今回は当社最年少コンサルタント川﨑さんをご紹介します。
クライアント新規開拓数No.1! そして 新規開拓クライアントご支援実績数No.1!
しかし、そんな輝かしい実績の裏には、かつて勤めていた会社で『入社2週間で辞めたい』とさえ思い、目標未達に苦悩する一人の社会人だった過去があります。
彼はどのようにその苦悩を乗り越え、steerで『自信を持って仕事に挑める自分』へと変貌を遂げたのか。その秘訣と、最年少No.1コンサルタントとしての現在地を、詳しく伺いました。
川崎 惠(カワサキサトシ)現在28歳。現在steer社内最年少コンサルタント。
趣味は料理、友人と一緒に筋トレをする合トレ。
ー大学ご卒業後は新卒でキャリアデザインセンターにご入社されたとお伺いしました。
人材業界を目指されたきっかけなど、当時のお話をお伺いできますか?
大学時代は陸上競技に専念していたのですが、先輩方の進路は『箱根駅伝を走り、実業団選手になる』か、『名前も聞いたことのない企業に就職し、短期間で辞めてしまう』という、極端な二択しかありませんでした。
陸上では大きな実績を残せなかった自分にとって、その二択はあまりにも現実離れしていました。
『自分は一体、どんなキャリアを歩んでいくんだろう?』と、強い不安を覚えたのを今でも鮮明に覚えています。
そんな中、就職活動を進める中で”人材業界”という存在を知りました。
『仕事は人生の大部分を占めるもの。その「仕事」を通じて、誰かの人生をより豊かにできる。人を幸せにできる。』—そう考えた時、この業界に強い魅力を感じ、人材業界に絞って就職活動を進めていきました。
そして、一番に内定を出していただいた企業がキャリアデザインセンターだったので、入社を決意しました。
ー強い期待と憧れを抱いて入社をされたのですね!
思い描いていたようなキャリアを描いていくことはできましたか?
残念ながら、思い描いていたキャリアとは全く違うスタートでした。
人材業界で『エージェント』として求職者の方と深く関わりたいと願っていたのに、配属されたのは『広告営業』。正直、配属初日から大きなショックを受けていましたね(笑)
入社わずか2週間で、『もう辞めたい』とさえ考えていたほどです。
主な営業手法はテレアポ。毎日100〜150件を目標に電話をかけ続ける日々でしたが、当たり前のように断られることが、当時の私には衝撃的で、本当に心が折れそうでした。
目標未達も続き、13クォーター(約3年以上)連続で目標未達という、今では笑い話のような、でも当時は本当に苦しい時期を過ごしました。今でこそ笑って話せますが、あの頃は毎日が必死で、本当に苦悩の連続でしたね。仕事に行くのが辛いと感じる日もありました。
ー入社2週間で『辞めたい』と思われたとのことですが、実際にキャリアチェンジを決意されたのは、どのようなきっかけからだったのでしょうか?当時の心境の変化も含めてお聞かせいただけますか?
入社から約3年半が経った頃でした。
上司や同僚にも恵まれ、成長実感は得ていた一方で、心のどこかで『環境を変えたい』という思いも抱えている自分がいました。そんな中、友人と二人で起業する話が持ち上がり、具体的な準備も進んでいきました。『ここから心機一転、頑張るぞ!』と意気込んで前職を退職した矢先のこと、なんと、その起業の話が白紙になってしまったんです。
『退職してしまったのに、これからどうすればいいんだろう…』と途方に暮れていた時でした。
そんな私に、前職のキャリアデザインセンター時代にメンターとしてお世話になっていた、現steer(当時はSPC) COOの小山さんが声をかけてくださったんです。
小山さんは『まずは話だけでも聞いてみない?』と、カジュアル面談の場をセッティングしてくださいました。そこで、当社代表の佐藤と初めてお会いすることになるんです。
CDC時代からメンターとしてお世話になっていた小山さんとの1枚。
今でも2人で飲みに行くほど親しくされているお二人です。
ーカジュアル面談では、具体的にどのようなお話が川崎さんの心に響き、入社を決意するまでの決定打となったのでしょうか?
