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【社員インタビューvol.2】学会のDXを支えるプロダクト『ONLINE CONF』にかける想いとは?

社員インタビュー第二弾は、研究支援事業部にて『ONLINE CONF』のサービス責任者を務める上田ゆうなさんのお話です。

上田さんは「ONLINE CONF」リリース直後より、ビジネスサイド全般の業務を担ってきた唯一のメンバー。そんな彼女だからこそ分かる、この仕事の魅力や今後の展望を語ってもらいました。

今回もAGRI SMILEらしい魅力がたくさん詰まった内容となっているので、ぜひ最後までご覧いただけると嬉しいです!

─ まずは、これまでの経歴とAGRI SMILEに入社したきっかけを教えてください。

新卒で食品宅配の会社に入社し、広報やイベントのプロジェクトマネジメントを担当していました。
私自身おいしいものを食べることが大好きなので、食を生み出してくれる生産者のために何かできたらいいなと思ったことがその会社に入社した理由です。大学時代のボランティア活動で色々な国や地域に行って、農家のリアルな現状を知ったことも農業に興味を持つきっかけとなりました。
前職に勤めて7年が経ち、そろそろ新しいことにもチャレンジしたいなと思い始めた頃に、知人を介して代表の中道を紹介してもらいました。

初めて会った日は「僕はこんなことをやっていきたいんだ」という話を熱弁してもらい……ものすごいパッションを感じたのを覚えています(笑)。

日本の農業にJAさんという存在は“欠かせないプレイヤー”なので、そこに対してテクノロジー面から貢献しようとするのが面白そうだし、成功した時のインパクトも大きそうだなと感じ、入社を決めました。

当初から「ONLINE CONF(研究支援)の仕事をお願いしたい」と言われていたのですが、私の父と弟が研究に携わっているので、研究界に貢献できるのも魅力に感じた点です。



学会運営システム『ONLINE CONF』とは

─『ONLINE CONF』とはどんなものですか?

『ONLINE CONF』(https://gakkai.online) は、学会の運営業務をシステム面からサポートするサービスです。

学会を成り立たせるためには、たくさんの運営業務があります。例えば、参加者への告知や受け付け、発表者の募集やプログラム構成といった事前準備。当日は、参加者受付や案内、学会をスムーズに進めるための進行管理。学会開催後には、アーカイブ配信をする場合もあります。

そういった一連の業務を、DXして効率的に進められるのが『ONLINE CONF』。学会ならではの特徴を取り込み、プロダクトとして開発していることが弊社の強みです。

─ なるほど!上田さんは具体的にどんな業務を担当しているのですか?

私が入社した当初は『ONLINE CONF』をリリースして3ヶ月くらいしか経っていなくて……ビジネスサイドの業務を行うのは私一人だったので、初期は広範囲に何でもやっていましたね。

ONLINE CONFのウェブページ作成から始まり、アクセス数を増やすための施策、広告運用も行いました。そこから興味を持ってくださったお客さんとの商談、導入後のサポートまで全てです。

最近は、学会さんのサポートや、プロダクトの改善業務を中心に行っています。

学会さんごとに異なるニーズをお持ちなので、使いやすいものにカスタマイズしてシステムをご提供しています。学会さんごとのリクエストに寄り添い、それを社内メンバーと一緒になって実現していくために、社内外をつなぐハブ役を担うのが、サポート担当の役割なんです。

また、お客さまから頂いたアンケートの回答からニーズを汲み取り、新しい機能の追加や改善をエンジニアやデザイナーと推進していくのも業務のひとつです。
リリースから約2年の間に新規機能の追加も含め1,000件以上の改善を行なっています。

─ 一緒に働くチームの雰囲気はいかがですか?

AGRI SMILEのエンジニアやデザイナーは、主体的に調べたり学んだりして、業務に取り組むメンバーが多いです。
学会さんのご要望を「どうしたら実現できるか」にみんな目線が向いていて、それぞれの立場からどう貢献できるかを、建設的に議論できる所がすごく好きですね。

このサービスは、エンジニア、デザイナー、パート社員や業務委託メンバー、インターンも含め現在20名弱が関わり合いながら、一緒にお仕事を進めています。

─ 熱心なメンバーが揃っているんですね!このお仕事でやりがいや魅力を感じるのはどんな部分ですか?

