目次
登場人物
女性営業としての挑戦と「社内営業」の重要性
幼少期からの経験が育んだ、私の原動力
「今を充実させる」ライフスタイルと、キャリアアップへの展望
藤森さんとお話をしてみて
登場人物
- 藤森さん: 自動ドア 保守営業部 係長
- インターン生
インターン生: 本日はよろしくお願いいたします!藤森さんは現在、フジパスクで自動ドアの営業をされているとのことですが、具体的にどのようなお仕事を担当されているのでしょうか?
藤森さん: はい、よろしくお願いいたします!私はフジパスクで自動ドアの保守営業を担当しています。 皆さんが普段利用するビルや商業施設の自動ドアが、安全に、スムーズに動くように、定期的な点検や修理、部品交換などをご提案する仕事です。
インターン生: 自動ドアの営業、というとあまりイメージが湧かない方もいらっしゃるかもしれませんが、この仕事の面白さややりがいはどんなところですか?
藤森さん: この仕事の面白さは、お客様が変化を実感してくださるところにあるんです! 以前の営業職では生命保険や英会話学校といった「目に見えない商品」を扱っていましたが、自動ドアは明確な「もの」として存在します。故障していたドアが「音が静かになった」「動きがスムーズになった」「壊れたところが治った」といった変化を、お客様に直接実感していただけるのが大きなやりがいですね。お客様から「ありがとう、フジパスククさんにお願いして良かった!」と感謝の言葉をいただけたり、ご紹介を通して新たなご縁が生まれたりする瞬間に、この仕事を選んで本当に良かったと感じます。
インターン生: お客様の反応が直接見られるのは嬉しいですね。入社されたのは2019年と伺いましたが、フジパスクに入社された経緯を教えていただけますか?
藤森さん: 新卒から一貫して営業職としてキャリアを積んできました。一度、別の仕事を経験した時期もありましたが、やはり「稼ぎたい」という思いが強く、再び営業の世界へ戻ることを決意したんです。 そんな時に、知人であった大字部長とのご縁があり、フジパスクとの出会いがありました。
インターン生: なるほど、大字部長との出会いがきっかけだったのですね。入社当時のフジパスクはどのような雰囲気でしたか?
藤森さん: 2019年10月に入社したんですが、当時の社内に女性の営業マンは一人もいなかったんです。男性が営業、女性は事務という、いわゆる「昭和」な雰囲気の会社でしたね。なので、大字部長も私の営業職希望に心配の色を見せましたが、私は「フジパスククに入社するなら営業職しか考えていません」と強く主張し、当時の専務(現社長)である小林社長にも直接お話させていただきました。
*大字部長や代表取締役小林社長のお話はこちらをご覧ください フジパスクを支えた同志によるぶっちゃけ 対談!インターン生2名との特別座談会 | フジパスク株式会社
代表取締役 小林 秀行 独占インタビュー:フジパスクが築く「信用の軌跡」 | フジパスク株式会社
インターン生: 熱意が伝わったのですね。これまでの営業経験と、建築業界はかなり畑違いだったかと思いますが、不安はありませんでしたか?
藤森さん: 不安はありましたよ。これまでの営業経験は生命保険や英会話学校といった「目に見えない商品」を扱うもので、建築業界は全くの畑違いでしたから。でも、「やったことのないものを売ってみたい」という挑戦心が勝り、入社を決意しました。周りが男性ばかりという環境にも抵抗がなかったわけではありませんが、むしろ「女性であること」を強みに変えられるのではないかと考えていました。
女性営業としての挑戦と「社内営業」の重要性
インターン生: 建築業界で女性営業として働く上で、大変だったことや、逆に強みと感じることはありますか?
藤森さん: 大変だったのは、年上の男性のお客様に、時に「なめられる」ような対応をされることが多かったことです。建築業界は職人気質の方が多いので、女性の営業だと甘く見られるということもありました。そんな時は、「ありがとうございます、新人です!」と明るく流すようにしていますが、もちろん心の中では「いや、そう言ってるけど私も知ってるし」と心の奥で密かに思っていますよ(笑)。
インターン生: なるほど(笑)。その明るさと内心の強さが藤森さんの強みですね。
藤森さん: はい、そう思います。あとは、私は営業は社外だけでなく「社内営業」も非常に重要だと考えています。社内営業というと、へこへこ媚びへつらうようなイメージを持つ人もいるかもしれませんが、私が大切にしているのは、仕事を円滑に進めるための環境づくりです。自分が気持ちよく働くためには、周りの人にも気分良く仕事をしてほしい。良好な人間関係を築くことで、急なお願い事も頼みやすくなりますし、協力してもらいやすくなります。そういった意味での社内営業は、必要不可欠だと思っています。
インターン生: 自動ドア部の雰囲気も明るいと伺いました。
藤森さん: ええ、非常に活気があります!職人さんは外出が多く、直接顔を合わせる機会は少ないですが、電話でのコミュニケーションを大切にしています。「元気ですか?」「雨降るみたいなので気をつけてくださいね」といった一言を添えることで、良好な関係を築くことを心がけています。生前、村上会長には「藤森はひまわりみたいだな」と言っていただいたこともありますが、その人がいるだけで場が明るくなるような、そんなポジティブなエネルギーを大切にしています。
幼少期からの経験が育んだ、私の原動力
インターン生: ここで少し藤森さんのパーソナルな部分に触れさせてください。山梨ご出身で、中学から高知へ進学されたのは、先ほどCAへの憧れがあったからと伺いましたが、さらに詳しく教えていただけますか?
