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【卒業INTERVIEW】Another Rebirth Story HAYATO―1000万の器を求める追求者がリバースラボに残した≪文化≫―
2019年9月にリバースラボを卒業した営業本部 山崎勇人課長。
高い熱量と突進力、独特な表現など、個性的なキャラが多い中でも群を抜く個性の持ち主です。
3Backsに在籍する4年間で、彼が築いたものはリバースラボの≪文化≫でした。
セカンドキャリアを歩みはじめた、その後ろ姿に贈る卒業INTERVIEWです。
泡となって消えた4年間
・35年という歳月において、最大の挫折は何だと思いますか?
ふたつあります。ひとつめが大学を2留して、卒業後も就職浪人を2年ほどしたのですが、その4年間、半ニートみたいな生活をしていたこと。公務員試験を受けるというもっともらしい理由をつけていましたが、実際は何もしていませんでした。
ふたつめが、さまざまな情報商材などに手を出し、30歳にして借金を400万近く背負ったことですね。
・それらの失敗が、人生において糧になった部分はありますか?
今となっては、すべての失敗が糧です。
・3Backsに入社した経緯を教えてください。
29歳の時に、投資スクールの営業を通して三浦代表と出会いました。その2年後に3Backsへの入社を打診されました。
・入社を決意する決め手となったものは何ですか?
決め手というよりも、そもそもやるしかなかったんです。
冒頭で話したように借金を抱えていたので、とにかく稼がないといけない、努力しないといけなかった。そのタイミングでたまたま三浦代表から声をかけられたから入社した、それだけです。
だから別の会社の人から声をかけられていたら、そちらに行っていたかもしれないですね。結果的には、ここでよかったですが。
・9月に退職を迎えましたが、3Backsに在籍していた年数を教えてください。
4年3か月ですね。
・入社する前の自分を、どのように分析していますか?
現実逃避ばかりしていました。今やらなくてもなんとかなるだろう、どうにかなるだろうと、将来に対して悪い≪期待≫がありました。
だから、今に真剣に向き合うことができない。何かきついことがあったら、手を抜きますし、すぐ諦めます。4年間、半ニートをして、まともな人間になりたいと決意して勤めた会社も、ふたつめの会社も、個人事業主をやっていた時も、その逃避癖が原因となってすべてうまくいきませんでした。
・入社前の自分と比較して、一番変わったなと思うところはどのようなところですか?
自分のツケは、自分で返すってところですね。
借金をして、人生どうにでもなれと現実逃避していた僕が、自分としっかり向き合って自力で返済をした。課題を克服して、自立した人間になったことについては、ひとつの自信になっています。
リバースラボという文化
・リバースラボが本格始動する前から、営業本部メンバーとしてプロジェクトに関わっていましたね。営業コースでは高いスキルを身につけることができますが、その秘訣はどこにあると思いますか?
リバースラボにジョインした研修生たちは、メディアの受託契約業務などの実務に就きますが、これが教育商材として最強なんです。簡単に実績がつきやすい。
・どのような点が優れているのでしょうか?
営業力をのばすために何をするのが一番効果的なのかを考えた時、いろいろな営業をやってきた僕の経験上、それは≪結果が出やすい営業≫をやることだと感じています。
成長のためには、短期間で結果を出すこと、そして日々の振り返りをすることが大事なんです。ただ結果だけ出す、振り返りはしない、それでは身につくことはありません。かといって、どんなに振り返りをしても、結果が出ていないと、それは結局自信にならないんですよね。
そこで重要になってくるのが商談の件数です。普通の営業の場合、1か月でだいたい5件から10件です。不動産の場合は3件くらいが限界じゃないでしょうか。それが、ここの場合は1日にだいたい8件の商談ができます。25日出勤で換算すれば、1か月で200件もできるんですよ。1か月5件から10件、対200件、それは成長のスピードも違いますよ。
・リバースラボは明確な昇格基準が設けられていることが特徴であり、これが研修生のモチベーションにつながっています。この基準作りも大変だったと思いますが…。
そうですね。プロジェクトが立ち上がった当初は、基準がありませんでした。そのため、月間売り上げ100万達成、デイリーで10万達成と、僕が作った記録が結構あります。あ、初めてLEADERに昇格したのも自分ですね。
・本当に、さまざまな記録を打ち立てていますね。
とくに初めて100万を達成した時のことは、今でも覚えていますよ。会社が大きくなり、全国に展開していくためにもそれくらい売り上げを取ることができないときつい、それならばと覚悟を決めて臨んだら達成することができたんです。その瞬間、周りはもちろんですが、何より僕自身が「あ、本当にできるんだ」って驚いていました。
そこから研修生たちが、100万を目指すようになりました。僕がこれをできたから、そこを少しでも超えようという意識が生まれたんです。それが、いつしか当たり前のように定着していました。先人が樹立した記録を、後から入ってくる人たちが引き継ぎ目指していく…いつの間にかひとつの≪文化≫が生まれていたんです。そう考えると、偉そうではありますが…リバースラボにひとつの≪歴史≫を作ったという自負はありますね。
自負を手放す理由
・そのような自負があるのに、3Backsを退職しようと考えたのはなぜでしょう?
