IT業界など豊富なインターンプログラムが溢れる業界がある一方、インバウンドが盛り上がり強い追い風の吹く旅行業界、兆円規模の大企業がひしめく不動産業界には、まだ学生から活躍できるプログラムが少ないのが現状です。 Unitoは、そんな学生を旅行業界、不動産業界に迎えるべく、ホテルの立ち上げや新規事業企画など、様々なプロジェクトでこの現状を変えていきたい。そんな想いで、 3ヶ月の期間で各事業部のプロジェクトに社員レベルで参加し、リアルビジネスを体感するプロジェクト実践型インターンシップ「Unito Bootcamp」を開催しています。
※Unito:企業名、unito:ブランド / サービス名称
今回はUnito Bootcamp2期生、立教大学2年、藤井さんのインターンレポートです。社長室ブランディングチームで挑戦した3カ月を伺いました。
ー 自己紹介をお願いします! 立教大学経営学部に所属しています。大学では授業運営スタッフのボランティア活動に参加したり、飲食店でアルバイトをしています。また、知識創造理論をテーマにしたゼミにも所属し、経営や組織論について学びを深めています。
ー Unitoを知ったきっかけは?
大学の先輩のインターンの報告書でUnitoを知りました。 「帰らない日は家賃がかからない」という今までに聞いたことのなかった暮らしの在り方がとても興味深かったことが興味を持ったきっかけです。
また、私自身これまでインターンの経験がなく、業務内容についても分からないことが多かったため、まずはカジュアル面談に参加しました。その際、人事の方がとても親切に接してくださり、安心感を持ったことをよく覚えています。
企業概要の説明を伺った際にも、会社の雰囲気が温かく感じられました。自分自身初めてのインターンということもあり「人数が多すぎない環境で挑戦してみたい」という想いから、応募を決めました。
ー インターンでの担当業務を教えてください 大きく分けて3つあります。 1つ目は、採用業務です。求人サイト向けに求人情報の作成・掲載を担当しています。
2つ目は、ブランディング業務です。2024 年5月にリリースされたunito hotel residenceのブランドの認知を拡大するため、ハードとソフトの両軸でブランドロゴを散りばめていくプロジェクトを任されました。具体的には、ロゴの入ったグッズを設置したり、OTAのリスティングにロゴや紹介文を入れることで、ユーザーとの接点を増やす取り組みをしました。
3つ目は、ホテルの開業準備と運営です。 4月にオープンしたホテルレジデンスにおいて、開業準備をサポートしました。
<藤井さんの具体的な業務内容> ・スタッフ向けの業務マニュアルの作成 ・ユーザー向けの案内資料作成 ・現場の家具類の搬入業務 ・開業後は、フロントでの接客業務
オープン後は、実際にフロントに立って接客を行いながら、運営上の課題を見つけ、改善策を模索する取り組みも行っています。
ー インターンで立てた成果目標と成長目標は?
