カンリーホームページを立ち上げた時の話 | 株式会社カンリー
※このストーリーは、noteで発信した記事を転載しています。初めまして、株式会社カンリーの飯島です。カンリーではプロダクト部に所属しており、プロダクトマネージャー(以降PdM)としてカンリーホー...
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※このストーリーは、noteで発信した記事を転載しています。
こんにちは!
株式会社カンリーのカンリーエンジニア部部長 兼 カンリー店舗集客開発チームでエンジニアリングマネージャーを務めている須藤です。
今回はカンリー店舗集客開発チームの開発プロセスや開発体制についてご紹介させていただきます。
最初に簡単に自分自身について紹介させてください。
私は「カンリー店舗集客」開発チームのエンジニアリングマネージャーに2025年2月から就任しています。
これまでのカンリーでの経歴を簡単にご紹介させていただきます。
株式会社カンリーには2022年2月にジョインしまして、最初は別プロダクトである「カンリーホームページ」にエンジニアリングマネージャーとして配属されました。
入社時は「カンリーホームページ」がまだ立ち上げ前の状態で、リリースまではプロジェクトマネージャーとして、プロダクト開発チームといっしょにカンリーホームページを開発し、リリースしました。
その後、「カンリーホームページ」チームをマネジメントする傍らで、採用であったり、組織開発の業務を行うようになりました。
2024年7月に後任のエンジニアリングマネージャーが立ち上がってくれたことで、カンリーホームページのチームを引き継ぎ、私はCTO室に異動になりました。
カンリーCTO室としては、同室の波多野が入社エントリを書いているのでよかったらこちらもご覧ください。
CTO室では、エンジニア採用責任者としてエンジニア採用を管掌し、人事担当と協力しながら採用プロセスの改善活動を進めていました。
その後、2025年2月からプロダクト開発チームのエンジニアリングマネージャーとして「カンリー店舗集客」チームに異動になり今に至ります。
開発チームのマネジメントだけでなく、技術広報といったところも力を入れていきたいと考えており、そちらの施策も合わせて進めています。
個人でマネジメントやキャリアについての考えを発信しておりますのでよろしければそちらもご覧ください。
私のマネジメントしている「カンリー店舗集客」というプロダクトについても簡単に説明させてください。
「カンリ―店舗集客は」、弊社の主幹プロダクトでもあり、店舗のGoogleマップ、HP、Facebook・InstagramといったSNSの管理を集約し効率化する店舗情報一括管理サービスです。
例えば、店舗情報の更新から、SNSでのコメントへの返信などをアカウントを横断して行うことができる機能を要しています。数百店舗を抱える企業様では、この更新や返信といった作業だけで膨大な時間がかかってしまいます。店舗数が多いチェーン店ほど「カンリー店舗集客」による業務効率化の効果は大きく、平均して約86%管理運用コストを削減できています。
このように店舗で運用している方々の業務を効率化することで、店舗の人々にはもっとクリエイティブな仕事をしてもらえるようにしていき、そこで生まれた価値が世の中を循環することで、すべての人の豊かな暮らしが社会にあふれていく未来を作っていきたいと考えています。
次に「カンリー店舗集客」チームの開発体制と技術スタックについて紹介させてください。
現在の開発チームは、下記の体制としています。
エンジニアは各自技術スタックの強みを持ってますが、職能別で分けることはせず、エンジニアとしてプロダクト機能の開発をミッションとして担ってもらっています。
技術スタックは下記としています。
バックエンドがPHPとGoで分かれているのが特徴かと思いますが、元々既存の「カンリー店舗集客」がPHPで作られていたところに、機能の特性に合わせてGoへのリプレイスを徐々に進めているため、現在は複数の技術スタックでの構成になっているという経緯になります。
開発生産性向上の取り組みの一貫でAIを用いた開発支援の導入もしています。組織としてもAIを用いた開発支援は今後も拡張していく考えを持っています。
DevinについてはCTO室の波多野が記事にまとめていますのでぜひこちらもご覧ください。
続いて「カンリー店舗集客」チームの現在の開発プロセスについても紹介させてください。
現在はスクラム開発を導入しており、1週間スプリントでスクラムをまわしています。
スクラムの導入背景としましては、事業の成長のために、変化に柔軟に対応しながら、継続的にプロダクトの価値を提供することが必要な中でアジャイル開発が適していると判断しました。カイゼンを繰り返しながら生産性を向上させ、価値を提供しつづけるために、振り返りを定期的に実施していく必要があると考え、振り返りのプロセスがあるスクラムを導入しています。1週間スプリントにしている背景も上記につながっており、変化に適応しやすくするために1週間スプリントのサイクルとしています。
下記の図のように運用をまわしています。
基本的にはスクラムフレームワークに則っていますが、施策共有会と見積会が特殊なイベントかと思います。施策共有会ではPdMからエンジニアメンバーに施策の共有を行い、その後実施される見積会で共有された施策に対して、エンジニアメンバーが見積もりを行う流れとしています。こちらの見積もりも踏まえ、リファインメントで施策の対応優先度を整理し、実際の開発に進めていくという流れにしています。
カンリー店舗集客チームのスプリントの流れ
「カンリー店舗集客」チームで目指していきたいビジョンについても最後に触れて締めたいと思います。
プロダクトの説明部分でも記載したのですが、現在は運用コストを削減するための工数削減ツールとしてのプロダクトになっています。今後のプロダクトとして目指していきたいところとしましては、管理ツールではなく、マーケティングツールになっていきたいと考えています。
「カンリー店舗集客」のデータを用いた意思決定の支援をはじめとした、店舗の方々が考えること、作業することを減らしていけるような機能の提供を目指し、もっとクリエイティブな仕事をしてもらえるようにしていけるようにしていきたいと考えています。
カンリーのMission
最後に我々といっしょに「すべての人の豊かな暮らしが社会にあふれていく未来」を作っていってくれる人を募集しています!
下記のような志向性がある方であれば楽しく働けるのではないかと考えています!
技術力を向上したいというよりも、技術を用いて価値あるものを提供したいという思想の方と一緒に働きたいと考えています。ユーザー視点とビジネス視点を持ちながら、プロダクトの企画・設計・開発・改善に関わり、価値ある製品を継続的に創り出すという思想に共感してくれる方を求めています。
エンジニア部では「当たり前の水準を高め続ける」という行動指針を策定しています。現状維持ではなく、チーム一丸となって成長意欲を持てる方を求めています。
エンジニア行動指針
行動指針については弊社CTOの小出が作成した背景や込めた想いなどを別のnoteにまとめていますので、ぜひご覧ください。
簡単ですが、カンリー店舗集客の想いや開発プロセスについて説明させていただきました。現在の開発プロセスはこのようにしていますが、目指したい世界にとって最適な開発スタイルはまた変わってくるかもしれません。その場合は、変化に適応し、より価値が提供できるスタイルに変えていきますのでご参考までにお願いします。
最後にですが、株式会社カンリーでは一緒に働く仲間を募集しています!
カンリーのバリューに共感できる方、ちょっと話聞いてみたいという方、ぜひご応募ください!