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弁護士ドットコム各事業部のデザイナーが集結!「Designers Adventure Log」で強みを再発見
5月30日、弁護士ドットコムの本社ラウンジにて、「デザイナー総会2025 -Designers Adventure Log-」が開催されました。このイベントは、年に一度開催され、日頃それぞれのプロダクトやサービス開発に情熱を注ぐデザイナーたちが一堂に会し、交流を深める機会です。
弁護士ドットコムのデザイナーは、ただデザイン性の高いものを作るだけでなく、ユーザーの課題を深く理解し、ビジネスの成長に貢献する「デザインの力」を信じています。それぞれのチームが持つ専門性や個性を知り、尊重しつつ、会社全体でより良いデザインを生み出していくための、まさに「共創の場」がこのデザイナー総会です。
この記事では、そんなイベントへの潜入取材レポートを公開します!
デザイナーの「冒険の轍」を紐解く一日
「デザイナー総会」は、弁護士ドットコムに所属するデザイナーの交流と情報交換の活性化を目的として毎年開催されています。各事業部で専門業務に集中しているデザイナーが、部門を超えて交流し、互いの仕事内容や取り組みや人となりを知る貴重な場となっています。
今年は24名のデザイナーが参加し、チーム紹介、ワークショップ、そして懇親会と盛りだくさんのプログラムが用意されました。
今年のテーマは「Designers Adventure Log」。「いまの自分」に至るまでの数々の選択と努力(冒険の轍)に光を当て、自分自身の強みを再発見し、仲間の経験から学び、これからの可能性(キャリア・スキルなど)を想像する時間にすること。
つまり、過去の経験や選択・努力の足跡を振り返ることによる「いまの自分」を深く知り、他のデザイナーの経験から新たな視点や学びを得て、この総会をきっかけに自身のキャリアやスキルなど未来の可能性を想像するというものです。
まるでRPGの「冒険の書」を紐解くように、一人ひとりのデザイナーが持つユニークな物語を共有し、互いに刺激し合うことで、さらなる成長へと繋げていきたいという思いが込められています。
個性が光る、弁護士ドットコムのデザインチームとは
イベント開会後、参加者たちはまず「軽食」コーナーへ。豪華で見た目も華やかな軽食がビュッフェ形式で並べられ、参加者たちはそれぞれ好きなものを選びながら、和やかな雰囲気でイベントのスタートを迎えました。美味しい軽食を囲んでの会話は、メンバーたちの距離を縮めるのに一役買っていたようです。
アイスブレイク後はいよいよ本編。各デザインチームの紹介では、それぞれのチームが独自の工夫を凝らした紹介を実施しました。
リーガルブレイン開発部 デザインチーム
リーガルブレイン開発部のデザインチームは、先日リリースした「Legal Brain エージェント」や、「弁護士ドットコムLIBRARY」「BUSINESS LAWYERS LIBRARY」など新規サービス開発やUXUI改善などを推進するチームです。キャリア歴もさまざまで幅広い経験を持つメンバーが集まっています。チーム紹介では、最新のリリース事例を出し、ユーザー視点での開発を重視している姿勢が伝わるようなチームであることが伝えられました。また、チームの専門性と成長への意欲も感じられました。
弁護士ドットコム事業本部 プロダクトデザインチーム
弁護士ドットコム事業本部サービス開発部プロダクトデザインチームは、「身近な士業の実現」というミッションのもと、ユーザーと弁護士をつなぐプラットフォームの改善や新機能の立ち上げに尽力しているチームです。チームが掲げるミッション「『つながる』を形にしよう」を実現するための行動や熱意が伝わる紹介でした。また、それぞれの「好きなフォント」を紹介するユニークな切り口も、デザイナーらしい遊び心を感じさせました。
コミュニケーション&デザイン本部 コミュニケーション&デザインチーム
コミュニケーション&デザイン室は、ブランディング、採用、広報資料作成など、多岐にわたるクリエイティブ業務を横断的にサポートするチームです。総会のクリエイティブ制作やサイドイベントの企画なども手掛けており、弁護士ドットコム全体のデザイン品質向上に貢献しています。全社横断で「迷惑をかけることも多いと思いますが、全社的に盛り上げていきたい」という言葉からは、メンバーたちの社内への貢献意欲と、デザインを通じたコミュニケーションへの熱意が伝わってきました。
クラウドサイン事業本部 プロダクトデザインチーム
クラウドサインプロダクトデザインチームは、電子契約サービス「クラウドサイン」の機能開発と改善を担うチームです。「正しい物を正しく作る」をミッションに掲げ、ユーザーの課題特定から解決策の検討、体験設計まで、広い責任範囲でプロダクトデザインに携わっています。チームメンバーは、制作会社出身者と事業会社出身者がほぼ半々の構成で、プロダクトデザイナー歴11年以上のベテランが多くを占めているとのこと。ベテランが集まりながらも、プロジェクト名には、遊び心あふれるネーミングを採用しており、プロフェッショナルでありながらも親しみやすく和やかなチームの雰囲気を感じました。