Unito Bootcampのキックオフで、3ヶ月間の成果目標・成長目標を以下で設定しました。
【成果目標】 1. 3月末までに、Unitoが運営するホテルの80%に、Uロゴの写真を表示させる 2. 4月末までに、Unitoが運営するホテルの75%に、Uロゴのグッツを設置完了させる 3. 採用リスティングの運用で、ホテルメンバー応募数15件/週を達成する 【成長目標】 1. 業務プロセスを誰が見てもすぐ業務に取り掛かれるように言語化し、わかりやすいマニュアル作成スキルを身につける 2. マニュアル作りを通して、スプレットシートとnotionを使いこなせるようになる 3. ホテルの立ち上げと運営業務を通して、ホテルオペレーションの全体像を理解する
【成果目標の振り返り】 採用業務については、インターン開始直後の2月上旬時点で、応募数+63件、面談数+19件、採用数+11件となりました。KPIを追う中で、応募件数は増加したものの、そこから採用までに繋げることの難しさを学びました。
ブランディング業務では、2024年5月にリリースされたUnitoのブランドロゴの認知度を高めることをミッションに、運営している複数の施設に関して、64件・約300室以上のリスティング作業を担当しました。ハード(マグカップ発送)とソフト(海外OTAのリスティング)双方にUを散りばめていくことで、ユーザーとの接点を増やし、認知拡大していくことを目指しています。
リスティングは、新しくできたUnitoのロゴの認知度を高めるために、予約サイトに掲載されている写真を全て新しいロゴ入りの写真に入れ替えました。数多くある物件の写真を入れ替えるという単純作業だったため、効率よく進めるにはどのようにすれば良いかを考えました。
そしてホテル開業準備・運営については、4月にオープンしたホテルレジデンスが、現在予約サイトでありがたいことに高い評価をいただいています。その一方で、現場にはまだまだ改善できる点が残っていることを実感しています。
【成長目標の振り返り】 ①のマニュアル作成スキルについては、求人マニュアルやゲスト向け滞在ガイドの作成、他部署の方に向けた連絡文の工夫などを通して、意識的に取り組みました。相手に伝わりやすく書くことを心がけるようになり、情報整理や表現力が向上したと感じています。
②のスプレッドシートやNotionの活用についても、特にNotionはこれまで使用経験がなかったため、マニュアル作成業務を通じて操作に慣れ、以前よりもスムーズに使いこなせるようになりました。
③のホテルオペレーションの全体像理解については、ホテルの開業から運営に携わらせていただくという貴重な経験ができたお陰で、これまでゲストの立場でしか見ていなかったホテルを、運営側の視点でオペレーションの全体像を理解することができてきました。
ー インターンで印象に残っていること・学んだことは?
3か月に一度開催される、事業戦略会議です。 最初に「事業戦略会議」と聞いたときは、とても堅苦しい雰囲気の会議を想像していました。
しかし、実際に参加してみると、スライドの前に椅子を自由に持ち寄って好きな場所に座ったり、社員の方々が率直に意見を交わしたりする、オープンで活発な時間でした。
この会議を通して、社員の皆さんが自ら考え、主体的に意見を発信する姿勢に触れ、組織のモチベーションの高さを肌で感じることができました。
ー Bootcampの同期と関わることはある? オフィスで勤務日が重なった時には、一緒にランチに行くことがあります。 また、同じホテル事業部に所属するインターン生と一緒に、浅草エリアのお店に営業許可を取りに行くなど、業務を通じて関わる機会もありました。
業務中だけでなく、ちょっとした交流を通して同期とのつながりを感じる場面も多かったと思います。
ー メンター(上長)とはどうコミュニケーションを取ってる?
メンターの社長室ブランディングチームマネージャー 中村
私もメンターの方もオフィスにいる際は、直接お話しして分からないことをその場で質問したり、ランチに連れて行っていただいたりしながら、対面でのコミュニケーションを取っていました。
大学の授業の合間にリモートワークをする場合もあり、その際にはGoogleカレンダーを活用して、お互いに勤務日やタスク内容を共有することで、物理的に離れていてもスムーズに連携できるよう工夫しています。
ー 実際に働いてみて感じるカルチャーは?メンバーの印象は? 高校時代の部活動を思い出すような会社だと感じました。社員の皆さんが同じ方向を向き、高いモチベーションを持って一生懸命に働いている姿が印象的で、その一体感がUnitoという会社の急成長を支えているのだと実感しています。
ー 今後どう成長したいか 今後は、ホテルの運営業務をメインに携わらせていただく予定です。 オペレーション上の課題やその解決策を模索しながら、ゲストにとってもスタッフにとっても心地よいホテルづくりができるよう成長していきたいと考えています。
そのためには、今はまだ目の前のタスクに追われがちですが、視座を高く持ち、多角的な視点から物事を判断していけるまでに成長していきたいです。
ー 最後に一言! はじめてのインターンですが、皆さんがとてもあたたかく受け入れてくださったお陰でとても楽しい毎日を過ごすことができています!また、自分以外にもインターン生がいることで、社員の方だけでなく、インターン生同士でもコミュニケーションを取ることができ、互いに高め合える環境がとても良いと感じています!
▽長期インターンプロジェクト「Unito Bootcamp」実施中!