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ポテンシャライトが描く未来 世界でNo.1の採用ノウハウ開発企業への挑戦


スタートアップ向け人事/採用ビジネスをより高いレベルへ。ポテンシャライトが取り組む5つの事業戦略 | Mission Vision
コロナの影響がある程度晴れてきた現タイミングで、ポテンシャライトが目指すべき世界観がより明確になってきております。直近で採用活動を強化しておりますので、世界観/事業戦略について触れていきたいと思っています。 まず大前提として当社には下記ミッションがあります。 当社は「ベンチャー/スタートアップ」を対象としたビジネスを展開しており、この領域からは離れないつもりでいます。 ...
https://www.wantedly.com/companies/company_137060/post_articles/285513

👆 前回こちらの記事を執筆したのは、かれこれ1年半前頃です。当時のポテンシャライトの状況と、
2022年5月時点でのポテンシャライトの状況は大きく変化しました。
また、当時から構想の1つに入っていた「海外」文脈について本ブログで書きたいと思います。

0. (前提)ポテンシャライトの事業内容について

前提から触れていかなければ本ブログの内容が分かりにくいと感じたため、
ポテンシャライトの事業内容について簡単にご紹介します。

ポテンシャライトは、スタートアップ向けにHR全般の支援をしている会社です。
事業内容は下記の3つです。

(1)HRインキュベート事業

スタートアップの採用/人事組織活動の支援/代行を行っている事業。持っているサービスラインナップは55個を超えており、ざっくりご紹介をすると下記の通りです。


(2)エージェント事業

スタートアップを対象としたエージェント事業。一般的なエージェント事業をスタートアップ向けに行っているとご理解ください。2020一年4月ごろからアクセルを踏んでいます。

(3)Opela事業

わかりやすく言うと採用管理システム(ATS)であり、ポテンシャライトの顧客層(スタートアップ中心)を対象としたシステムを運営する事業です。ただ、世界観としては単純に効率化するだけではなく、HR活動を大きく前に進めることを目論んでいるシステムです。

この3つの事業を運営しているのですが、(1)の事業が当社の創業事業であり主力事業です。本ブログは(2)と(3)には触れません。タイトルに記載がある「海外」について(1)のHRインキュベート事業が挑戦していくため、その点について書きたいと思います。

1.ポテンシャライトのビジョンについて

当社のビジョンは下記です。

当社はベンチャー採用/転職のスタンダードを常に作っていく存在としてありたいと考えています。
ここでいうスタンダードとは、「ノウハウ」「トレンド」「仕組み」などと定義しています。
つまり、日本において採用/転職のノウハウやトレンドや仕組みはポテンシャライトから常に生み出していこう、というビジョンです。本来ビジョンとは「地点」や「ゴール」と定義をするケースが多いですが、
ポテンシャライトのビジョンは「状態」に置いているため、ゴールはなく常にその「状態」でいることを目指しており、その状態をキープし続けることができれば、ミッションである「Grow Up Ventures」も達成できると考えています。

なぜ本題に入る前に、現在のビジョンの話をしたのか。

恐縮ながら「日本」においてはこのビジョンを達成できている状態にあると考えています。ノウハウやトレンドや仕組みを日本で最も作り続けている、ということを立証するのは難しいことではありますが、当社がアウトプットし続けているブログの「量」と「質」は現時点で恐らくナンバーワンであろうと思っています。細かい話ですが、ここでいうブログとは「SEOブログ」ではなく、日本ではまだ公開されていない内容のブログを指しています。

ポテンシャライトが第5期(2021.4〜2022.3)に公開したブログの件数は100を超えています。これらのブログは当社オリジナルの内容であり、日本にまだないノウハウばかりです。そのため、情報を取りまとめた内容だったり、日本の既存のノウハウを整理したものではありません。

話を戻して、「日本」においてそういった発信の量と質においては、当社が現時点で恐らくナンバーワンだろうと思っています。

ちなみに、同じように日本に向けて新しいノウハウを発信するスタイルのHR企業はいくつか存在します。ただ、その発信の数は当社の5分の1程度であり、質(クオリティー)についても当社は負けてないと自負しています。

2.日本においてこの状態をキープし続けることがポテンシャライトのゴールなのか?

