こんにちは!広報担当の谷口です。
今日は、全国を飛び回りながら営業の最前線と組織の成長を支え続けてきた、フォーバル関西の副カンパニー長・市川さんにインタビュー。
関西の拠点全体を総括している市川さんの言葉には、現場で育ち、現場で人を育ててきたからこそ見える「本質」が詰まっていました。
今回は、そんな市川さんのこれまでの歩みと、これからの挑戦、そして未来の仲間たちへのメッセージを、たっぷりとお届けします!
目次
全国を飛び回った22年間。成長の土台になった「人とのつながり」
常に頭を柔らかく持つ。チャレンジし続ける。
「自分に誇れる何か」を持つ人と働きたい
「人とのつながり」こそが、キャリアの軸
社長を目指して、経営を学び直す日々
「創造を通して、社会に何かを残してほしい」
編集後記
全国を飛び回った22年間。成長の土台になった「人とのつながり」
谷口:本日はお時間いただきありがとうございます!まずは、市川さんのこれまでのキャリアについて教えていただけますか?
市川:こちらこそ、よろしくお願いします。
私は新卒でフォーバルに入社して、今年で22年目になります。入社当時は、大量採用の時代。同期が100人以上いて、最初の配属は渋谷。OA機器の飛び込み新規営業をしていました。
谷口:100人同期ってすごいですね…!渋谷で飛び込みって、かなりタフな環境だったのでは?
市川:そうですね(笑)。でも当時は、「しんどい」と考える暇もなくて、毎日がむしゃらにやっていました。本当に周りの先輩方がよく面倒を見てくれたおかげで、新人賞をいただいたこともあります。
▲第68回サマーコンテスト 最優秀SA賞部門より抜粋した、表彰式の様子
谷口:そこからどんなキャリアを?
市川:3年目に横浜に異動して、今度は既存のお客様を担当しました。その後、福岡に転勤して、部門長を5年間。その後は東京・神田、目黒、そして現在は大阪に転勤し、副カンパニー長として全体を見ています。
谷口:いろんな地域を経験されていますね…!千葉のご出身だと思いますし、今回が初めての大阪ですね。ぶっちゃけ「関西カンパニー」にはどんなカラーを感じますか?
市川:関西はね、人情味がある。これは「フォーバルの社員が」「関西の方が」という印象ですけど、実は最初はちょっと人見知りな気がしています(笑)
しかし初対面の壁を打ち解けたらすごく距離が近くなるし、信頼関係も深くなる。仲間になったらとことん一緒に走ってくれる、そんな印象があります。
常に頭を柔らかく持つ。チャレンジし続ける。
谷口:今は、どんな業務を担当されていますか?
市川:若手の育成や営業同行、営業部門との連携など、全体を統括する役割ですね。営業戦略の立案にも関わっています。
谷口:営業だけでなく、全体を見ていらっしゃるんですね。
実はインタビューは今回で第6弾なのですが、フォーバルの良さを誰に聞いても、みなさん「人柄の良さ」って答えるんですよ…!風通しの良さを保つ秘訣、ありますか?
市川:秘訣…。特にないです!強いて言うなら、企業文化として浸透しているのかもしれません。上司・部下問わず、ちゃんと意見を受け止めてくれる。否定から入る人がいないんです。「それ、おもしろいね」ってまず聞いてくれる。そういう空気が自然とあるんですよね。
谷口:いい意味で自由なんですね!
市川:そう。だからこそ、現状維持ではなく、常に新しいチャレンジができる。僕含め、「頭が硬くならないように」と意識している人が多くて、実際に若手のアイデアから新サービスが開発・商品化されたこともありますよ!
でもね、サービスを創造する側に回るには、そもそもの素養がないとできません。
最初は誰だって未経験です。仕事で活躍するには、まず素直であること。次は、先輩の動きをよく見て真似することが上手な人。そこまで来てはじめて、少しずつ自分のやり方をつくっていけばいいと思います。最初から完璧じゃなくていいんです。
フォーバルでは採用基準として「明元素」を掲げています。
この素養が備わっているメンバーと共に働いているから、人間関係が良いのかもしれませんね。
採用基準の「明元素」とは?
明:明るい
元:元気
素:直
「自分に誇れる何か」を持つ人と働きたい
谷口:市川さんが、一緒に働きたいと思う人はどんな方ですか?
市川:一言でいうと、「何か一つ、自分に誇れるものを持っている人」です。部活でも文学でも何でもいい。「これはやりきった」と自信を持てるものがある人は、ちょっとやそっとでは折れません。
谷口:なるほど。地に足のついた自信、ですかね?
