こんにちは!ベアーズのWantedly担当です。
家事代行サービスを日本の暮らしの“新しいインフラ”とし、誰もが自分らしく豊かに生きられる社会創りを目指しているベアーズでは、日々さまざまな取り組みが行われています。
社内のエンジニアたちが行っている新たなシステム開発もその一つ。
業務効率の改善やお客さまへより良いサービスを届けることにもつながる重要な役割を担っています。
今回は、CTO(最高技術責任者)の川口さんと新人エンジニアの二人にインタビューを実施。ベアーズにおけるエンジニアの役割、仕事の意義、想いなどを語っていただきました。
◼︎川口さん
2022年入社/大学院で宇宙物理学を専攻。卒業後、大手SI企業に就職。金融業界でSE、医療福祉業界でのCTO/CIOなどを経て、ベアーズに入社。CTOとして、DX戦略の策定から実行推進までを担っている。
◼︎秋本さん
2022年入社/大学時代、ベアーズの髙橋ゆき副社長の特別講義を聞く機会があり、ベアーズ・家事代行サービスに興味を持つ。現在は社内ITインフラの整備を担当。ネットワークやサーバ、PCやスマホ等の運用管理や仕組みの改善強化を行っている。
◼︎サハさん
2024年入社/バングラデシュ出身。大学時代、ベアーズで通訳のアルバイト経験を経て入社。現在は、SEとしてバングラデシュ支社との共同プロジェクトで橋渡し役を務めている。また、日本語検定・N1取得に向け勉強中。
社会貢献性の高い事業。家事代行の意義に惹かれて入社を決意
ーー今日はよろしくお願いします。まずは、みなさんがベアーズに入られた経緯をお教えください。
川口)
もともと社会インフラとなるようなサービスを創りたいという想いが強く、金融系SE/PMOの経験を経て、医療福祉業界でCTO/CIOを担いました。責任者として当時の一部上場企業のほぼ全てのシステムを刷新し、IT部門を立ち上げ後進の育成にも注力しました。
その後独立し、片田舎でITコンサルとして新事業の立案推進やAI研究開発などに取り組んでいました。そんな中で髙橋社長と会う機会があり、家事代行事業の可能性と社長の熱意に胸を打たれ、入社を決めました。
ーー素晴らしいキャリアですね。秋本さん、サハさんは新卒での入社となりますが、ベアーズのどこに惹かれたんでしょうか?
秋本)
ベアーズのことを知ったのは、副社長が大学で講義をしてくれたことがきっかけです。私の家は両親共働きで、仕事で疲れている中でも家事を分担していた両親の姿を見て育ったことから、家事代行サービスのように人の暮らしを支えるサービスに興味を持つようになりました。
サハ)
私は学生時代にベアーズで通訳としてアルバイトをしていましたが、日本語に不慣れな部分があっても、みなさんが積極的にコミュニケーションを取ってくれる温かい社風が良いなと感じていました。就職の時期が近づいてきて、ITに興味があると伝えると「それならバングラデシュ支社との橋渡し役になってほしい」と言われ入社を決めました。祖国ともつながれるので、自分の仕事にやりがいを感じています!
ーーこれまでのキャリアや志望動機は、三者三様ですが、みなさん社会的意義や大きなやりがいを感じているんですね。
川口)
ベアーズの事業はとても社会的意義の高いものですからね。私たちの役割は、その意義を最大化するために業務効率や顧客満足度を飛躍的に高めるものなので、社会をより良くしているという実感を感じやすいのではないでしょうか。
技術者に必要なのは本質を見抜く力。成長できる環境とサポート体制
ーー社内への貢献度も高いお仕事とのことですが、具体的には何をしているのでしょうか?
川口)
私はCTOとして、社内基幹システムの刷新をはじめとした大型プロジェクトを統括し、推進しています。具体的には、DX戦略の策定と推進、社内外のチームビルディング、リスクバランスの管理と調整、重要案件には実際にプロマネとして現場に入ることも多いです。
多くのプロジェクトが同時並行で動いているので、多少のトラブルも起きますが、それをどう解消するかが腕の見せ所。会社の経営ビジョンを達成するために、ヒト・モノ・カネを常に意識しながら取り組んでいます。
ーーヒト・モノ・カネを意識するとは?
