―貴社について教えてください。
勝田様:弊社は、「3K」(きつい、汚い、危険)と言われる介護業界において、職場環境の改革に取り組んでいるソーシャルベンチャーです。
「まずは社員が幸せになり、その幸せをお客様や社会に“めぐらせる”」社名にはそんな想いが込められています。介護の仕事というと忙しいイメージを持たれますが、有給取得率91%、月の平均残業時間は5時間以内をキープしています。
―働きやすそうな会社ですね。Wantedly Adminの導入前、どのような採用課題があったのでしょうか?
勝田様:弊社には挑戦を応援し、大切にする文化が根付いており、手をあげて自ら物事を推進する人が活躍できる会社です。しかし、スキルや経験だけでマッチングされる他サービスや人材紹介ではこのようなカルチャーに合う人材にはなかなか出会うことができませんでした。
また、ティール組織を目指そうにも、異業種からの応募が少なく、多様性を担保することが難しいといった側面もありました。
―求めているような人材に出会えなかった、ということですね。
勝田様:はい。人材会社の担当者に紹介されて来られる候補者の中には、弊社のHP等に目を通していない方も多く、入社後に「社風が合わない」と2週間で辞めていくこともありました。こうした場合にかかる採用コストも採用課題の一つではありましたね。
そうは言っても、看護職・看護職など採用したいポジションによっては、ターゲットがインターネットやSNSを使い慣れていな場合もあり、紙面に情報を載せる採用サービスなど従来の手法を利用することもあります。
―Wantedly Adminで採用する方には、どのような特性があると感じられますか?
勝田様:ITリテラシーの高い、若い方が多いですね。それに、企業情報やストーリーをしっかり読み込み、弊社の理念や取り組みに共感してくださっていたり、「何をするか」「誰と働くか」といった点を大切にされている方が多いと感じます。
「人のために役立つ仕事がしたい、直接ありがとうといってもらえるような仕事がしたい」とトヨタ系SEから転職してきて、システム領域のみならず介護の現場で活躍してくれているような社員もいるんですよ。