前述した通り当社のビジョンは、ベンチャー採用/転職のスタンダードを作り続けることです。
また、この状態については「現時点」において達成しつつあります。

となると、この状態をキープし続けることを一生続けるのか。
ポテンシャライトのカルチャーとして、「キープ」に留まることはしません。更に上を目指すために、
積極的にアクションを起こしたいと考えるのは当然のことです。

そんな中、2020年の春頃に海外のある会社と出会いました。その名は「TalentLyft」という企業様です。
クロアチアにあるHRTechの企業様で、僕が海外のHRノウハウを調査していた際にたどり着いた企業様でした。

TalentLyftは数多くのブログを自社ホームページに公開しており、その内容は当時(2020年)のポテンシャライトのクオリティーを凌駕しており、正直びっくりしました。

「あ、世界は広いんだなぁ、というのはこういうことを指すのか」

と感じたことを覚えています。

3.TalentLyftの研究

TalentLyftのブログを読めば読むほど、自分が知らないHRノウハウがあることに気づかされました。

そして「彼らにすぐに追いつかなくてはならない」と言う衝動に駆られ、彼らのノウハウ/ブログを全て読んでみました。すると、彼らのノウハウは330あることに気づき、そのうち100程度はポテンシャライトと重複しているノウハウであり、110程度はEUが絡んでいるノウハウ。そして残りの120程度はポテンシャライトにないノウハウであることに気づきました。

一方で、当社が「持っている」ノウハウの中で、彼らが「持っていない」ノウハウも存在しており、ポテンシャライトがただただ負けている状態でないことにも気づきました。

そして、2020年6月と7月の2ヶ月間で、120程度存在する彼らのノウハウを全てキャッチアップし、
それを日本流にカスタマイズする戦略を立てました。

ポテンシャライトではこれを「go to global」という戦略名で呼んでおり、当時在籍していたメンバーは、この言葉を発すると何のことか理解してくれます。

ただ、2ヶ月間で120も存在するノウハウをキャッチアップできるのか?ここにポテンシャライトの強みがあると思っており、何か1つ目標があると一気にスピード感を持って形にすることが得意な会社です。
そして、2017年4月に設立してからTalentLyftと出会うまでの約3年の間に、200程度のブログを既にアウトプットしていたので、新しいノウハウをテキストや図、表にするのは当社は得意でした。
そのため、キャッチアップするスピードが早かったのではないかと感じています。

そして、結果的に2ヶ月間で120程度存在するノウハウを日本流にカスタマイズすることに成功しました。

4.officevibe / Soapboxとの出会い

TalentLyftさん以外にも、世界には素晴らしいHR系企業がたくさん存在しています。

そんな中、たどり着いたのはofficevibeさんとSoapboxさん(現在は社名変更している様子)でした。TalentLyftさんは「採用」についてのノウハウが多かった一方で、officevibeさんとSoapboxさんは「人事組織」のノウハウが多いです。

当時 山根は日本の「人事組織」のノウハウが海外と比較して古いと感じていました。エントリーマネージメント、オンボーディング、エンゲージメントを含めたEmployee Experience領域におけるアップデートが日本には少なく、日本のメディアからの情報のキャッチアップが難しいと感じていました。

ただ、officevibeさんとSoapboxさんは、日本のベンチャー企業の状況、コロナ禍において変化した働き方にマッチをした「人事組織」におけるノウハウが多いです。ポテンシャライトの人事組織についての独自のノウハウに加え、上記2社の内容も参考にさせていただきました。

5.世界各国のHRノウハウに触れた今(2022年)

前述した3社以外にも、世界中に素晴らしいHRノウハウを持っている企業様がいらっしゃるかと思います。ただ、英語で書かれているブログについてはある程度調査したのですが、これ以上HRノウハウを開発している企業を爆発的に多く見つけることができる事は無いかと思います。

となると、直近2年間で日本国外のHRノウハウをを取り入れた今、当社ポテンシャライトも世界に向けてHRノウハウを発信できるレベルまでたどり着けているのではないかと個人的には思っています。

2020年に世界のHRノウハウトッププレーヤーのノウハウを見てびっくりしましたが、
2022年現在、良いポジショニングまで来れたのかなと自分なりには思います。

そのため、2022年にやるべきこととしては、ポテンシャライトのノウハウを世界に向けて発信すること。

これまでは日本語のブログを日本のメディアにて発信していましたが、これからは外国語で海外からも閲覧いただけるような仕組みを作ろうかと思っています。

6.海外にノウハウをアウトプットして、何を目指したいのか?

