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カンリー店舗集客の開発プロセスについて紹介します!

※このストーリーは、noteで発信した記事を転載しています。

こんにちは!
株式会社カンリーのカンリーエンジニア部部長 兼 カンリー店舗集客開発チームでエンジニアリングマネージャーを務めている須藤です。

今回はカンリー店舗集客開発チームの開発プロセスや開発体制についてご紹介させていただきます。

目次

  1. 書いてるおまえは誰?
  2. カンリー店舗集客ってどんなプロダクト?
  3. カンリー店舗集客チームの開発体制・技術スタック
  4. 開発体制
  5. 技術スタック
  6. AIを活用した開発生産性向上の取り組み
  7. カンリー店舗集客チームの開発プロセス
  8. スクラムの導入背景
  9. スプリントの流れ
  10. カンリー店舗集客で目指していきたいもの
  11. こんな人と一緒に働きたい!
  12. プロダクトエンジニア志向のある方
  13. エンジニア部の行動指針に共感してくれる方
  14. 終わりに

書いてるおまえは誰?

最初に簡単に自分自身について紹介させてください。
私は「カンリー店舗集客」開発チームのエンジニアリングマネージャーに2025年2月から就任しています。

これまでのカンリーでの経歴を簡単にご紹介させていただきます。

株式会社カンリーには2022年2月にジョインしまして、最初は別プロダクトである「カンリーホームページ」にエンジニアリングマネージャーとして配属されました。

入社時は「カンリーホームページ」がまだ立ち上げ前の状態で、リリースまではプロジェクトマネージャーとして、プロダクト開発チームといっしょにカンリーホームページを開発し、リリースしました。

カンリーホームページを立ち上げた時の話 | 株式会社カンリー
※このストーリーは、noteで発信した記事を転載しています。初めまして、株式会社カンリーの飯島です。カンリーではプロダクト部に所属しており、プロダクトマネージャー(以降PdM)としてカンリーホー...
https://www.wantedly.com/companies/canly/post_articles/950997

その後、「カンリーホームページ」チームをマネジメントする傍らで、採用であったり、組織開発の業務を行うようになりました。

2024年7月に後任のエンジニアリングマネージャーが立ち上がってくれたことで、カンリーホームページのチームを引き継ぎ、私はCTO室に異動になりました。

カンリーCTO室としては、同室の波多野が入社エントリを書いているのでよかったらこちらもご覧ください。

カンリーCTO室に入社しました。CTOを経たからこそ見える、自分がやるべき仕事。 | 入社エントリ
※このストーリーは、noteで発信した記事を転載しています。初めに初めまして、2025年1月にカンリー エンジニア本部 プラットフォーム部 CTO室に入社した波多野です!前職は同じくスタートアッ...
https://www.wantedly.com/users/154125100/post_articles/952071

CTO室では、エンジニア採用責任者としてエンジニア採用を管掌し、人事担当と協力しながら採用プロセスの改善活動を進めていました。

その後、2025年2月からプロダクト開発チームのエンジニアリングマネージャーとして「カンリー店舗集客」チームに異動になり今に至ります。
開発チームのマネジメントだけでなく、技術広報といったところも力を入れていきたいと考えており、そちらの施策も合わせて進めています。

個人でマネジメントやキャリアについての考えを発信しておりますのでよろしければそちらもご覧ください。

すどう|note
スタートアップ企業の株式会社カンリーでエンジニアリングマネージャーをやっています。 開発チームのマネジメントやエンジニア組織の制度設計や採用も行っています。 Xでも発信していますのでフォローしてもらえると嬉しいです(https://x.com/canly_em_aki)
https://note.com/sudoakiy

カンリー店舗集客ってどんなプロダクト?

私のマネジメントしている「カンリー店舗集客」というプロダクトについても簡単に説明させてください。

「カンリ―店舗集客は」、弊社の主幹プロダクトでもあり、店舗のGoogleマップ、HP、Facebook・InstagramといったSNSの管理を集約し効率化する店舗情報一括管理サービスです。

例えば、店舗情報の更新から、SNSでのコメントへの返信などをアカウントを横断して行うことができる機能を要しています。数百店舗を抱える企業様では、この更新や返信といった作業だけで膨大な時間がかかってしまいます。店舗数が多いチェーン店ほど「カンリー店舗集客」による業務効率化の効果は大きく、平均して約86%管理運用コストを削減できています。

このように店舗で運用している方々の業務を効率化することで、店舗の人々にはもっとクリエイティブな仕事をしてもらえるようにしていき、そこで生まれた価値が世の中を循環することで、すべての人の豊かな暮らしが社会にあふれていく未来を作っていきたいと考えています。

カンリー店舗集客チームの開発体制・技術スタック

次に「カンリー店舗集客」チームの開発体制と技術スタックについて紹介させてください。

開発体制

現在の開発チームは、下記の体制としています。
エンジニアは各自技術スタックの強みを持ってますが、職能別で分けることはせず、エンジニアとしてプロダクト機能の開発をミッションとして担ってもらっています。

  • EM:1名
  • TL(テックリード):1名
  • EL(エンジニアリーダー):1名
  • エンジニア:9名
  • PdM:3名
  • デザイナー:1名

技術スタック

技術スタックは下記としています。
バックエンドがPHPとGoで分かれているのが特徴かと思いますが、元々既存の「カンリー店舗集客」がPHPで作られていたところに、機能の特性に合わせてGoへのリプレイスを徐々に進めているため、現在は複数の技術スタックでの構成になっているという経緯になります。