僕の4年間には、いくつかピークがあります。
まずは2015年12月、個人売り上げ100万を達成し、初のLEADER昇格を決めた時。
次が2016年7月に遠方の支局を立ち上げ、初の支局長に就任した時。
その次が2017年7月、SECTION MANAGER昇格を決めた時。
でも、ここからかなり低迷していったんです。
・それはなぜでしょうか?
SECTION MANAGERに昇格して年収600万、半年後には借金も返済して…これがひとつの完成形でした。「あー、やることやったなー」と自信にはなりましたが、そこから気持ちを維持できなくなったんです。まぁ、現状に満足していたので当然ですよね。低迷するはずです。
ただ、これくらいのことで成績を落とすのであれば、結局SECTION MANAGERの器じゃなかったってことなんですよ。勢いで掴んだラッキーな昇格だったことが証明された訳で。
このことに気づいた時はショックでした。だから、今度こそはちゃんと器を作っていきたいと考えて、もう一度SECTION MANAGERの年収である600万を目指すことにしました。といっても、今度は年収という長期目標ではなく、月単位に換算して、月収50万稼ぐという短期目標を設定しました。それに去年の12月から取り組みはじめ、そして今年の3月に一応達成することができました。
・目標を達成し、満足する部分があったと思いますが?
いえ、逆です。これでいいのだろうかという大きな疑問が湧きました。
3Backsにかれこれ4年いるので、感覚が麻痺していたというのか、わからなくなっていた部分がありました。達成できたのはここだったからじゃないか、最高の環境の中で何かを成しえたとしても、これは現状に甘えているだけで、他の会社では通じないのではないか、そう疑うようになっていたんです。
ここで初めて外に目を向けました。
・外に求めたものは何ですか?
年収1000万です。
ただ、年収1000万がほしいという訳ではなく、…いや欲しいですが(笑)、自分自身が目指す人間性、そのわかりやすい指標が年収1000万でした。この金額を異なった環境で得ることによって、人間的な器が大きくなったことの証明になる、そう考えて昨年末頃に設定した金額です。
・それでも3Backsを去ることで、失うものも多いと思います。恐怖はありませんか?
あります。メチャメチャありますよ、当然じゃないですか。積み上げてきた年収と、信頼とか実績とか、何もない状態で勝負するってところは、恐怖以外の何ものでもないですよね。
でも、どこにでも通用する≪器≫になるためには、ある程度捨てるものを捨てていかないと、ステップアップはできないですよ、きっと。だから怖いですけど、正直怖さ5割、楽しみ5割でもあるんです。
・それは、ここで残した実績に自信があるから、ということでしょうか?
そうです。そこが楽しみなんですよ。僕は三浦代表の下で働き、そこそこ売り上げを取ることができる人間になりました。このミウライズムのノウハウは他の企業でもきっと通じる、そんな自信をつけさせてくれたのはやっぱり3Backs、そして三浦代表のおかげなんです。だから、メチャクチャ感謝しているんですよ。社員の中で、僕ほど3Backsに感謝している人間はいないと思っています。
※決起会終了後に、修了証を手に三浦代表と記念撮影。6年間という歳月、苦楽をともにしました。