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【面接官インタビュー Vol.5】弁護士ドットコムは今が面白い「火中の栗は自ら拾う」マインドで事業を支える/弁護士ドットコム事業本部 室長 福田 文人
この記事は、弁護士ドットコムへの転職を検討している方向けの社員インタビューです。弁護士ドットコムとはどんな会社なのか、どんな人が働いているのか。日本最大級の法律相談ポータルサイトである「弁護士ドットコム®︎」事業に関わるメンバーはなぜ入社を決め、どんな仕事をしているのか。選考を受ける前に弁護士ドットコムのこと、弁護士ドットコム®︎をはじめとした事業のこと、そしてそこで働く人々のことを知ってもらいたいという想いのもと、このインタビューを公開しています。選考前にぜひご一読ください。
PROFILE
弁護士ドットコム事業本部 事業戦略室
室長 福田 文人(Fukuda Fumito)
コンサルティング会社にて、大手マスコミや情報通信企業を主なクライアントとしたコンサルティングを経験。その後、ヘルスケア系メガベンチャー企業にて、介護業界向けSaaSのマーケティングやカスタマーサクセス、プロダクトマネージャー業務に従事。2018年弁護士ドットコムに入社し、商品企画やカスタマーサクセス、営業企画等を経て、現職の事業戦略室室長に就任した。
弁護士ドットコム事業本部 事業戦略室とは
弁護士ドットコム事業本部では、法律問題で困る人を一人でも多く減らすため、日本最大級の法律相談ポータルサイト「弁護士ドットコム®︎」を中心としたメディア・集客支援サービスを運営しています。直近ではこれに加え、弁護士向けのリサーチ支援(書籍・判例)・業務支援サービス(業務SaaS・BPO)などの事業も伸長しており、新たな事業フェーズを迎えています。事業戦略室は、それら弁護士ドットコム事業に関する、事業戦略の立案・事業戦略の進捗管理と課題分析・戦略実現のための課題解決・その他本部内管理機能を担う部署です。
「誰かの」ではなく友人の役に立てる事業に情熱をそそぎたい
ーー弁護士ドットコムの「弁護士ドットコム事業本部」に応募した理由を教えてください。
当時の転職活動では、職種軸で企業を選んでおり、「事業部内経営企画」ができる企業に行きたいと考えていました。会社全体の経営企画でも新規事業企画でもなく、ある程度の規模を持って成長し続ける事業の事業部内経営企画です。一般に、事業を運営していると大小様々な課題が発生しますが、その事業・そのフェーズにその課題に対応するのに適した組織があるとは限らず、誰が担当するのか曖昧な課題や既存組織の手に余る課題がどうしても残ります。事業が小さいうちは事業責任者自らがそれらの課題に対応してしまうことが多いと思うのですが、事業が大きくなると限界が来ます。そこで、事業責任者が本来の役割に集中しメンバーが前を向いて戦うためには、諸々の課題を引き受ける役割が必要で、それが私にとっての「事業部内経営企画」でした。当時の弁護士ドットコム事業は、ある程度の規模まで事業が育っていながらも、そのような役割を担う人がいなかったので、正直これはチャンスだなと思い応募しました。また、事業の特性などに照らし合わせ、自身の経験を生かしてコミットしやすいと感じたことも応募のポイントでした。
ーー最終的な入社の決め手は何でしたか?
応募のきっかけとしては職種を軸としていましたが、弁護士ドットコムという企業や弁護士ドットコム事業への興味が最終的な決め手でした。私自身が法学部出身で、妻が弁護士なので周囲に弁護士が多くいる環境なのですが、そのような環境で、法律問題に困った方が司法にアクセスできないという「二割司法」を現実的な社会問題として身近で感じていました。加えて、「誰かの」ではなく、「〇〇さんの」役に立つという自分が知っている固有名詞で語れる事業に関わりたいと思っていたため、身内や友人に弁護士がいる私にとって弁護士向けのソリューションは「友人の〇〇の役に立つはず」という手触り感を持って情熱をそそげる事業だと感じ入社を決意しました。
「火中の栗は自ら拾う」マインドを大切にしたい
ーー現在は具体的にどのような業務をしていますか?