面談では、佐藤さんと小山さんがなぜSPCを立ち上げたのか、そしてどんな世界を創っていきたいのか、その熱い想いを伺いました。
さらに、私が前職で叶えられなかった”エージェント”という仕事の具体的な内容や介在価値についても、非常に詳しく話してくださいました。
特に心を奪われたのは、『街づくりを”人”で支える』という事業の面白さです。
そして、求職者と企業、双方に深く寄り添う”両面型エージェント”としての介在価値。
企業成長の鍵を握るハイキャリア層の方々の支援に特化している点も、非常に魅力的でした。
さらに、『良い仕事をして、正当に高い報酬を得る』という、プロフェッショナルとしての『ブラックジャックのような世界観』にも、強い憧れを抱きました。
話を聞けば聞くほど、非常にワクワクしました。ここで、自分が本当にやりたかったエージェントとして、最高のパフォーマンスを発揮し、活躍してきたいと強く感じました。
だから、面談が終わるやいなや、その場で『ぜひ入社させてください!』とお願いしていました。
ーその場で入社を決意されたのですね!
しかし、steerが専門とする不動産、建設、インフラ、そして現在川崎さんがご担当されている金融といった業界は、当時、全くご経験のない領域だったと伺っています。未経験の領域でどのように学び、成果を出していったのか、その具体的なプロセスをお聞かせいただけますか?
はい、業界知識は全くゼロからのスタートでした!
入社後は、ひたすら学ぶ日々でしたね。周囲の先輩方には積極的に声をかけ、面談同席や企業訪問に同行させていただき、現場で生きた知識やノウハウを吸収していきました。
特に、代表の佐藤さんやCOOの小山さんには、本当に親身に、様々なことを教えていただきました。
『クライアントの真のニーズをどう捉えるか』『どんな求職者様であれば、その企業様に最高の価値を提供できるのか』といった、コンサルタントとしての本質的な考え方や、細やかなノウハウを惜しみなく伝授してくださったんです。
正直、入社して最初のQ(クォーター)は苦戦の連続でした。ですが、先輩方や佐藤さん、小山さんから教わったことが、少しずつ自分の中で点と点が線でつながるように理解が深まっていったんです。
そして迎えた2Q目。初のご支援を叶えることができました。ご支援をした企業様は私が開拓した企業様でもあり、より一層喜びがありましたね。さらにその後も複数の案件でご支援をすることができ、目標を達成することができました。
未経験からのスタートでしたが、この時感じた達成感は今でも忘れられません。
ー川﨑さんの初のご支援は、ご自身で開拓された企業様への早期ご支援だったのですね!
以前は苦手とされていたテレアポですが、steerでその苦手意識を乗り越え、目覚ましい成果を出せた秘訣はどこにあったのでしょうか?
前職での経験があったおかげか、テレアポへの苦手意識は以前ほどではありませんでした。『慣れ』は大きいな、と実感しましたね。
それに加え、当社が不動産、建設、インフラといった『街づくり』に関わる企業様に特化している点が非常に大きかったと感じています。当社の『専門性』に対して、企業様が高い関心を示してくださることが多く、スムーズに話を進められました。
私がジョインした当時のSPC(現在のsteer)は、まだお取引先が現在のようには豊富ではありませんでした。だからこそ、『自分でクライアントを開拓することが、自身のミッションだ』と強く感じ、積極的に取り組んでいました。
『自ら開拓したクライアントに対して、求職者様をスカウトし、ご支援まで繋げる』
この一連のプロセスを経験することが、きっと大きな自信になるだろうと考えていました。
実際に、ご支援を叶えられた時の達成感は計り知れず、本当に嬉しかったですね。
クライアントのリストアップは、佐藤さん、小山さんにアドバイスをいただきながら進めました。
この過程で、業界内の企業の位置づけや特徴を深く学ぶことができ、ビジネスパーソンとしても大きく成長できたと感じています。
ー苦手なことにも真正面から向き合い、ご自身の力で成果を上げられたことは本当に素晴らしいですね。そのようなご活躍の中で、steerに入社されてから、待遇面だけでなく、仕事内容やご自身のマインドにどのような変化を実感されていますか?
まず、一番分かりやすい変化で言えば、年収が以前の2倍になったことです。これは正直、大きなモチベーションに繋がっています。
そして、フレックス制度とリモート勤務制度があることで、日々の働き方を自分自身で柔軟にコントロールできる点も、非常に魅力的だと感じています。
何よりも大きな変化は、今、自分が『誇りを持って仕事ができている』ということです。
前職では、自信を持てずに商品の提案をしていました。だからこそ、なかなか成果に繋がらず、苦戦していたんだなと痛感しています。
ですが、今は企業様にも求職者様にも、心から自信を持ってご提案ができています。
仕事を通じてやり取りをさせていただくのは、非常に優秀なキャリアを築かれた方々ばかり。
日々、多くを学ばせていただき、『もっと自分自身も成長しなければ』という良い刺激を受け続けています。この環境で働けていることが本当に幸せですし、これからも貪欲に成長を続けていきたいと強く思っています。
ーこれまで数多くのご支援を手掛けてこられた川崎さんですが、ご自身の中で印象に残っているご支援はありますか?