市川:そう。あともう一つ大事なのは、「視座の高さ」。イメージとしては「宇宙から物事を見れる」ような視点を持っている人。今谷口さんが何か悩んでいたとしても、1年後には、その悩みの99%がちっぽけに感じていると思うんです。
ーーもちろん失敗から内省することは大事です。同じくらい大事なのは、目の前の悩みにくよくよしすぎず、「これ、1年後には笑い話だよね」って思えるくらいのメンタルを持っていること。ポジティブでいれると、自然と成長も早いんです。
谷口:確かに、それって社会人になってからこそ求められる力ですね。
「人とのつながり」こそが、キャリアの軸
谷口:仕事に対するポリシーはありますか?
市川:ずっと変わらないのは、「人に活かされている」という感覚ですね。私は、先輩や上司に恵まれてきた。面倒を見てもらって、育ててもらって、今の自分があります。だからこそ、後輩には同じように返したいと思っています。
谷口:想いやりの循環ですね。
市川:そうそう。やっぱり、良い会社って「人がいい」んですよ。制度や待遇も大事だけど、最終的に残るのは「人とのつながり」だと思っています。
社長を目指して、経営を学び直す日々
谷口:市川さんご自身の、これからの目標やビジョンについて教えてください。
市川:個人としては、将来的にグループ会社の社長をやりたいと思っています。実際、社長になった先輩もたくさんいて、自分も営業だけで終わらせたくないと思うようになってきました。
谷口:具体的な準備もされているんですか?
市川:はい。今、週末に通信制の経営大学院に通って経営を学んでいます。今までは営業をしてきましたが、これからはより戦略的に仕事をしたくて。経営って、営業とはまた違う視点が求められるので、すごく刺激になっています。
谷口:すごい!「土日も勉強」って、なかなかできることじゃないですよね。
市川:この環境をいただけていることにも感謝ですね。それに興味があるから続けられています。仕事も学びも、「誰のためにやってるのか」「何のためにやってるのか」が明確だと、自然と頑張れるんですよ。
谷口:会社としては、何か目指していきたい方向性はありますか?
市川:本気で社会価値を生み出していきたいです。フォーバルの社是の一部に『創意工夫をこらし絶えず「革新」に挑戦する/顧客に愛される「真心」のサービスを大切にする』があります。
社会に求められるサービスを創造するには、今までにないものを「新しいあたりまえ」として広める必要があります。
常に新しいことに挑戦し、本当の意味での価値提供をし続けたいです。
「創造を通して、社会に何かを残してほしい」
谷口:最後に、インターンを探している/就活中の学生に向けて、メッセージをお願いします。
市川:今の時代は売り手市場で、学生が企業を選べる立場。でも、「第一志望じゃないけど受かったから」っていう理由で入社しても、続かないと思うんです。やっぱり、自分が本気で入りたいと思える会社を選んでほしい。
簡単にできる仕事なんてこの世にないです。フォーバルで言うと、経営コンサル/営業を「企業ドクター」(=企業の不調を診るお医者さん)と定義しています。
例えば医者になるには根気強い勉強が必要、研修医を経て独り立ちですよね。
コンサルや営業と言うと「聞こえが良い」と思うかもしれませんが、独り立ちするには、会計・財務の基礎経営戦略、業界研究はもちろん、経営の本質を理解してなければ、クライアントと相対することはできません。
だから「就活でフォーバルしか受からなかったから入社する」ではなく「フォーバルだから入社する」という覚悟をもってウチに来てほしいです。
…、なんだか厳しいこと言っちゃってるかな?笑
谷口:そんなことないです!それだけ市川さんが、社員に対して本気ということです!
市川:ありがとう。だからこそ、大学生のうちに「自分で何かを創造する経験」をしてほしい。社会に何かを残すということは、自分がいなくなっても、それが社会に残ること。それってすごく意味のあることですから。
編集後記
インタビュー中、市川さんの言葉で特に印象的だったのは「宇宙から物事を見れる視点を持つ人」というフレーズ。
最初は少し不思議な表現にも感じましたが、お話を聞き進めていくうちに、それが心の余白・しなやかさを意味しているのだと気付き、深く共感しました。
どんな仕事でも、突き詰めれば「誰と働くか」が問われる。市川さんのキャリアが、まさに人に活かされ、人を育てることの連続だったことが、その信念の裏付けなのだと思います。
この記事が、「自分も、何か新たな一歩を踏み出したい」と思う方の背中を、少しでも押せたら嬉しいです!