失敗しても終わりじゃない。意思があれば、もう一度挑戦できる。
これは、僕が入社1年目の時に体験した、悔しくも大きな学びになった出来事です。
「任せられない」と言われた日
入社して最初に取り組むのが新規のご接客。
ただ、他のメンバーが一定の成果を出せるようになっていく時期を大きく過ぎても、なかなか結果を出すことができず、上司からついにこう言われました。
「今の雅巳(まさみ)には、このまま新規のご接客は任せられない」
お客様と真っ直ぐ向き合うことができず、ただのイエスマンになっていた。
プランナーとしての提案力が足りていないことは自分でも痛感していました。
その言葉をかけられた瞬間、情けなさと悔しさでいっぱいになりました。
でも、同時に上司からもう一つの言葉ももらいました。
「雅巳の強みは、相手のために全力で自分の時間や力を惜しみなく使えるところだよね。それは社内のメンバーとのやりとりでも強く感じている。だったら、今は新規接客で貢献できない分、プランニング(結婚式)を誰よりもやってみないか?」
悔しさは消えなかったけれど、自分にできることを全力でやろうと腹をくくりました。
死に物狂いでやり切ったプランニング
新規接客から外れた僕は、プランニングに徹底的に取り組むことにしました。
特に印象に残っているのは、9月に担当した9組の結婚式です。
通常は月3〜5組を担当するのが平均的ですが、その倍近い件数を任せていただき、
目まぐるしい業務量の中でしたが、死に物狂いでやり切りました。
大きなミスやクレームなく終えることができたことは、自分にとって非常に大きな自信になりました。
ただがむしゃらにやるのではなく、効率よく業務を進めている先輩に「資料整理の方法」や「会場との情報共有のタイミング」「お客様とのやりとりの工夫」を積極的に学びにいきました。
受け身ではなく、自分から掴みにいったからこそ、成長を実感できたと思います。
誰に見られていなくても、挑戦を諦めなかった
接客から外れていた期間中も、新規接客の勉強会は随時開かれていました。
本来なら参加する必要はありませんでしたが、「また挑戦したい」という思いが消えることはなく、任意にも関わらず参加し続けました。
数カ月後、目標設定会議で「もう一度、新規接客に挑戦するか」という話があがりました。
驚いたのは、近くで働くメンバーだけでなく、離れた拠点のメンバーまでが僕の姿を見ていてくれたこと。
「任せられない」と言われた僕に、再挑戦の機会が巡ってきたのです。
この経験を通じて実感したスキナの魅力
この経験を通じて、僕が強く実感したことが2つあります。
1つ目は、失敗しても意思があれば再挑戦できること。
成果が出なければ終わり、という会社もあるかもしれません。
でもスキナは「やれないから終わり」ではなく、「だったらどう貢献するか」を問い続けます。
不器用でもかっこ悪くても、意思を持ってやり続ける人には、必ずもう一度チャンスが訪れます。
そしてもう1つは、仲間が本気でフィードバックをくれる環境があること。
ウチの仲間は、全力で応援してくれるし、同時に厳しい言葉も投げかけてくれます。
それは「同じチームの一員として、その人の人生に責任を持つ」というスタンスがあるから。
情けない自分を直視するのは苦しいけれど、仲間の言葉を受け止めることでしか本当の成長はないと思っています。
諦めずに意思を貫くことの価値
任せられないと言われた悔しさも、そこから逃げずに取り組んだ日々も、再挑戦の機会を掴んだ喜びも、全部が自分の財産になっています。
スキナには、不器用でも誠実に挑戦を続ける人を応援し、厳しくも温かくフィードバックしてくれる仲間がいます。
そして、諦めずに自分の意思を貫いたとき、その姿を認めて共に走ってくれる仲間がいる。
そんな環境で働けることを、僕は誇りに思っています。
▶ もっと話を聞いてみたい方へ
スキナでは、挑戦を諦めず意思を持って取り組むメンバーを全力で応援しています。
「自分の意思で未来を切り拓きたい」——そう思う方、ぜひ一度お話ししませんか?