SANUチームが人生と仕事について語るシリーズ。毎週1名ずつ、自身の言葉でnoteとWantedlyにて記事を公開します。今回はマーケティング/PR部・プロダクトマーケティングマネージャーの江島 真です。
江島 真
プロダクトマーケティングマネージャー
2018年株式会社メルカリに入社。決済サービス「メルペイ」のプロダクトマネージャー・マーケターとしてサービス・プロモーション企画実行に従事。ミッションと人に共感し、2022年SANUへ参画。趣味はサーフィンとバンでの車中泊旅。
こんにちは、SANUでプロダクトマーケティングマネージャーをしている@kotsです。ことあって、本日はアジア大陸上空約3万フィート、エコノミークラス席で両サイドの肘掛けを占領され縮こまりながらも、熱い想いをこめて執筆しています。
「自然に通うライフスタイル」を伝える仕事
冒頭の通り、SANUではマーケティングを担当しています。端的に言うと、SANU 2nd Homeを使っていただく会員さんの数を増やすことが仕事です。エモくいうと、「自分自身でも求めているとは気がつかなかった、自然に通うことで得られるもの」を具現化し、それをSANU 2nd Homeを通してより多くの人に体感してもらうのがミッションです。
自然に求めていることとは人によって千差万別です。それは、PCと睨めっこする日々の中で足りなかった「何もしない時間≒余白」だったり、無我に山道を歩く中でふと降りてくるインスピレーションとの出会いだったり、はたまた子どもたちが雪の中で遊ぶ風景を見て芽生える自然のありがたみだったりします。
言うまでのもなくこれらの価値を具現化するのでも一苦労ですが、ましてやそれを「SANU 2nd Homeでなら日常的に体感できるのだよ」と伝えるのは、一筋縄にはいきません。また、現実的に見ればライフスタイルの変更が伴う高価格帯のサービスでもあり、旅行、キャンプ、その他のアウトドアアクティビティで満たされそうな価値とSANU CABINに通うことをどう差別化するか?というリアルなチャレンジもあります。
ミッションを達成すべくイメージ動画を作りデジタル広告を回したり、サービス説明会を開催したり、試泊を提供したりと泥臭いマーケティング手法も織り込みながら「SANU 2nd Homeがあるライフスタイル」をより多くの人に伝え、同時にGo Bold(某IT企業ともろかぶりしているSANUのバリューのひとつ)に設定された目の前の数字目標を達成するために、しびれつつもやりがいがある日々です。
SANUに入社した理由
そもそもなぜSANUにいるのかという話をします。生い立ちとして、幼少期からリベラルアーツ的な環境問題を取り上げる教育や、高校・大学と自然を相手にするスポーツ(サーフィン、アウトリガーカヌー、スキー)に没頭していたこともあり、振り返ればSANUのミッションである”Live with Nature.”は、早いうちから体に染み込んでいたのいたのかもしれません。
転機は、2020年に新型コロナウィルスがきっかけでリモートワークが解禁になり、夏の間長崎県の五島列島に一時移住し、朝誰もいない海でサーフィンしながら始まる暮らしを体験した時でした。目まぐるしく早いスピードで進む仕事をこなす中で、「日が昇って日が沈む」当たり前の風景を体感し、自然がもたらす本来のリズムを感じ、どこか精神的な安定感を覚えました。うまく言語化できていなかったのですが、「この生活は忙しい現代人、皆が体験すべきだろう」という思いをここで抱き始めました。
そんな中、地元のビーチクリーンで再会した友人との話の中でSANUの存在を知り、事業・人と共に魅せられ、気がついたら3ヶ月後には入社していたのです。
五島での海遊び
ちなみに入社後も変わらず、夏は五島列島の豊かな自然に囲まれながらフルリモートで仕事をしています。僕に限らず、社員のライフスタイルはさまざまで、ともかく自然と戯れながら仕事しているのがSANUの社員らしいところでもあります。
SANUで働く学びとチャレンジ