コミュニケーションデザインチーム コミュニケーションデザインユニット
クラウドサインコミュニケーションデザインチームは、「原石を最高に輝く形に加工する」というミッションのもと、クラウドサインのブランド作りを担うチームです。ウェブサイトの制作やバナー、展示会出展のための制作物など、多岐にわたるクリエイティブを通じて、クラウドサインの価値をユーザーに伝えています。「クラウドサインでできる100のこと」というウェブサイトのリリースは、幅広い契約書、業界でクラウドサインが活用されていて、業務課題を解決するサポートをしているということを伝えるための重要な施策であり、そのグラフィックの美しさは「サイトもぜひ見てください」という言葉通り、多くの人に見てほしいと思わせるものでした。
コミュニケーションデザインチーム ディレクションユニット
ディレクションユニットは、事業部内のさまざまなデザイン制作案件の進行管理を担うとともに、デザイナーがデザインに集中できる環境を整える「DesignOps」を推進するチームです。案件のヒアリングや依頼フォームの最適化、ノーコードツールの導入など、業務効率化のためのさまざまな取り組みを行っています。チームメンバーは4名で、さまざまな業界で制作ディレクションをしてきたメンバーや、GASなどを用いて自動化システムを開発できるメンバーなど、多様なスキルを持ったメンバーが集まっています。クラウドサインのディレクターの魅力として、「幅広い領域」に携われることや「DesignOpsで業務改善に関われる」などの声があり、メンバーたちは自らの仕事に大きなやりがいと楽しさを見出していることが伝わってきました。
「デザイナー名鑑」制作秘話
チーム紹介に続いて行われたのは、「デザイナー名鑑2025」の紹介です。今回はチーム紹介に続いて行われたのは、「デザイナー名鑑2025」の紹介です。今回は弁護士ドットコムとクラウドサインのデザイナーが力を合わせ、今年のテーマ「Designers Adventure Log」のために素晴らしいキービジュアルをあしらった名鑑を制作しました。
キービジュアルのコンセプト設計の過程では、総会テーマである「轍」を鉄道線路や車輪というキーワードに変換したり、過去の冒険の足跡を恐竜のシンボルに発展させるなど、いくつもの魅力的なアイデアが検討されました。その中から、ワールドマップ・星座という案に絞りビジュアルを完成させていくといったクリエイティブなプロセスは、まさに「冒険の轍」の世界観を表現していました。
細部までこだわったデザイン総会のキービジュアル
名鑑には、参加者全員のプロフィールが掲載されており、それぞれのデザイナーのこれまでの「選択」と「努力」の轍が垣間見えます。制作にあたっては、Google Sheets SyncというFigmaプラグインを活用し、わずか30秒でプロフィールを流し込むという効率的な工夫も紹介されました。
デザイナーの冒険の書となる「デザイナー名鑑」
この名鑑は、単なる名簿ではなく、デザイナー一人ひとりの「冒険の轍」であり、互いの個性や経験を理解し、尊重するための大切なツールとなりました。
ワークショップでモチベーションを共有、そして学びへ
ワークショップでは、テーマである「Designers Adventure Log」を体現する「モチベーショングラフ」を作成しました。過去を振り返ることによる自身の強み・弱み・価値観の再確認、モチベーションの上下から成長に繋がった転機や学びのポイント発見、他者と経験を共有することによる信頼関係の構築を目的とし、各自がFigmaを使い、自身の人生や仕事におけるモチベーションの変化をグラフ化する個人作業を実施しました。
メンバーたちは、努力したこと、嬉しかったこと、辛かったこと、今につながるスキルを得たこと、人に伝えたい出来事など、自身の「轍」となる出来事をグラフに落とし込んでいきました。それぞれが真剣な表情で過去を振り返り、時には思い出に浸りながら、自身の「冒険の轍」を紡ぎ出しました。
個人作業の後、参加者はチームに分かれ、各自が作成したモチベーショングラフについて発表と質問を行いました。チーム内では、他のメンバーの経験に共感したり、具体的な質問を投げかけたりと、活発な議論が交わされました。デザイナー経験の浅いメンバーはデザイナー歴10年以上の先輩のキャリアから今後の自身のキャリアを考える機会を得られたり、新たな視点でのキャリア目標を想像するきっかけにもなったようです。
Figma上では、他のメンバーのグラフに「強みにスタンプ」を押したり、「強みをメモする」機能を使ってコメントを残したりと、デジタルツールを効果的に活用して、互いのグラフを深く掘り下げていきました。この時間は、普段なかなか話せないような個人的な経験や思いを共有し、互いの「人となり」を知る貴重な機会となりました。
各チームでの発表を終えた後、全体発表タイムが設けられました。5つのチームが、それぞれのチームでまとめた内容を全体に向けて発表しました。
Figmaのまとめフォーマットを使用し、聞いている側もFigma内にスタンプでリアクションするなど、一体感のある発表となりました。各チームの発表からは、モチベーショングラフを通じて得られた多様な気づきや変化が共有されました。