はい、特に記憶に残っているご支援が2つあります。
一つは、大手デベロッパーで管理職としてご活躍されていた方が、あえて規模の違う不動産投資のリーディングカンパニーへ転職された事例。
もう一つは、年収2,000万円を超える総合商社の管理職の方が、年収が下がることを承知の上、新たな挑戦と価値を求め、あるメーカーへ移られた事例です。
正直なところ、かつての私は、『良い転職=より大手企業に、より年収を上げての転職』という固定概念に囚われていました。しかし、この二つの事例は、その私の考え方を根底から覆すものでした。
重要なのは、コンサルタントが勝手に『ここが良さそう』と決めつけることではない。
求職者様が転職を考え始めたその『背景』と、『本当に大切にしたい価値観』を徹底的に深くヒアリングし、その方に心からフィットする企業様を提案することの重要性を、改めて痛感しました。
一人ひとりの人生に寄り添うことの意味を教えてくれた事例でした。
ーありがとうございます。これまでご自身の成長と向き合い、大きな成果を出されてきた川崎さんですが、今後steerでどのようなキャリアを築き、チームや会社にどう貢献していきたいとお考えですか?
今現在はsteerで最年少のエージェントとして奮闘していますが、将来的にはぜひマネジメント職に挑戦したいと考えています。
これまで先輩方から惜しみなく教えていただいた、知識やノウハウ、そして仕事への向き合い方を、今度は私が次の世代へと伝えていきたいと思っています。特に、かつて私自身が1社目で経験したような仕事への苦悩やマインドの悩みを抱えている方がいれば、全力でサポートしていきたいと考えています。
将来、もしマネージャーとしてチームを任せてもらえる日が来たら、私についてきてくれるメンバーには、『steerで働いてから、自分の仕事への価値観が変わった』『仕事がより楽しいものになった』と、心からそう思って仕事に向き合ってもらえるような環境を作りたいです。
ー最後に、川崎さんのご経験を踏まえ、steer株式会社はどのようなマインドや資質を持った方が、最も活躍し、充実した日々を送れると感じますか?
そうですね。
『知識欲・成長意欲』が旺盛で、『自ら考え、行動し続けられる』方がsteerにフィットすると思います。
当社では、様々な企業様、そしてハイキャリアの求職者様との接点を通じて、毎日が学びと成長の連続です。社内には、人材業界での豊富な経験を持つ先輩方や、不動産業界出身のプロフェッショナルが揃っており、実践的なノウハウを惜しみなく教えてもらえる環境があります。だからこそ、『成長したい』という意欲さえあれば、常に刺激を受けながら、充実した日々を送れるはずです。
一方で、人材紹介の仕事は、時に『思い通りにいかないこと』も頻繁に起こります。私たちではコントロールできない要因で計画が狂ったり、自身の戦略が成果として実を結ぶまでに数ヶ月を要することも珍しくありません。しかし、当社のメンバーは、経験の長さに関わらず、全員が日々試行錯誤し、考えながら行動し続けています。私自身も未経験からスタートしましたが、この環境で『成長したい』という強い思いを持ち、自ら考え、行動を重ねることで、本当に充実した毎日を送れています。
『知識欲・成長意欲』が旺盛で、『自ら考え、行動し続けられる』方であれば、充実した毎日を過ごしていただけるのではないかと思います。
かつては苦悩の連続だった日々から、今では仕事に心からの誇りを持ち、最年少ながらもトップコンサルタントとして活躍する川崎さん。
その背景には、ご自身のひたむきな努力はもちろん、未経験からでもプロフェッショナルへと成長できるsteerの環境、そして手厚いサポートと、お互いを高め合う仲間たちの存在がありました。
私たちは、川崎さんのように「自ら考え、行動し、新しい価値を創造していく」意欲を持った仲間を探しています。
もしあなたが、今のキャリアに漠然とした不安を感じていたり、あるいは「もっと成長したい」「自分の介在価値を最大化したい」と考えているなら、ぜひ一度steerのドアを叩いてみませんか?
皆様のご応募、心よりお待ちしております!