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【viviON】「顧客満足度に貢献する組織に。目指すは”魅力的品質”」/品質管理チーム

各部署やチームではどんなことをしているのかをviviONスタッフのインタビューを通して紹介していく【部署紹介】の第9弾、開発部、品質管理チームです!

今回は、眞鍋秀之さんと佐藤雅也さんに伺ってきました!


お仕事内容を教えてください。

眞鍋:私が主にやっていることは、viviONが提供するサービスのシステムテストです。アプリcomipoやkoetoなどモバイルサービスも増えてきてサービス対象はどんどん拡大していっています。

内容で言えば、品質を引き上げ、より満足度の高いサービスをユーザーさんに提供するために、テストを通してサービスの改善箇所を洗い出しています。テスト計画を立ててから設計しそこからテストを実施するという一連の流れがあり、これらすべてをチームでやっています。

具体的には、案件が上がった際にまず仕様を理解して、そのうえでどのようなテストが必要なのか、どれくらいの工数がかかりそうかといった見積もりやスケジューリングをし、実際に実施するテストの中身を設計していき、その後テストを行います。

テストが終わった後は、どういった問題が起きたのかをエンジニアに報告し、それを修正いただいて、またこちらで確認する、ということを繰り返していきます。このテストに関してですが、自分の所属しているQAチームではシステムテストと呼ばれる人間が行うテストを担当しています。テストの目的や内容を決めるテスト設計をしそれに沿って実際にテストを実施しています。


佐藤:自分たちSETチーム(品質管理内の小さなチーム)では、QAチームで実施するテストのうち、システムで代用できるものプログラムを組むということをしており、それぞれ役割が異なっています。

たとえば、会員登録ページの名前の項目に、苗字、名前、ふりがなのテキストボックスがそれぞれある場合、ふりがなのテキストボックスにはひらがなのみ入力できカタカナ、漢字、記号は入力できない。生年月日の項目では、年はドロップダウンで選択、月日は手入力でき、ここに2月31日等の存在しない日付は入力できない。または入力された場合はエラーとなるような作りにする必要があります。

もし、存在しない日付けが入力できてしまうような会員登録ページがリリースされると、データベースというデータの塊にその情報が入った際に不都合が発生し、最悪の場合今までに登録されていたデータが失われてしまう可能性があるので、そういったことを回避するため、事前にテストが必要になってきます。

前述したような観点でテストをすると決め、常にその状態になるかを本来は眞鍋さんたちQAチームによって人の目や手で確認されていきます。

QAチームの方で実施しているテストを、プログラムを作ることで簡略化することが私の仕事です。たとえば、2人で見ていたものを、プログラムが実施することで1人でも対応可能にする。特定の時間やタイミングでのみ起こる不具合に対して、人間がやり続けることはリソース的に不可能なくらいのテストを繰り返すプログラムを作成し、それを動かし続けることで製品が正しく動き続けていることを確認するといったテストをしています。


—入社のきっかけを教えて下さい

眞鍋:今後のキャリアを考えた時に業務の幅を広げていきたいという想いがあり、それを実現できる場所を探しておりました。実は、この会社のDLsite等のサービスは面接を受けるときに知ったくらいでした(笑)。やっぱりキャリアのところ、業務の幅を広げたいっていう思いが強くviviONを選びました。

実際、テスト以外のところ、魅力的品質を向上させていくための取り組みだったりとか、そういったテスト以外のアプローチというところにも挑戦していけるっていうところもあるので、業務の幅を広げるというところは実際に実現できているかなと思っています。それに入社した時からチームの人数が少なく、いろいろと大変なこともありましたが、なにより学べることもたくさんありました。


佐藤:私は逆にサービスを知っているどころか、それこそユーザーでした(笑)。それに昔からエンタメの仕事をしたかったということもあります。前職も品質管理をしていたのですが、仕事をしているうちに、自分の使っている製品や好きなプロダクトならもっと楽しく仕事ができるのでは?と思い始め、4年ほどいた会社を、当時関わっていた新製品のリリースとともに退職し、エンタメの求人を探してたどり着いたという感じです。

なので、そういう経緯から新しい仕様を提案するにしても、お客様の立場に立って物事を考えられるので目線が近く、良い提案ができるので、モチベーションにも繋がっていますね。


―お仕事をされる中でどのようなところにやりがいを感じますか?