ワークショップを通じて得られた具体的な回答の一部からは、デザイナーたちの成長意欲と、チームを超えたコラボレーションへの期待が強く感じられました。
- チーム内で全員ができること(スキル)が違うので、勉強会をしたい(文字組み、リトグラフ、心理学、営業スキル)
- 新しい出会いに飛び込んで、世界を広げたい
- 環境が変わっても好きなことを続ける力を養いたい
- 積極的に新しいことをチャレンジするパッションを見習いたい
- 皆が現状打破ができる行動力を持っている
- 「環境を塗り替えていく力」を養いたい
など、弁護士ドットコムのデザイナーたちが、単に与えられた仕事をするだけでなく、自らの成長とチーム、ひいては会社全体の発展に貢献しようとする高い意識を持っていることが伺える発表がされました。
デザイナーらしくFigma内にスタンプでリアクション
懇親会でさらに深まる交流を
ワークショップの後は、待ちに待った懇親会です。豪華でおしゃれなケータリングがバイキング形式で提供され、参加者たちは美味しい食事を楽しみながら、さらに交流を深めました。
また、2025年2月に就任したCXOの深津 貴之氏をゲストに招き、デザイナーからの質問に答えていただくカジュアルなQ&Aコーナーを開催。深津氏との距離がぐっと縮まる貴重な時間となりました。
深津氏からのメッセージ
リーガル×デザインって、普通はなかなか触れられないけど、だからこそ面白い。社会や制度の根っこに関わるようなデザインに、一緒に挑戦できる場がここにはあると思っています。SaaSを作るチームはデザインが小さくまとまりがちですが、逆にビッグチャレンジに挑戦していく環境を皆さんと作っていければと思います!
参加者の声
- 部署が違うと普段はなかなか交流する機会がありませんが、同じデザイナーでも得意分野や関心領域が異なることを改めて実感しました。特にモチベーショングラフのワークショップでは、それぞれの行動原理や価値観の背景にある体験を知ることができ、とても興味深かったです。
- 「Adventure Log」のテーマをきっかけに、デザイナーとしての原点や歩んできた道のりを振り返ることができました。それぞれが異なる経験と強みを持ちながら、今この瞬間を共有していることに、少し運命めいたものを感じました。
- デザイナー総会を通して、みんなの人生を少し覗くことができました。得意なことや関心分野がそれぞれ違っていて、色々な価値観や人生観を話を聞けるいい機会でした。
- 今年のデザイナー総会のコンセプトにも表れているのですが、弁コムのデザインチームは人との関わりを大切にする風土があります。事業部を跨いで交流があるので、様々な経験のある人とコミュニケーションができ、自分の血肉にすることが出来るのが魅力の一つです。
- デザインに関わっているメンバーと価値観の共有をできる機会なので楽しいです。他の部署のことを知れるのもいいですね。
- デザイナー名鑑制作を担当したのですが、弁コムのデザイナー皆さんが協力してくださり無事完成できたのも良い経験になりました。制作を通し、皆さん経験や知識を惜しみなく共有してくれる方ばかりだと改めて実感しました。
- 皆さんが自分の過去の経験をさらけ出して自己開示してくださったことが嬉しかったです。ここまでオープンに話していただけるメンバーがいる会社で働けていることを、改めて素晴らしいと感じました!
- とにかくご飯がおいしかった&おしゃれで、テンションあがる♡
デザイナー総会から見える、弁護士ドットコムのデザイナー文化
今回の「デザイナー総会2025 -Designers Adventure Log-」は、弁護士ドットコムのデザイナーたちが、それぞれの「冒険の轍」を紐解き、自己を深く知る時間。そして、その「冒険の轍」を仲間と共有することで、互いの経験から学び、新たな可能性を想像する、非常に意義深い一日となったようです。
筆者である人事の視点から見ても、この総会は準備段階から「丁寧さ」と「コミュニケーション」が重視されていました。ワークショップチームや食事チームなど、それぞれが意見を出し合いながら準備を進める様子からは、デザイナーさんたちが仕事において「何を大切にしているか」がひしひしと伝わってきました。それは、単にイベントを成功させるだけでなく、そのプロセスを通じてチームとしての一体感を醸成し、互いの信頼を深めていくという仕事の進め方そのものだったように感じます。
今回の総会を通じて、弁護士ドットコムのデザイナーたちの「和気あいあいとした雰囲気」と「プロフェッショナルでありながら親しみやすい」イメージが伝わったことと思います。それぞれの専門性を活かしながら、常にユーザー目線で課題解決に取り組み、デザインの力で社会をより良くしようと情熱を燃やしています。
弁護士ドットコムでは、このような「デザインの力」を信じ、共に未来を創造していく新たな「冒険者」を常に求めています。もしあなたが、この記事を読んで、私たち弁護士ドットコムのデザイナーたちに少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひ、一度カジュアルに面談をしてみませんか?