弁護士ドットコム事業本部の事業戦略室長として、事業戦略の立案や進捗管理、戦略実現のための課題解決などに取り組んでいます。戦略実現のための課題解決というと少し分かりにくいのですが、「解決が必要だが、既存の組織の枠組みで解決しづらい一切の課題」を拾って解決することを意識しています。M&A関連の領域をやることもあれば、部署またぎの社内プロジェクト、セールスの現場に近い課題解決まで、「戦略室」と銘打ちながらも実行まで大きく内包するのが特徴の組織です。
ーーやりがいを感じる瞬間や、現在の業務の魅力を教えてください。
「戦略上の課題解決」と言うと聞こえは良いですが、要は「どうにかならないと事業的にまずい」そんな課題と向き合い続けるのが事業戦略室の仕事です。難易度の高い課題が次々と発生しますし、重要課題が自分の得意な領域だとも限らないので、正直、悪戦苦闘となることもしばしばです。他方で、お客様や事業部のメンバーとの距離感が近いポジションでもあるので、課題解決の結果をダイレクトに感じられるのも事業戦略室の特徴です。課題解決の結果をダイレクトに感じ、仲間と喜怒哀楽を分かち合う瞬間が、この仕事の醍醐味の一つだと思います。また、事業全体を見ながら課題解決をするため、「難しい課題に向き合い続けていたい」「成長したい」という方には最適な環境だと思います。
ーー業務をする上で心がけていることはありますか?
「火中の栗は自ら拾え」
大好きな本の帯に書いてある言葉です。一見華やかに見えるかもしれない事業戦略室の仕事ですが、実際には誰しも一瞬躊躇ってしまうような「火中の栗」を拾う日々です。正直、そっと見て見ないふりをしたくなることもあったり、拾おうとしても実際に拾いきれないこともあるのですが、顧客や事業、仲間のために「火中の栗は自ら拾う」マインドで自分自身を奮い立たせています。
弁護士ドットコム事業は今が面白い リーガル×AIで「弁護士をもっと身近に」の実現へ
ーー弁護士ドットコム事業部の今後の展望を教えてください。
弁護士ドットコム事業は実は今が面白いフェーズにあります。弁護士ドットコムは元々、法律問題に悩む人が弁護士を探すプラットフォーム・メディアとしてスタートしました。2005年、弁護士をインターネット上で探すのが全く一般的ではなかった時代のことです。そこから約20年経った現在も、「法律問題で困っている人を助けたい」「弁護士をもっと身近に」という当時の理念は事業のDNAとして脈々と受け継がれています。そこに、5年ほど前より「弁護士ドットコムLIBRARY」をはじめとするSaaS群が加わり、さらにここ1年ほどで、日本を代表する判例検索サービス「判例秘書」を擁するLICがグループジョイン。加えて、裁判IT化時代の必須ツールとなるデジタル事件記録「弁護革命」もグループに加わりました。リーガル領域とAIは極めて相性が良く、リーガルはAIの社会実装が特に早く進む領域だと考えています。私たちは「リーガル・ブレイン」構想を掲げ、この社会の発展にコミットしています。書籍・判例・事件記録のデータベースは今後リーガルブレインを実現する上で重要なデータベースにもなっていくと考えています。さらに、AIはメディアとも相性が良く、弁護士ドットコムが創業時から20年に渡りつくり上げてきたメディア事業もまだまだ進化させていけると思っています。
このように、弁護士ドットコム事業は、これから様々な可能性を秘めた面白い事業フェーズにあるのです。ワクワクする未来を見据えながら、「弁護士をもっと身近に」のDNAを忘れず。弁護士業界の役に立ち、その向こう側にいる法律問題で困っている人たちを一人でも多く減らしていきたいという思いで、日々業務に取り組んでいます。
ーー今後一緒に働きたいと思うのはどのような人ですか?
弁護士ドットコム事業は、深く業界に根差したビジネスのため、業界構造を深く理解することで価値を発揮しやすくなるという側面があります。そのため、ある程度腰を据えてこの事業をやってみようという方、事業の理念に共感してやってみようという方が活躍しやすいと思います。そして、「火中の栗は自ら拾う」マインドを持って、共に日々戦ってくれる方だと嬉しいです。
ーー最後に、弁護士ドットコムへの転職を検討する方へのメッセージをお願いします。
先ほどもお伝えした通り、弁護士ドットコム事業は、実は今面白い事業フェーズにあります。「弁護士をもっと身近に」「まだないやり方で、世界を前へ」という想いに共感してくれる方のご応募をお待ちしています。