ー貴社についてご紹介ください

弊社は、遊休不動産を活用したホテル運営のほか、AIを使った集客コンサルティング・マンスリーマンション型ホテルの運営を手掛けるベンチャー企業です。 ベンチャー志向の若手メンバーがこれまでにない高機能なホテルライフを提供しています。

ーWantedlyを利用する前は、貴社にどのような採用課題がありましたか？

人材マッチングが思うように成功しないこと。有効な情報発信手段を持っていなかったこと、の2つです。

安定志向の強さが魅力の福岡ですが、弊社が求めるターゲット層、例えばベンチャー志向の人材とはフィットしない部分があります。また、弊社は高パフォーマンスの採用活動を考えています。

ただ、自社ホームページには改良が必要で、納得いく情報発信ができていませんでした。特に、弊社の事業ドメインは「空間活用のビジネスモデル」です。マッチング精度を高めるためには、一言で「ホテル会社」と表現できない部分をいかに伝えるかを検討する必要がありました。

ーどのようなきっかけでWantedlyの活用することになりましたか？

Wantedlyには、能動的に仕事を探している若手が多い印象があります。学生でも「こういうベンチャーで働きたい」という意識を持っていると感じます。 ユーザー層と弊社が求める人材とがマッチしそう、広報としての効果が見込める、コスト感が良い、と考えWantedlyの導入を決定しました。

ーどのようにWantedlyを活用されていますか？

ミニマムプランを採用し、採用担当の私が1人で運用しています。掲載記事や写真は各部署で用意してもらっています。それぞれに担当するやり方は良いものですね。記事を書いている内に会社のことを改めて知ることができます。また、アルバイトスタッフと話すことで新鮮な情報に触れることもできます。写真を撮るときの雰囲気も楽しそうですよ。

募集は変則的に更新しています。2～3か月に一度の時もあれば、毎月一度の時もあります。ベンチャーならではの事業のスピード感もあり、それに則した更新です。PV数を稼いでいる記事をあえて残すこともありますよ。

掲載する写真は、アルバイト採用したカメラマンに撮影をお願いしています。リアルさが大事だと考え、月に2回メンバーの写真を撮ってもらっています。もちろん、社員・アルバイトは一緒です。応募者が「自分がこの中に入ったらどんな感じだろう」とイメージしやすい写真が一番ですね。

ーストーリーはどのように活用されていますか？

この一年間、毎週一本のペースでストーリーをアップしてきました。 弊社がWantedlyの運用で最も力を入れているのがストーリーです。募集を出しつつ、ストーリーで自社のカルチャーを知ってもらえると考えたからです。会社を考えるきっかけにもなるので、社員みんなでがんばって取り組んでいます。

掲載する記事は、部署の紹介や新人インタビュー、飲み会の様子などです。各部署にはストーリー全体のバランスを考えた記事内容をお願いしています。トップの写真はクリックしたくなるような写真・リアルタイムの写真をチョイスします。

ストーリー機能は使いやすいので、社内広報としても活用しています。ストーリーを更新したら、記事リンクを社内に発信します。社内で「いいね」を押しながら、全員が情報を把握できるのが魅力ですね。

ーカジュアル面談は活用されていますか？

はい。月1～2回程、オフィス見学のスタイルで行います。実際の施設を見てもらったり、複数の応募者と面談したりしながら進めています。もともと社内がカジュアルな雰囲気なので、オフィス内を移動中の社長・役員がふらっと面談に顔を出すこともありますよ。

ーWantedlyでの採用状況はいかがでしょうか。

Wantedlyを通じて、10名の採用に成功しました。新卒・中途・アルバイト合わせた人数で、新卒社員は総合職、中途社員はマーケ・経理・経営企画に所属しています。 入社の時点でやりたいことが明確になっていて、意識の高いメンバーと感じました。

ーWantedly経由で採用された方の活躍度合いはいかがですか？

全員、弊社に定着していると考えています。新卒者は内定者アルバイトとして既に働いています。他の媒体経由の方と比べ、積極的に関わっている印象です。

ーWantedlyにはどのような点に価値を感じていますか？

採用ツール＋宣伝広報ツールとして使えるところです。 更新を丁寧に頑張る程、時間や手間も増えていきます。けれどもWantedlyであれば、会社や働く人の様子、社風を伝えることができます。典型的な採用活動とは一線を画す自由なアプローチで、社内外に弊社を知ってもらえるんですよね。お互いに気負わないアプローチで、ミスマッチを減らせる印象を持ちました。

このような新しいスタイルをコスパ良く使えるのも魅力的です。月額固定制で好きなだけ更新できますし、継続して使っていこうと考えています。

更新を頑張る必要はありますが、それを補う効果が出るのがWantedlyの魅力だと感じています。もちろん、若手が欲しいというニーズにマッチしているとも思います。

ー今後Wantedlyにどのようなことを期待されますか？

スカウトやストーリー機能をはじめ、他社さんの活用事例をWantedly運営の方から定期的に伺いたいと思っています。また、Wantedlyと言えば関東に強いイメージがあるので、地方での知名度をあげていただけるようお願いしたいです。 弊社は2年目もストーリー投稿を続けていきます！自社ブランドとしても「Wantedlyを見てみてください」と言えるよう、社外にも伝わる記事を作成していきます。