【#オフィス紹介】第1話. 新オフィス移転が変えた僕の日常 | #ワークスタイル
本記事ではデジタルインタラクティブ事業本部のメイン拠点である渋谷ファーストタワーを紹介すべく、どのように現在のオフィスが出来上がってきたのか詳細に書き綴っていく。そう、これは2020年最大級の社...
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※この記事はシリーズ番外編になります。ぜひ本編も第1話からご覧ください。
この度なんと、僕たちのファーストタワーが、TBSの火曜よる10時のドラマ「着飾る恋には理由があって」内で、川口春奈さん演じる主人公の真柴くるみさんが働くインテリアメーカー「el Arco Iris」のオフィスロケ地としてご利用いただきました!
全1~10話、スピンオフ作品のParavi「着飾らない恋には理由があって」でも、メインフロアからエントランスや廊下や会議室まで、余すことなく撮っていただきましたので、この記事ではその舞台裏を紹介できればと思います。
なお、オンライン会議などでご利用いただけるバーチャル背景画像もご用意しましたので、作品のファンの方もそうでない方もご自由にダウンロードください!
2020年11月1日にファーストタワーオフィスが開設してから間もなく、コロナ第3波が訪れました。
せっかく作ったオフィスでしたが、僕らもメンバーの健康を優先し、出社制限を敷くことにしました。
【宮園】せっかくオフィス作ったのになぁ…
と、一人いじけていると、
TBSスパークル(ドラマ制作部隊)の須田さんという方より一本の電話が。
【須田さん】春からの火曜よる10時のドラマで撮影場所を探しています。
もしご協力いただけるのであれば一度オフィスを見せていただけないでしょうか?
聞くところによると、最近できたオフィスをネットで検索していて、ファーストタワーの記事に辿り着き、お電話いただいたとのこと!
正直、最初は、
【宮園】(逃げ恥、恋つづ、と同じ枠のドラマ・・!?) (芸能人に会えるーー!)
というミーハーな気持ちでいっぱいでしたが、
【須田さん】コロナ禍のない世界で、マスクがなく、みんながイキイキと働いている姿を描いて、見ている人や社会に少しでも元気を出してもらいたいのです!
という思いに諭され共感し、全面的に協力させていただくことになりました。
また、インフルエンサーの主人公が働く「憧れのオフィス」という設定のなか、これまでも数多くのロケーションを見てこられたプロの方に認めていただいたことがとても誇らしく、まだ出社ができていないメンバーにもドラマを通してオフィスを見てほしいという気持ちになりました!
▼ポスタービジュアル(公式インスタグラムより)
TBSの火曜よる10時枠で2021年4月から放送開始したオリジナルストーリー。
有名インテリアメーカーの広報として着飾るインフルエンサー・真柴くるみ役を演じる川口春奈さんと、凄腕料理人でミニマリストの藤野駿役を演じる横浜流星さんらによる恋愛ドラマです。
TBSの火曜よる10時枠は胸焼けするくらいの胸キュンドラマと聞いていたので、30後半男性の僕はどこまで話についていけるかと構えていましたが…
ドラマが始まると、恋愛や仕事を起点に、登場人物の様々な人生の葛藤が描かれており、最後は何を選択するのか?・・と毎週この時間が楽しみでこのドラマのファンの1人となっていました!
まだ見ていない方は、ぜひご覧ください!
▼ポスタービジュアル(公式インスタグラムより)
本編がシェアハウスを中心に話が繰り広げられているのに対して、真柴くるみと同じ広報課の茅野七海役・山下美月さん(乃木坂46)と秋葉亮役・高橋文哉さんとの恋模様を描く「着飾らない恋には理由があって」というスピンオフドラマがParaviにて配信されています。
登場人物がel Alco Irisの二人だけあって、ほぼすべてのシーンがオフィスで撮影されています。ファーストタワーを担当した僕としては、オフィスが余すことなく映っているので、本編と合わせて必ずチェックしてほしいドラマです!
▼入口の黄色い垂れ幕がアクセント
TBSスパークルの美術チームの手により、もともとあった家具や雰囲気は残したまま、大道具や小道具が追加されていきました。
デジタルマーケティングを提供するトランスコスモスのオフィスが、インテリアメーカー「el Arco Iris」として変化していきました。
▼撮影時はtranscosmosのロゴがel Arco Irisに変わります
▼大道具さんにより緩やかに空間を仕切る柵が追加
▼棚にはel Arco Irisの扱うアイテムやポップ
▼恋愛ドラマ必須!の給湯室も増設
▼広報課の皆さんがここで働いていました(寂しい)
▼フロアの中心にはel Arco Irisのイメージ動画が流れる
▼茅野七海役・山下美月さん(乃木坂46)の席。小道具の作りこみの凄さを知りました。
▼秋葉亮役・高橋文哉さんの席。隣に茅野さんみたいな方がいたら、まぁ集中できない。
▼葉山社長役・向井理さんの部屋。すぐ散歩に行ってしまうそう。
▼デスク周り。社長はどこへ行ったかな?
▼社長室の小物たち。美術さんはこれらをどこで見つけてくるんだろう…
▼当初の完成図面。こちらをもとに着飾っていただきました。
社内からはこのまま残してほしい!という声も多数あがるほど、普通にオフィスとしても使いやすくなっていました(笑)
オンライン会議などでご利用いただけるバーチャル背景画像をご用意しました!
作品のファンの方もそうでない方もご自由にダウンロードください。
▼カメラチェック中の監督や演出部の方々
撮影期間は2021年3月~6月の3か月間。
同じシーンを演出に合わせて複数カットの撮影があります。
なんと1日に撮れる量はドラマにすると平均6分とのこと…!
つまり1週間毎日とっても1話分が少し足りないくらい。
▼各シーンを撮影する映像チームの方々
放送日に向けて、キャストさんのスケジュールと、ロケーションが利用できる日と、さらにこれに加えてランダムに変化する天気を考慮して…
と撮影スケジュールは組まれます。
僕らもスケジュールは引きますが、ここまで条件のあるスケジュールの引くのは、とてつもないな…と感心ばかりしていました。
そして、そんな普通の人なら自分のことでいっぱいになってしまいそうな中、チームの皆さんは非常にフレンドリーで、「お弁当、用意してますよ!」と声をかけてくださったり、撮影の進め方などを教えていただいたり、立ち合いメンバーのことも気遣っていただきました。
▼1分1秒も無駄にしない姿勢に刺激を受けました
スムーズな進行のための周到な準備から、その場の動きまで、見ていてまさにプロフェッショナルの仕事でした。
▼クランクインの日のお弁当。お弁当はみんなの楽しみなのです
撮影の合間にキャストの方々も、公式インスタグラムにオフィスの写真をたくさん映していただき嬉しい限りです!
最初、ドラマの放送が始まった時、いつオフィスが映るのかばかり気になって内容が頭に入ってきませんでした(笑)。
しかし、回を進むごとに登場人物たちがどうなっていくのか気になり、いつの間にか作品のファンになっていました。
そして撮影にご一緒させていただく中で、キャストの方、作品をつくるTBSスパークルのチーム方のファンにもなっていました。
スタッフロールを眺めながら、皆さまのさらなるご活躍を願っています。
また僕らも皆さんに負けない様に、仕事に向き合い、このオフィスからドラマとは違う形で、新しいものを世の中に発信していきます!
コロナ禍の様々な制約のなか、無事クランクアップおめでとうございます!
ありがとうございました!