  • バックエンド : PHP/Laravel, Go/Echo
  • フロントエンド : TypeScript/Next.js(React)
  • インフラストラクチャ : AWS
  • データベース : Aurora MySQL
  • CI/CD : Github Actions
  • IaC : Terraform

AIを活用した開発生産性向上の取り組み

開発生産性向上の取り組みの一貫でAIを用いた開発支援の導入もしています。組織としてもAIを用いた開発支援は今後も拡張していく考えを持っています。

  • GitHub CopilotCursor
    • AIによるリアルタイムのコード補完や自動生成で、開発スピードとコード品質を向上
  • CodeRabbit
    • AIによる自動コードレビューで、バグや改善点を指摘し、品質管理の負担を軽減
  • Devin
    • AIエンジニアとして開発タスクを実行し、コーディングやデバッグ、タスク管理を支援

DevinについてはCTO室の波多野が記事にまとめていますのでぜひこちらもご覧ください。

AIエンジニアDevinを活用してCIパイプラインを改善した話
おはようございます!こんにちは!もしくはこんばんは! 株式会社カンリーのCTO室でエンジニアをしている波多野です。 カンリーでもAI・LLMを活用した生産性向上の機運が高まっています。 その一環で、カンリーではCTO室が主体となりAIエンジニアDevinとClineの検証を進めています。 その中で今回の記事ではDevinの導入検証を行った事例を共有したいと思います! (Clineについては、別の機会で展開できると良いなと思っています。) 弊社ではChatGPT, GitHub Copilot, Curso
https://zenn.dev/canly/articles/701cbd3c7760ed

カンリー店舗集客チームの開発プロセス

続いて「カンリー店舗集客」チームの現在の開発プロセスについても紹介させてください。
現在はスクラム開発を導入しており、1週間スプリントでスクラムをまわしています。

スクラムの導入背景

スクラムの導入背景としましては、事業の成長のために、変化に柔軟に対応しながら、継続的にプロダクトの価値を提供することが必要な中でアジャイル開発が適していると判断しました。カイゼンを繰り返しながら生産性を向上させ、価値を提供しつづけるために、振り返りを定期的に実施していく必要があると考え、振り返りのプロセスがあるスクラムを導入しています。1週間スプリントにしている背景も上記につながっており、変化に適応しやすくするために1週間スプリントのサイクルとしています。

スプリントの流れ

下記の図のように運用をまわしています。
基本的にはスクラムフレームワークに則っていますが、施策共有会と見積会が特殊なイベントかと思います。施策共有会ではPdMからエンジニアメンバーに施策の共有を行い、その後実施される見積会で共有された施策に対して、エンジニアメンバーが見積もりを行う流れとしています。こちらの見積もりも踏まえ、リファインメントで施策の対応優先度を整理し、実際の開発に進めていくという流れにしています。

カンリー店舗集客チームのスプリントの流れ

カンリー店舗集客で目指していきたいもの

「カンリー店舗集客」チームで目指していきたいビジョンについても最後に触れて締めたいと思います。

プロダクトの説明部分でも記載したのですが、現在は運用コストを削減するための工数削減ツールとしてのプロダクトになっています。今後のプロダクトとして目指していきたいところとしましては、管理ツールではなく、マーケティングツールになっていきたいと考えています。

「カンリー店舗集客」のデータを用いた意思決定の支援をはじめとした、店舗の方々が考えること、作業することを減らしていけるような機能の提供を目指し、もっとクリエイティブな仕事をしてもらえるようにしていけるようにしていきたいと考えています。

カンリーのMission

こんな人と一緒に働きたい!

最後に我々といっしょに「すべての人の豊かな暮らしが社会にあふれていく未来」を作っていってくれる人を募集しています!
下記のような志向性がある方であれば楽しく働けるのではないかと考えています!

プロダクトエンジニア志向のある方

技術力を向上したいというよりも、技術を用いて価値あるものを提供したいという思想の方と一緒に働きたいと考えています。ユーザー視点とビジネス視点を持ちながら、プロダクトの企画・設計・開発・改善に関わり、価値ある製品を継続的に創り出すという思想に共感してくれる方を求めています。

エンジニア部の行動指針に共感してくれる方

エンジニア部では「当たり前の水準を高め続ける」という行動指針を策定しています。現状維持ではなく、チーム一丸となって成長意欲を持てる方を求めています。

エンジニア行動指針

行動指針については弊社CTOの小出が作成した背景や込めた想いなどを別のnoteにまとめていますので、ぜひご覧ください。

カンリーのエンジニアかくあるべし|株式会社カンリー 公式note
こんにちは!「店舗経営を支える世界的なインフラを創る」をミッションに掲げる 株式会社カンリー でCTOをしている小出です。 この記事は『カンリー Advent Calendar 2024』の25日目(最終日!)の記事として執筆しています。カンリーではAdvent Calendarは初めての試みでしたが、無事、最終日まで完走できたことを嬉しく思っています。 (寄稿して頂いた皆さん、ありがとうございました :) adventar.org 以前、入社エントリを書かせて頂いたのですが、「これから何をしていくのか」
https://note.com/canly/n/naf5da26f9d30

終わりに

簡単ですが、カンリー店舗集客の想いや開発プロセスについて説明させていただきました。現在の開発プロセスはこのようにしていますが、目指したい世界にとって最適な開発スタイルはまた変わってくるかもしれません。その場合は、変化に適応し、より価値が提供できるスタイルに変えていきますのでご参考までにお願いします。

最後にですが、株式会社カンリーでは一緒に働く仲間を募集しています!
カンリーのバリューに共感できる方、ちょっと話聞いてみたいという方、ぜひご応募ください!

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