眞鍋:サービスの種類によってチームも異なり、それぞれ進め方や目指すべき方向も違います。それぞれに合わせたテストのアプローチをするので、どのように適切なアプローチをするか模索しながらやることが大変なところでもありやりがいにもなっています。開発の方でもテストをやっている場合もあればやっていない場合もあるので、そうした状況の違いによって戦略やテストの粒度を考えながらやっていくことがやりがいです。

佐藤:私は品質管理の仕事をやっている中で一番嬉しいのは、製品のベータ版に最初に触れられることだと思っています。変わったデザインなどにいち早く触れて、バグを見つけられると嬉しいですしやっていて面白いです(笑)


品質管理の方独自の感覚かもしれないですね(笑)では、品質管理の仕事をするうえで感じるviviONの魅力を教えてください。

眞鍋:先ほども申しましたが、品質管理としてもどんどん新しいこと、やってみたいことを提案してチャレンジしていける環境にあるところが魅力です。不具合について分析をするなど品質管理としてテスト以外にもやれることがあると思っています。そうした取り組みによって、テストのプロセスだけではなく開発のプロセスなど全体を含めた改善のやり方を模索していきたいです。

佐藤:品質管理全体として、「魅力的品質」というものを掲げています。「魅力的品質」を実現できれば、ユーザーさんが不便を感じないだけでなく、よりプラスの体験をしていただけると考えています。我々はユーザーさんの立場で物事を考えないといけない仕事です。そうした意識を持っていると、バグを報告することは勿論ですが「こういう機能があったらもっといいよね」という話も出てきます。そういうプラスαの提案を品質管理の中で揉んで、他チームの方に渡し仕様が通って本当に実装されたこともあります。自分の好きなプロダクトに自分が提案した仕様が搭載されたら嬉しいですし、品質管理から他チームへ提案できる環境であることは魅力です。


今後の目標を教えてください

眞鍋:「魅力的品質」に挑戦して顧客満足度の向上に貢献する組織になることが目標です。

また、品質に関しての高い意識を他チームにも持ってもらう必要があると思っています。そうしなければサービスの質がなかなかよくならないので、具体的にどういった取り組みをしていくべきか考えています。品質管理は横断的にいろいろなサービスに関わっているので、品質管理が中心となって顧客満足度向上のための土台作りを目指していきたいです。


佐藤:直近の目標は、品質管理内で抱えているプロダクトの全部のリグレッションテスト(前にテストしたものが変更後も正しく動くかを繰り返し実行して確認するテスト)を作るということです。現状、DLsiteの一部に関しては、そのテストが大体出来上がっており、これからそれを動かしていく予定です。

それが終わり次第、様々なサービス・アプリにも手を広げていきたいと思っています。品質管理自体ができて2年くらいで、SETチームに関しては発足してちょうど1年なので、いろいろと試行錯誤しながらもっと手広くいろいろなものの自動テストをしたいと思っています。それができると、リソース不足が解消されますし、製品がきちんと動いていることを担保できる点でユーザー様にもポジティブな影響を及ぼせます。顧客満足度にも直結してくるところだと思うので、頑張っていきたいです。


品質管理
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「ユーザーとクリエイターが楽しみながら、幸せに生きていける社会にする」 私たちは、クリエイターの皆様とユーザーの皆様の架け橋となり、 日本が誇る文化を国内外に発信し、夢と感動をお届けすることで、 viviONに関わる全ての人々を幸せにし、世の中に貢献します。 2022年度のグループ総売上高は454億円を突破しました。 ご利用ユーザー数1,208万人、お取り扱い作品数165万作品、お取引クリエイター・法人数は10.6万と皆様に支えられ、事業を拡大してきました。 さらなる成長のために、電子コミックサービス「comipo」、クリエイター向けサービス「GENSEKI」、紙書籍出版レーベル「viviON THOTH」、VTuberプロダクション「あおぎり高校」など、新規サービスやコンテンツの企画・開発に積極的に取り組んでいます。
株式会社viviON




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