コードタクトには、教育の未来を深く探求するスペシャリストが集まる社内研究部門「教育総研」があります。教育総研では「個の力をみんなで高め合う学びの場」の実現を目指し、データやAIといった最先端の技術を活用した研究を日々行っています。
2024年度は、より良い教育の実現に向け、6つの実証プロジェクトを実施しました。この6つのプロジェクトの成果を踏まえ、2025年度は新たに5つの実証プロジェクトが始動。AIなどテクノロジーの力を活用し、児童生徒一人ひとりの可能性を引き出す学びの未来を、5つの学校とともに創造していきます。今回は、その一部をご紹介します。
5つの研究テーマの紹介
本内容は当社プレスリリースより抜粋しています。
1.自己調整型の学びプロジェクト
児童生徒が自ら学習を調整して進める「自己調整型の学び」の育成支援のために、自己調整型の学びの実践から得られるスタディログをAIを用いて分析。児童生徒の学習実態をより深く捉え、先生の指導改善や個別最適化への支援につながるフィードバックの質を向上していきます。
2.教員の指導・支援記録プロジェクト
先生が授業中に行う声かけや支援行動をアシストログで記録し、AIによって分析することで、「効果的な支援」の傾向を可視化。指導の振り返りや次の授業改善に向けた示唆を得ていきます。
3.教員が抱えるAIに対する不安の調査プロジェクト
AI活用の障壁となる「不安」を明らかにするべく、小中学校の先生を対象にした心理尺度を用いた調査を実施。安心してAIを使える教育現場の実現に向けた基礎を築きます。
4.学級内の人間関係可視化プロジェクト
スクールタクト上の行動ログを活用し、いじめ・不登校の兆しを早期に捉える試み。これまで継続的に取り組んできた研究を発展させるため、有効性の再検証と分析精度のさらなる向上を図ります。
5.AIによる兆し発見・教訓支援プロジェクト
児童生徒の振り返りの記述をAIが分析し、「成長の兆し」や「教訓化」につながる学びのヒントなどを抽出します。先生が子供たちの状況を把握するのを助け、子供の発達段階に応じた自己理解と、振り返りの習慣化につながる仕組みづくりを行います。
詳しい実証計画についてはこちらでチェック!
各プロジェクトの具体的な内容は、以下のスクールタクトのnoteをご覧ください。
【2025年度 実証計画】テクノロジーと教育実践の接点へ。5つの新実証プロジェクトを発表
コードタクトの事業、そして教育総研の取り組みにご関心をお持ちいただけたなら幸いです。
当社の教育総研にご興味いただけた方、私たちのビジョンに共感していただけた方、ぜひ一緒に働きませんか?お気軽にお問い合わせください!