僕のキャリアではSANUは2社目で、元々はITベンチャーでグロース担当としていくつかのフィンテックサービスの立ち上げ期を経験してきました。初めてだったのでまあそれはビビりながら転職したわけですが、冒頭のマーケティングならではのチャレンジ以外にも、SANUならではの学びとチャレンジの日々です。いっぱいあるので、一部抜粋して書いてみます。
半分IT、半分不動産の会社
SANUは半分IT・半分不動産の会社と捉えることもできますが、前者出身の僕は、セカンドホームというリアルプロダクトのモノ作りというものを初めて目の当たりにしました。ソフトウェアの世界ではこまめに仮説を立て高速PDCAを回し改善してブラッシュアップしていくのが王道ですが、建築はそうともいきません。オフィスでは、隣の建築・開発チームが森の中の今はまだ何もない空間に建物を立て、それが作り出す空間やUXをプロデュースする職人技を日々目の当たりにすることができます。これを勝手に自分自身の業務に置き換え、目に見える検証結果に頼りきらずに、SANU 2nd Homeの空間の価値とは?とアンラーニングしています。
同僚と共にサーフィン
一方で言葉を選ばずいうと、不動産業界はレガシーな一面があります。そこは僕のようなIT出身者ならではのスピード感や非階層的かつリーンな組織運営(具体的にはOKR運営など)など、バリューを発揮できるところが多いです。ハードスキルの面のみならず、皆がカルチャーや組織を作るのに一役買っていて、それは今の発展途上の30人そこそこの組織だからこそ体験できる楽しいチャレンジです。
追記:ちょっと話がそれますが、ITx不動産の組織をフルに駆使し、プロパティテックの部類に入るサービスもどんどん仕込んでおり、新しい不動産のカタチに挑んでいることも実に面白いところです。こちらに関しては他のメンバーが後日取り上げてくれそうなので、その記事をご期待ください。
“Do what you love”というバリュー
SANUには5つのバリュー(行動指針)があるのですが、その中に”Do what you love”というバリューがあります。
話は遡りますが、数ヶ月前の全社定例にてCo-Founder兼Brand DirectorのHilo Hommaから、「新プロジェクトを動かすためにノルウェーの世界的な建築事務所とコンタクトを取った」という報告が全社に共有されました。そこでたまたま感想を求められた僕は「〇〇(建築事務所の名前)、かっこいいっすね!」と率直(かつ極めて単純)な返事をし、この前向きな姿勢が理由で2日後にはこのプロジェクトにアサインされていました。
そして同じくこのプロジェクトに手をあげたメンバーとHommaと共にノルウェーに飛び、現地では我々のこのプロジェクトにかける想いを伝え、インスピレーションを得るべく彼らの建築を見学してまわりました。
ノルウェーの大自然での建築見学中の一コマ。写っているのがCo-Founder/Brand Director Hilo Homma。
もちろん、このプロジェクトに参画するにあたって建物が立つプロセスを1から学ぶ必要があり、SANUとしてやる上ではビジネスとして成り立たせる責任も問われます。しかし、そこそこの地頭が備わっていて、"Do what you love"という本気で好きを実現したいという想いがあれば、”Live with Nature.”を体現するいろんなモノづくりができるのがSANUです。
出張の最終日には皆で外でコーヒーを飲みながら、3人で出張の総括と共にプロジェクトについて議論しました。皆であーでもない、こーでもないと目を輝かせて語り合い、「あ、これが”Do what you love”ということね」と納得している自分がいました。
そしてその興奮が冷めきらないうちに、この想いを出張帰りの飛行機の中から執筆中というわけです。いい感じに冒頭の伏線を回収しましたね、僕。
SANUでは仲間を募集中
というわけで、SANUの魅力を僕なりに書いてみました。こんな感じで、とことん自然と戯れることの好きなメンバーが"Do what you love"というバリューを体現していきいきと働いている組織です。この会社は面白そうだ!という方はぜひご応募ください。まずは、SANU CABINにてぜひお話ししましょう。
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