2019年に初めて認定を受けた「ホワイト企業認定」。
今年も更新審査を受け、無事に認定を更新し「ゴールドランク」を頂きました!
ホワイト企業認定とは
企業がホワイト化に向けて取り組むべき70設問を7項目(ビジネスモデル/生産性、ダイバーシティ・
インクルージョン、ワーク・ライフバランス、健康経営、人材育成/働きがい、リスクマネジメント、
労働法遵守)にわけ、取り組みの有無を確認して認定を付与しています。
一つの取り組みにフォーカスするのではなく、7項目をバランスよく取り組む企業を総合的に
評価している認定は日本の組織において『ホワイト企業認定』のみです。
「ホワイト企業認定」審査に必要な70の設問内容:https://jws-japan.or.jp/web_shinsa/
この認定の調査項目は世情により設問項目や設問内容などが変更されており、
2022年8月の改定では男性育休やハラスメント等の法改正などが反映されていました。
これによってスコアが下がってしまった項目もありますが、こうして世の中の流れや企業として
求められていることに気が付くことができるのも、定期的なサーベイを受けるメリットだと思います。
こちらが今回の診断結果です。2022年度のスコアと比較しています。
いくつかの項目について、解説させて頂きます!
ワークライフバランス
柔軟な働き方ができる制度の有無や、社員への啓発、社外への発信などが問われた
「ワーク・ライフバランス」は、改定により「柔軟な働き方」として求められるレベルが
上がっており、残念ながらスコアダウンとなりました。現在検討中の制度の導入が決まれば、
こちらは要求レベルに達することができると考えています。
また、ワークライフバランスに関する社員への啓発、社外への発信なども足りていないという
結果が出たため、この点についても改善をしていきます。
一方で、「働く場所」については、場所を選ばない働き方ができるようになり
地方採用も行っています。リモートワーク率は92%となっており、残業時間は
平均21時間程で副業もOKなので、私生活と仕事のバランスはとりやすい会社だと思います。
▲「数字で知るAPC」より
ダイバーシティ&インクルージョン
この項目は、より幅広い人材が活躍できるよう、女性・外国籍社員・LGBT・障がい者・高齢者が
働きやすい環境作りができているかが問われます。
LGBTに対する理解やダイバーシティそのものに関する理解を深めるための研修や、イベントの
スポンサードなどを続けており、昨年は大きくスコアアップしたのですが、
項目の変更(女性活躍推進)がありこちらも下がってしまいました。
APCでは今年から「DE&I(ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン)推進室」を
新設しました。女性に限らず全ての社員の活躍をさらに強く支援していきます。
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人材育成/働きがい
「人材育成/働きがい」については、APアカデミーを中心とした人材育成施策や、
キャリア相談室、人事制度などにより、2019年から毎年満点を取得しています!
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健康経営
こちらは昨年から大きくスコアアップした項目です。
昨年新たに実施した以下がスコアアップにつながりました。
・健康診断 通院支援制度
健康診断結果を活かして、早期に通院し、治療を開始していただくことにより、
業務を継続出来る健康な体を維持出来るよう、対象範囲を拡大しサポートします。
・Webによる介護・健康講座
“いざ介護”という事態に備えて、正しい介護の知識や突然の介護に備える心構えを
習得していただくとともに、認知症の理解と付き合い方について学ぶ講座です。
認定の更新は喜ばしいことですが、更新することが目的ではありません。
第3者によるサーベイを受けることで、客観的にAPCの取り組みのバランスや進捗状況を計り、
不足している点を自覚するためのものだと思っています。
今回の結果を基に、不足している点を補いよ、りよい会社を目指していきます!
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APCでは中途も新卒も積極的に採用中です。お気軽にご連絡ください!