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※この記事は2024年4月にIVRyに入社した片岡が投稿したnoteの記事です。
はじめましてこんにちは!GREE、メルカリに続き、IVRyで3度目のGlobalへの挑戦をしていきたいと思っています。片岡 慎也(@shinyakataoka)と申します。
過去、現在、未来を繋ぐ全力の挑戦。過去から得た学びを胸に、仲間に感謝し、今、この一瞬一瞬に全力を注ぐ。人生フルスイングで臨む。
自己紹介
経歴サマリ
2006年、オハイオ州立大学のマーケティング&ロジスティクス科を卒業し、ロジスティクスコンサルタントとして株式会社フレームワークスにてキャリアをスタートしました。
その後、アスクル株式会社で今の”LOHACO”の前身となるBtoC EC事業の立ち上げ、PdM/Mktg/BizDevなどを担当。
グリー株式会社では、アメリカでM&A後のPMIとして、事業立ち上げ&開発のPdMを担いました。
株式会社フリークアウトでの営業責任者を経て、2014年に株式会社メルカリに入社。PdMとして日本向けプロダクト責任者、アメリカ向けプロダクト組織の日本拠点長などを務めた後、株式会社メルペイにてHRとビジネスオペレーションを管掌し、経営に携わりました。
2021年トラボックス株式会社の代表取締役社長として運送会社向けSaaSの立ち上げ後、2022年9月にメルカリに戻り、Principal Product Managerとして法人向け事業のGrowth and 事業立ち上げを担い、2024年4月にIVRy入社。
とってもジェネラリストなキャリアを歩んできているのですが、キャリアの軸は3つあり、Product Management / 強いProductを創る組織づくり / Globalです。
IVRyに入社した経緯と理由
事業の面白さ、魅力的な人の密度と熱量、AI事業でGlobalへの挑戦が理由です
経緯
トラボックス時代にお話させて頂いた宮原さん(@shinobu_m814)と再会した際にIVRyを教えてもらい、その後代表の奥西さん(@onishiki_plus) とお話をさせていただいたのがきっかけです。
奥西さんが淡々と自信と共に話す事業ドメインや今後の展望ストーリーを聞いた後、私の頭には『令和の時代に電話のDX事業なのか』という感想が残りました。
もしみなさんがIVRyのカジュアル面談などで以前そう思ったことがある or 今後思うのであればその反応は間違って無いです。
しかし、それは今の段階では音声データとAI技術との相性の良さや、それのポテンシャル(日本のみでも海外含めも)をまだ理解する機会がないだけで、理解したら絶対関わりたくなるというのが真実です。
事業の面白さ
詳細はこちらのnoteやカジュアル面談でお話しさせていただければと思いますが意訳も含めてサマらせていただきます。
まず、日本の労働人口減少課題は危機的状況にある事。そして多くのビジネスにおいて電話は目的ではなく手段であるにも関わらず、大半のコミュニケーションが電話で行われており、業務改善余地は膨大。
そして、電話のような”対話コミュニケーション”とAI技術の相性は良く、さらにAIの技術革新は2023年から一気に進んでいくタイミングにある。なおかつ電話インフラの浸透率の高さはAI技術の社会実装手段としてユニーク且つ猛烈に効果的です。
従って、IVRyのミッションでもある ”最高の技術を、すべての企業に届ける”ことの実現に大きくつながる。
そんな事業をこれから拡大し、価値を届けていけるのがIVRyです。
魅力的な人の密度と熱量
私は幸運にも大きく成長する前のメガベンチャー(グリー社やメルカリ社)で事業と会社が爆発的に成長していく様を当事者として経験することができました。当時まだ大きく成長する前の会社では、才能溢れる者たちが密度高く集結し、熱き魂を燃やし、会社の使命に、コトに向かって突き進む。幾つかのプロジェクトで成果の萌芽は見られ始め、今まさに爆発せんばかりの勢い。何かをきっかけとして導火線に着火しそこから会社も世界も変革していく。熱量が渦を巻いている。