川口)
IT系のプロジェクトは大別すると社内外に大きな変化を起こす「攻め」と、社内業務の利便性やセキュリティを高める「守り」に分けられ、これらを合わせて現在大きいもので3つ、小さいものも含めると10個ほど動いています。
やりたいこと、やるべきことが多い中で、どのプロジェクトにどれくらいリソースを割くべきかを考え、優先順位や程度を決めるということですね。
ーー秋本さんやサハさんは、仕事をする上で何か意識していることはありますか?
秋本)
私はまだまだスキルや知識が足らないので、分からないことがあればまず自分で徹底的に調べる。それでもダメなら恥ずかしがらずに先輩に聞く、ということでしょうか。システムを導入するときやトラブル対応の際には、他部署の方とやり取りする機会も多いので、聞き手が分かりやすいコミュニケーションは心掛けていますね。
サハ)
私も秋本さんと同じく日々の学びを大切にしています。上司や先輩からは具体的な指摘をもらえるので改善しやすいですし、困ったときは同僚もサポートしてくれます。
お客様や従業員が使っていてストレスのないシステムをつくろうと意識しています。
秋本)
そのためにも、私はまず「あるべき姿は何か」を考えて課題を見つけたり、対応策を考えたりしています。物事の本質を見極めておくことで、大きく外れることなくゴールに向かうことができるんです。といっても、これは川口さんから教わったことなんですけど(笑)
川口)
教えても実行できるかどうかなので、秋本さんがすごいんですよ(笑)
ITはあくまでも手段の一つ。仮に使わなくて目的達成するならコストもかからないのでいいですよね。手段に囚われて判断を間違うことがないように、そもそも論から考えるよう指導することが多いです。
スピーディにプロジェクトを遂行中。家事代行のインフラ化を目指す
ーーお話を聞いて、みなさん前向きに、さまざまなことに挑戦されているなと感じました。
秋本)
ベアーズのいいところですね。自分から手を上げて昇進にチャレンジできたり、複数部署の兼任ができたり、若手幹部候補育成プロジェクトがあるなど、成長できる機会がたくさんあります。
サハ)
もともと通訳のアルバイトだった私も、希望していたシステム開発とバングラデシュ案件の橋渡し、どちらもできていますからね。本当にやりたいことをやらせてくれる会社だと思います。
ーー若手にとっていい環境といえそうですね。川口さんの立場から、ベアーズの魅力はなんだと思いますか?
川口)
やはり事業ポテンシャルが高く伸び代が大きいことですね。その中で良い意味で経営からIT部門への期待値が高く、会社の未来を左右する大きなプロジェクトをスピーディに実行できるというところです。
昨年ベアーズは創業25年を迎えましたが、良い事業ノウハウが蓄積する一方で、業務が複雑になり、効率が低下。このままだと利益構造が悪化し、せっかく市場ニーズは高いのにビジネスのスケールが困難な状態になりつつありました。
そこで、大規模な業務改革に合わせて基幹システムや関係システム全ての刷新を行うプロジェクトを発足。規模もそうですがこれだけ大きな意味のある案件に携われるのは、やりがいしかないです。
ーーかなり大規模なリプレイスですが、スピーディに進んでいますね。
川口)
普通ならありえないスピード感ですが、ベアーズは経営者との距離が近く、判断も早いですからね。あとは、社員のみんなが素直。先ほど秋本さんが「あるべき姿を先に考える」と言っていたように、現場も含めた関係者全員が現状に固執しすぎず、業務をより良くしていくために積極的にあるべきを一緒に考えてくれるので、プロジェクトも進めやすいのではないかと思っています。
ーー今後が楽しみですね。最後にCTOとしてこれから入ってくる新しい仲間へメッセージをお願いします。
川口)
ベアーズは、世況に後押しされた事業ポテンシャルが高く、事業成長のための経営陣の純粋な熱量が高い会社です。ベアーズが先頭に立って牽引して、この事業を市場インフラの一つにしていきたいと考えています。
そのためにDX実現は最重要施策の一つ、必要なのは技術よりも本質を見極めミッションを確実に遂行できる気持ちと責任感のある仲間です。ぜひ大きなやりがいを感じながら、一緒に実現させましょう!
三人の座談会。いかがでしたか?
社内基幹システムの刷新プロジェクトは、現在佳境を迎えていますが、それはあくまで土台づくり。高度サービスによるユーザビリティの向上や事業領域の拡大をその先に見据えながらメンバーは日々取り組んでいます。
まさに今社内でも一番アツい部門といえるでしょう。
では、次回のストーリーもお楽しみください。