藤森さん: はい。私の叔母が高知にいたので、小さい頃から叔母の家を訪れていたんです。小学校の時から一人で飛行機に乗って羽田から高知へ行っていたのですが、その時に客室乗務員(CA)の方々に大変お世話になり、CAという仕事に強く憧れるようになりました。CAになるには英語を勉強する必要があると思い、英語に力を入れている学校を探した結果、中学から英語コースのある高知の学校へ進むことを決めたんです。
インターン生: 幼少期からの経験が、進学の大きな理由になったのですね。留学のご経験も?
藤森さん: はい。中学3年で1ヶ月、高校2年では丸1年間ニュージーランドへ留学しました。日本人留学生の少ない環境を希望したので、より英語に集中できましたし、新しい環境で自分の力を試すことに楽しさを見出していましたね。
「今を充実させる」ライフスタイルと、キャリアアップへの展望
インターン生: 非常にパワフルで魅力的な藤森さんですが、プライベートについても教えていただけますか?
藤森さん: はい、もちろんです!「稼ぎたい」という思いの根底には、「自分にお金をかけたい」という強い欲求があります。ネイル、エステ、ピラティス、筋力トレーニングなど、やりたいことは全てやっています。ピラティスは月10回のコースを組み、仕事終わりや週末に通っていますね。
インターン生: すごいアクティブですね!
藤森さん: 友人との食事や飲み会も、私にとって大切な気分転換です。ネイルのデザインも季節ごとに変えて、日常の中にも楽しみを見つけています。昨年は年末にタイへ旅行に行きましたし、名古屋や大阪にいる友人を訪ねるために、ゴールデンウィークなどを利用してちょこちょこ出かけています。
インターン生: 有給休暇も積極的に取得されているそうですね。
藤森さん: はい、もちろん周りに配慮し、仕事に支障が出ないように調整はしていますが、自分の時間を大切にすることは、仕事へのモチベーションにも繋がると考えています。「今を生きる」ことをモットーに、稼いだ分だけ自分に投資し、人生を最大限に楽しんでいます。将来のことももちろん考えないわけではありませんが、まずは「今」を充実させることに全力を注いでいます。
インターン生: 最後に、今後のキャリアについて、そして未来の仲間たちへのメッセージをお願いします!
藤森さん: 現在、私は係長という役職に就いていますが、自分自身はまだまだプレイヤーとして最前線で動きたいと考えています。フジパスクでは部長クラスでも現場に出ていることが多く、私も「自分でやった方が早い」と思ってしまうタイプなんです。しかし、今後は「教えられる人」になることが、キャリアアップのためには不可欠だと感じています。ちょうど2025年10月から新しい営業未経験のメンバーが入社したので、その方に私の営業スタイルや、課長の営業スタイルなど、様々なアプローチを伝え、その方が自身の強みを活かして売上を上げていけるように育てていきたいと思っています。私自身、周りのメンバーの成長が、自身のキャリアアップにも繋がると考えています。
インターン生:それでは、今後フジパスクに入ってくる人はどんな人がいいと藤森さんは考えますか?
藤森さん:どんな人に入社してほしいかと言われれば、やはり「明るさ」が一番です。その人がいるだけで場が明るくなるような、そんなポジティブなエネルギーを持った方と一緒に働きたいですね。あとは、社内でのコミュニケーションも大切にできる方だと嬉しいです。
インターン生: 藤森さんのパワフルで魅力的なお人柄が伝わってきました。本日は貴重なお話をありがとうございました!
藤森さん: こちらこそ、ありがとうございました!
藤森さんとお話をしてみて
今回、藤森さんにお話を伺い、そのパワフルさと明るさに終始圧倒されました。幼い頃からのCAへの憧れを原動力に英語を学び、飛び込んだ建築業界では、女性営業としての困難も持ち前の明るさと強さで乗り越えていらっしゃることが伝わってきました。
「今を生きる」という言葉通り、仕事もプライベートも全力で楽しむ藤森さんの姿は、まさに人生を謳歌しているという表現がぴったりです。そして、ご自身の成長だけでなく、後輩の育成にも目を向け、未来のフジパスクを創っていこうとする熱い想いも感じました。
自動ドアという身近な存在の裏側には、藤森さんのような情熱とプロ意識を持った方がいることを知り、大変刺激になりました。私も藤森さんのように、目標に向かって前向きに挑戦し続ける人間でありたいと強く思いました。