まず、現時点で「海外支社」を作る事は想定していません。ただ、あくまで現時点(2022年5月)での話です。昨日言ったことが今日変わる事もあるので、今後どのような心境の変化があるか分かりません。

現時点でなぜ海外支社を考えていないかというと、まだそのステップでは無いからです。
ポテンシャライトが目指したいのは「世界でナンバーワンの採用ノウハウ開発企業」です。
ポテンシャライトは、これまで日本において「マーケティング」活動に明瞭なコストを投じていません。あくまでも「日本のHRスタンダードを作り続けていく」という思い1つで歩んできました。
その結果、ありがたいことに当社のノウハウ(ブログ)をご覧いただける方が徐々に増え、今では多くの方にご覧いただけるようになっています。

そのため、海外に対して質が高いHRノウハウ(ブログ)を発信し続けられれば、必ず世界各国でポテンシャライトのファンになっていただける方が増えるかと思っています。
時間はあるかもしれませんが、優良なノウハウをアウトプットし続けることが、世界でナンバーワンの採用ノウハウ開発企業になる1番の近道だと信じています。

そして、世界各国の方々にポテンシャライトのノウハウを知っていただき、そしてその発信元であるポテンシャライトを知っていただき、その結果様々な国の企業様からご連絡いただけるのかと思っています。

その後、海外において当社が本格的に活躍する世界観も描けるようなフェーズに入ってくる可能性もあります。その際に、また戦略を組み直したいと考えています。

7.皆さんイメージしてみてください

自分が生み出した新しいHRノウハウを「日本」においてアウトプットし、
その後、そのブログをまずは「英語」にて作成し、英語圏の国へ向けてアウトプットしていく。
更に、第3外国語圏に次々とアウトプットしていく。例えばGDP4位のドイツに対して、GDP5位のインドに対して。

あなた(未来のポテンシャライトのメンバー)が生み出したノウハウを記したブログが世界各国で読まれる世界観。そのブログを見た世界各国の人事の方々が、「日本にポテンシャライトという会社があって、この会社の〇〇さんのブログがすごく良い。これを参考に採用/組織設計をしていこう」と会話をしている。

将来的にこのような世界観を成し遂げることができるかもしれない。いや、近い将来に僕はこれを成し遂げたいと思っています。

2022年4月段階で、ポテンシャライトの主要ノウハウ(ブログ)の英語翻訳を開始しています。
既に公開しているブログもあり、これからペースを上げていくつもりです。

最後に

日本において、本ブログで記載をした戦略を企てている企業はほぼ存在しないかと思います。そして、世界に対してこのチャレンジを本気でしようと思っている企業は日本でポテンシャライト以外は思いつきません。

そして、ポテンシャライトはチャレンジをする「権利」があると個人的には感じています。
これまでに、日本に新しいHRノウハウをアウトプットし続けてきた自負がありますし、そのアウトプットの「質」と「量」についてはある程度自信を持っておりますので、本気でこれらを目指していきたいと思っています。

僕は今36歳です。

本ブログに記載した内容は、僕が人生をかけて取り組みたいテーマの1つです。自分が世界に対して本気でチャレンジをしていく領域を見つけることができたのは、本当に幸せだと思っています。新卒でHR業界を選んで本当に良かったですし、これまで目の前の業務/課題も一生懸命取り組んできて、この目指すべき目標を見つけられたことに喜びを感じています。

そして、世界各国の企業様から

「日本にはポテンシャライトという会社がある。優良なHRノウハウを次々と生み出す会社だ。
ポテンシャライトがいる日本は、さぞかしHRが強い国なんだ」

と言っていただけるような世界観を構築したいと思います。

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