熱心にフィードバックしてくださる研究者の方が多いので、生の声をたくさん聞ける点です。

「これまで使ったシステムの中で一番良かった」という声を頂いたり、準備期間からずっと一緒に進めてきた先生から「ありがとう」と言っていただけたりすると、頑張ってよかったなと感じます。

それから、頂いた声をチーム一丸となって取り込みながら、プロダクトがどんどん進化していくのを見られるのも、楽しい部分ですね。

─お客さんと接するポジションならではの魅力ですね!逆に大変だと思うのはどんな部分ですか?

学会開催日に確実に間に合わせるため、たくさんのタスク管理をしなければならないところです。同時に複数の学会を、漏れなく進行しなければならないのは、大変な点です。
このお仕事は、マルチタスクに対応することとコミュニケーションスキルがすごく大切だと感じます。
研究者の方や学会さんをどれだけ気遣えるか、力になりたいという姿勢で仕事ができるか。また、研究者の方のご要望を汲み取った上で、社内メンバーが理解しやすいように伝える。
それぞれの立場になってコミュニケーションを取れる方が、活躍できる仕事だと思います。

─研究支援事業部では農業や研究に関する知見は必須でしょうか?

もちろんあれば強みになりますが、必須ではありません。自分の知らないことや新しいことに興味を持てる方であれば、入社いただいてから覚えていけるので、現時点では詳しくなくても大丈夫だと思います。


研究支援を通して目指す『農業界の発展』

─農業界の発展を支援するAGRI SMILEが研究者の支援も行う理由を教えてください。

農業を持続可能な産業にしていくには、これまでの延長線上にある取り組みばかりやっていても、どこかで発展は止まってしまうはずです。

そこで必要になるのが、研究開発から生まれてくる「あっ」と思わせるイノベーション。農学の知見ももちろん必要ですが、他の学問分野の知見も取り入れていくことも重要だと考えています。

例えば医学なら、生き物を扱っている点で、農業と共通する部分があります。工学でいえば、畑を飛ぶドローンや自動運転のトラクターなど、農業におけるハードテックの領域に、工学を取り入れることも、今後さらに加速したらいいなと思います。

私たちAGRI SMILEとしては、『ONLINE CONF』を通じて、様々な学問分野にいる研究者の方々と接点を作り、色々な力を農業に活かしていくことが目標ですね。

社内表彰でMVP受賞!

─社内制度でMVPを受賞されたとのことですが、その時のお話を聞かせてください。

上半期・下半期・年間という3つの区分で、個人MVPとチームMVPを社員の多数決によって選ぶ表彰制度があるんです。昨年4期に、個人MVPとチームMVPをダブル受賞させていただくことができました。


─ダブル受賞とは素晴らしい!お気持ちはいかがでしたか?

実はこの制度が始まってから初の受賞だったので、驚きましたが、すごく嬉しかったです!チームMVPとしてトロフィーを、個人MVPとして盾をもらい、盾はデスクに飾って日々の励みにしています。

授賞式で、父と弟からもらったメッセージがサプライズで流れて、すごく感動しました。エンジニアメンバーが「個人MVPが上田さんでよかった」と私以上に喜んでくれたのも、印象的でした。

余談ですが、AGRI SMILEのメンバーは、社内イベントなどで行われるゲームやクイズに本気で挑む人が多いんです。企画側も負けじと頑張るので、毎回レベルが上がってきています(笑)。仕事も遊びも本気なのがAGRI SMILEの魅力ですね。

─素敵なエピソードですね。最後に今後の展望を教えてください。

もっと多くの研究者の力になれるよう『ONLINE CONF』をより使いやすい価格でもご提供していきたいです。サービスを広めることに協力してくれるパートナー企業さんと、アライアンスを結んでいくことも考えています。

また「テクノロジーによって、産地とともに農業の未来をつくる」には、研究者と生産者の方の物理的・心理的な距離を縮めることも必要ですね。両者が歩み寄ることで、より良いものが生まれると思うので、そこを繋げる新たなプロダクトやサービスも作っていきたいです。

─上田さん、素敵なお話をたくさんありがとうございました!また、読者の方も最後までご覧くださり、誠にありがとうございました。AGRI SMILEにご興味をお持ち頂けた際は、エントリーを心よりお待ちしております。

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