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【Value】過去の栄光にしがみつかない。失敗を引きずらない。

画像向かって左がM、右がWです。

いきなりで申し訳ないがせんだってのちょっといい話を聞いてください。あるメンバーが卒業するっていうんで送別会を開いていたんです。所属部署のメンバーに加えて別部署からも数人、仲が良かった人たちが合流、というこじんまりとした会ですね。

そこにぼくもおよばれしたんですが、たまたまいた派遣事業部のMが「ねえちょっとハヤカワさん聞いて!Wいるじゃない。あいつ最近ほんとうに成長したのよ!すごいの!もう最初はなんてダメダメなヤツ!って怒ってたんだけど、Wのやつ、自分で改善点を洗い出していつの間にかできるようになっててサァ…」とシナをつくって教えてくれたんです。

派遣事業部ではフィールドという仕事があり、百貨店の売りの現場に入って、CINから派遣されているスタッフの面倒を見たり、お客様であるお店側にアプローチしたり、と八面六臂の活躍をしています。Mはそのフィールドのベテラン。WはMの下についてスタッフの一人として販売の仕事をがんばっていたのですが…さきほどの話にもあったように、最初はいまいちパッとしなかったんだそうです。

そりゃあそうです。Wはもともと“ジョブチェンジ制度”でWeb事業部から派遣事業部へコンバートしたメンバー。ネットをメインとした仕事から、お店で「いらっしゃいませ!」という販売職への華麗なる社内転職を果たした、といえば聞こえはいいですが、そもそも全然違う仕事に未経験から飛び込むことになったわけで。そりゃあ上手くいかないことのほうが多いでしょう。

だから異動してしばらくはWの話が聞こえてきませんでした。ぼくは「Wは見つめるだけでその人のオーラの色がわかり、性格判断もできるというスナック芸をもったおもしろいヤツだけど、ちょっと心配だな…」とおもっていたんですね。

そうしたところ飲みの席ではありますが聞けたのが、さっきのMの話です。ぼくもうれしかったですし、Wにとってもよかったなとおもいました。そうしてきちんと部下を見捨てることなく面倒を見続けて、成長したことを自分のことのように話せるMって素晴らしいなと思った次第であります。

そしてCINのバリューには「過去の栄光にしがみつかない。失敗を引きずらない。努力し続ける者へは、チャンスを何度でも与える」というものがあります。Wもまさに失敗を重ねた上で、努力をあきらめなかったんでしょう。その結果、上の画像のような笑顔に。

CINはたくさんの事業部で構成されている会社。だから、なかなかそれぞれの事業部で誰がどんな状態なのか把握するのって簡単じゃないんですね。だけど、Mみたいな存在が各事業部にひとりでもいれば、安心です。

そして今回の出来事は、まさに「いい話は他人から/悪い話は自分から」を象徴しているなーって思ったのでした。おしまい。

【今回の学び】
◎いい話は他人から聞くとさらに価値があがります
◎良くない話は本人からなる早で伝えることが大事です
Mがなぜ艶っぽい口調なのか気になる方はぜひオフィスまでどうぞ

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