い、日々の業務をより深く理解できるようサポートしてもらっています。メンターとのコミュニケーションを通じて、自分の成長を実感できています。
実際に働いてみて感じるカルチャーは?メンバーの印象は?
「暮らしの最適化」を掲げる会社だけあって、従業員の働き方にもそのスタンスがしっかり表れています。ライフスタイルに合わせて柔軟に働ける環境が整っており、自分らしい暮らしと仕事のバランスを実現できるのが魅力です。
風通しが良く、意見を言いやすい環境が整っており、チーム全体がオープンでフラットな雰囲気であり、メンバー同士の助け合いが素晴らしく、困ったときには自然にサポートを受けられる文化が根付いています。こうした環境が、より良い成果を生む原動力になっていると感じています。
今後どう成長したいか
今後は、プロダクト開発とCSの両面でさらに深い知識と経験を積み、より効果的な改善策を提案できるよう成長したいと考えています。具体的には、ユーザー視点を意識したシンプルで直感的なサービス提供を目指し、機能設計やUI/UXにおける精度を高めていきたいです。
また、同期やメンターとのコミュニケーションを通じて、チーム全体の成長を支えられるような存在になりたいと考えています。プロダクトとオペレーション両面で、より多角的に課題解決ができるスキルを養っていきます。
最後に一言!
Unito Bootcampは、意欲の分だけ挑戦させてくれる環境が整っており、自分の成長に必要な経験をたくさん積むことができます。私の場合は、プロダクト開発やCS業務に関わりながら、実務を通じてスキルを身につけることができ、挑戦的な課題にも積極的に取り組めるので、とても充実した経験が得られています。
一方で、働き方も非常に柔軟なので、忙しい学生でも無理なく両立しながら成長できるのが魅力だと感じています。チームのサポートも手厚く、共に切磋琢磨できる環境が整っているので、多くの学生さんに挑戦してみてほしいと思います。