今のIVRyにはそれがある。こんな楽しい状況は人生で一度出会えるかどうかだと思います。
AI事業でGlobalへの挑戦
私は過去2回Globalプロダクトへの挑戦をしてきました。グリー社でのUSの新規サービスの開発。メルカリ社でのUS事業立ち上げ/拡大と組織づくり。共に事業において主要な役割を担わせていただいていましたが、私が担当している間では大成功へ導くことが出来ませんでした。
IVRyの対話型音声AI事業で活用しているLLMは英語を中心とした学習データで学んでいるため、日本語よりも英語の方がより早く品質が高まりやすい状況にあります。また、商慣習の差はあれど日米での業務における音声コミュニケーションでやりとりされる情報は大きく差は無いはずであり、日本での先行事例の活用が海外事業においても可能ではないかと考えています。
IVRyの対話型音声AI事業でGlobalでの価値貢献に挑戦します。
(注: IVRy社として海外事業展開を決めたわけではなく、私個人の想いです)
IVRyでやりたいこと
事業の非連続成長に以下3つの観点から貢献していきたいと考えています
勝ち続ける組織になるための『からくり』を創る
常に変化し続け成果を出し続ける組織には意図のこもった『からくり』が設計されていると考えています。特に根本となるValueはもちろん、目標設定の仕方やそれのトラッキング、MTGの運営、レバレッジのかかる全体定例の設計、人材の評価やFeedbackの仕方など、様々な領域において意志を注入した設計が、組織の一挙手一投足の所作における強度の強さに繋がっていくと考えています。それをみんなと一緒にIVRyで創っていきたいと思っています。
最も強力な戦力をレバレッジの掛かる領域にフォーカスする
IVRyには、代表の奥西さんをはじめとして新規事業づくりに秀でたメンバーが存在しています。一方でまだ組織づくりやそれを担う人財の採用が途中段階であるため、彼ら彼女らは新規領域に集中できず戦力が分散されている状況にあります。ジェネラリストである私が彼らが担当している領域を担当し、彼らが最もレバレッジの掛かる新規事業領域へフォーカス出来る環境を創ることでIVRyのTAMはどんどん拡がっていき、数年後のIVRyの非連続成長につながると考えています。
そのために、まずは私はメイン事業であるIVRとAIのGrowthの領域で貢献していきたいと思っています。
海外事業の推進
(注: IVRy社として海外事業展開を決めたわけではなく、私個人の想いです)入社理由にもある通り、私のビジネスパーソンとしてのドメインの一つであるGlobalへの挑戦による価値最大化を推進していきます。
日本での成功もまだまだな状況で何を言っているんだというご意見もあるかも知れませんが、非連続成長に最も大きく貢献するのは海外での価値拡大である事は間違いありません。
日本のIT支出に占めるクラウド支出の割合は、わずか4.4%(米国の約7年遅れ)であり日本のSaaS業界は伸び代しかありません。
ALL STAR SAAS FUNDのパートナーである
神前達哉さんのブログから
対話型音声AI事業を中心に”最高の技術を、すべての企業に届ける” というIVRyのMissionを世界中に拡げていき、人間が介在する事で価値が上がる業務に集中する環境を作る。そうして時間あたりの価値創造が多くできるようになって、IVRyのVisionでもあるWe make “Work is Fun” from now(働くことは楽しい)を実現できることになります。
最後に
IVRyはまだ100人未満の組織です。もう100人近くも?と思われる方もいるかも知れませんが、成し遂げようとしているMission/Visionの大きさを考えるとまだまだ最初の段階です。日本とGlobalで戦っていく事業と組織の土台を作れる今のタイミングに関われることは一生の糧になる事を約束します。
フルスイングできる環境で一緒にIVRyを作りましょう。”最高の技術を、すべての企業に届ける”を実現させましょう!